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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ウタセ真鯛の釣り方と竿について)

ウタセ真鯛の釣り方と竿について

このQ&Aのポイント
  • ウタセ真鯛の釣り方と竿についてのご質問です。伊勢湾のウタセ真鯛について、釣り方や竿の選び方に悩んでいます。
  • 今まで胴調子の真鯛竿を使用してきましたが、先調子の竿の方がより効果的なのか疑問です。
  • また、活き餌を使用する場合は待つべきなのか、すぐに合わせるべきなのかも知りたいです。皆様のご意見をお聞かせください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • umemomi
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回答No.1

こんにちは。 私なりの経験で回答させて頂きます。 私も12年程のウタセ真鯛歴を持っています。 どちらか単純に言い切れるほど浅い釣りでは無いですが、船頭の言う事には大きな意味があります。 それは、フッキング率と取り込み率を上げる為、とりわけ大物の真鯛を掛けて取るには「向こうアワセ【的な】アワセ」が有効だという事です。 大物真鯛の口は御存知の通り石の様に硬く、歯は岩をも噛み砕く程の強靭ですが仮にそのような大物が差し餌を咥えたとします。 その時に素早く電撃的な合わせを入れたとしても、上顎や口先等の硬い部分には針掛かりはまず期待出来ません。 運良く吸い込み気味なタイミングで合わせを入れたとして喉に針掛かりしたとしても、鋭い歯でハリス切れを起こしてしまう事になります。 そこで「向こうアワセ」ですが真鯛も含め大抵の魚はしっかりと捕食した後、周りの仲間に餌を取られないようにと反転しその場を離れようとします。 この習性を利用して反転し逃走しようとする力でエビが口の中を滑るように移動し、最終的に口の横のチモトの部分(大物を取るにはここに針掛かりさせるのが重要との事です)に突き刺さりフッキングに至るという具合です。 回転スムーサー巻き仕掛けでお馴染みのユマックトレーディング社長・藤井さんも力説されるアワセ法で何度か実釣もご一緒させて頂きましたがさすがは名人、レクチャー通りチモト掛けで大物を何本も取られていました。 船頭さんだと理屈立てた説明が苦手で一言「向こうアワセ」となってしまう部分があるのかも知れませんが、対大物に針掛かりさせる場所までも計算されたアワセ法であるのも事実です。 私の経験上からも「即アタリ・即アワセ」という方が【?】の様な気がしますので、その辺りも踏まえてこれからもウタセ真鯛を楽しまれては如何でしょうか。 最後にオマケとして大物狙いの極意を一つ。 釈迦に説法ならすみません。 「10mクラスの捨て糸を使い、アベレージの棚より果敢に上棚を釣れ!」です。 前出の藤井さんは船中20~40cmのアベレージでも1クラスも2クラスも大物を狙って掛けます。 仕掛けの流し方や誘い方にも当然技術差はありますが、よく言われている事ですが「大物真鯛は群れの上に居る」のは間違い無く、オモリを這わせて仕掛けを操作し、誘うには「長い捨て糸を使うのが最良」との事です。 藤井さんは普通に10mやそれ以上の長さの捨て糸を取って、平然と周りのアベレージとは違うサイズを釣り上げます。 一度お試し下さい。 長文失礼しました。 では、良い釣りを!

eiko209
質問者

お礼

丁寧なご回答をいただき、ありがとうございました。 このところ釣り方に迷いが出ていましたがすっきりしました。 真鯛が反転して、その結果、口の横に鈎掛かりさせることが出来ると云う説明は本当に解り易いですね。 と云うことは、竿は今までの真鯛竿(ホワイトスピーダー300…錘負荷20~60号)でも構わないのでしょうか? ただ、私が毎日目を通している「中部地方の船釣り情報」(下記URL参照)などでも「先調子の竿」で「当り、即合わせ」と書かれると、ついふらふらとなってしまうのもご理解ください。 http://funaduri.livedoor.biz/archives/cat_34884.html 質問をもう一つ。 「オモリを這わせて仕掛けを操作し、誘うには長い捨て糸を使うのが最良」とのことですが、前段の【オモリを這わせて仕掛けを操作】とは、「錘をわざと海底につけて、糸ふけを出して仕掛けを操作して誘う」と云うことなのでしょうか? そうだとすると、10mと云う捨て糸の長さは、高い棚を探る他にも、糸ふけを自在に作ってより自然にエビが泳ぐことを演出する、更に真鯛が餌を咥えた時に違和感を感じないようにする効果もあるのかと思います。 ウタセ真鯛の仕掛けは船宿によって、捨て糸を長く指定するところと、極端に短く指定するところがあります。(因みに鳥羽安楽島「Z丸」は15cmと短く、同じ安楽島の「N丸」は長く指定してきます) 短い船は、軽い錘を、逆に長い船は、重めの錘を使わせるように感じていますが如何でしょうか? 勿論、錘は潮の速さで変わるものですが、Z丸の船長は完全フカセでよく釣っています。 まとまりが付かなくなってしまいましたが、よろしかったらご返答下さると幸いです。 この度は誠にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • umemomi
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回答No.3

三度の回答です。 ウタセ真鯛の為に随分遠くから来て頂いているのですね。 地元民として愛好家として大変嬉しく思います。 更なる御質問の件ですが、色々とウンチクをぶって説明させて頂きましたが結局は質問者が実践しておられる(2)の釣法こそが「おんばせ釣り」です。 ただ、件の10mクラスの捨て糸を使う事によって、より上の棚まで攻める事が出来るのが長い捨て糸を使う最大のメリットであります。 ここまで解説すれば後は「即アワセ」か「向こうアワセ」かのお悩みかと思いますが、完全にどちらかが正解と言う事は無いでしょう。 型狙いの私は藤井氏の影響もあり、即アワセという事はまずしませんが数・型、共に同船者の方達に水を空けられるという思いはした事がありません。 最後に、遠方からの釣行ですので行き帰りの運転には十分にお気を付け下さい。 楽しいウタセ真鯛で納得の1匹を揚げられる事をお祈りします。 では。

  • umemomi
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回答No.2

再び#1です。 御丁寧なお礼文ありがとうございました。 竿の件ですが感度と操作性重視と言う観点からもやはり一般的なウタセ真鯛竿の「先調子・ショートロッド(2.7m程度まで)」が好適なのは間違い無いですね。 今ご使用の竿でアタリが判るほど手に馴染んでらっしゃるとの事ですが、専用竿にした場合、今の感度が如何にか細く不明瞭だったかをきっと実感される事だと思います。 竿は日進月歩であり、ピンキリであり、好みでもありますが、ムーチング竿と感度重視の7:3竿ではその性能差は歴然としたものだと思います。 次に仕掛けの這わせ方ですが、「おんばせ釣法」や「とんばせ釣法」と言う仕掛けの流し方を聞いた事は無いでしょうか? 方言混じりで集落や釣り人によって微妙に呼び方が違うのですが、ウタセ真鯛釣りに不可欠な、仕掛けを潮の力で流して広範囲を探る+誘うという操作法です。 当然釣座や潮の状況によりますが釣座から手前に払い出されていく潮ではその潮流に仕掛けを乗せてよりプレッシャーの低い広範囲の魚を狙う事が出来ます。 潮の力で仕掛けを「飛ばす」から「とんばせ」 潮に仕掛けを背負わせるから「おんばせ」 語源には諸説あるようですが、要は潮に乗せて探る+誘う釣法がこれにあたります。 着底したオモリが道糸や仕掛けに受ける潮の抵抗によって斜めに張ります。(オモリが軽く引きずられる感じでもOK) 道糸が立ったら数m底を切ってまたゆっくり流すと仕掛けはさらに斜め方向に引っ張られながら、より遠くへ道糸と仕掛けが張られた状態で送り込む事が出来ます。 これが必要以上に重いオモリだと、オモリだけがその場に留まり道糸と仕掛けだけが象の腹の様に膨らんで引き出されて、最終的にはオモリに引っ張られて仕掛けが海底に張り付くように落ちてしまいます。 この釣法を試す時によくベラやチヌなどの底の魚が釣れてしまうのは捨て糸をしっかりと取っていないか、オモリが重すぎて底を切れない為に仕掛けが海底に落ちてこのような外道が多く掛かるようになります。 また道糸が張られていない為にアタリを取る事も困難になります。 適正なオモリと操作だと仕掛けは潮に乗せつつ、ノコギリの刃のようにジグザグと小刻みに遠くのポイントも探れるようになります。 アワセ方については、私は船の真下を釣っているような状況では本命らしきアタリが出たら少し道糸を送り込んだ後、穂先に重みが乗ったら「スーッと」聞きアワセるように竿を立てます。 そこで針掛かりの手応えがあればラインを巻き取りながら2度ほど追いアワセを入れます。 おんばせをして仕掛けを流している時はアタリを感じたらそのまま重みが乗るまで待ち、その後は先程よりは若干鋭くアワセの為に大きく竿を立てます。(たまに後ろにひっくり返らんばかりのアワセを入れてる人も見ますが) 一度釣具店などで「おんばせ」か「とんばせ」で、どんな風に釣るの? と聞いてみては如何でしょう? 仮にもしこの名前を知らないようだとウタセ真鯛の素人だと思いますので、この話が通じるお店や店員さんを目安にお店選びをされたら良いと思います。 何かの参考にでもなれば幸いです。

eiko209
質問者

お礼

再び丁寧なご回答をいただき誠にありがとうございました。 竿の件についてはよく判りました。 今度は2.7m以下の先調子竿で釣って見たいと思います。 「おんばせ」は確かに聞いたことがあります。 ご説明で何となく判るような気がしますが…実際のところは良く判っていません。今度、船長に聞いてみたいと思いますが、「おんばせ」の基本的な釣り方はどれなんでしょうか? 1.底をぐっと切って上の棚まで上げてから、潮に乗せて道糸を送りながら誘い、再び着底したら繰り返す。 2.底を切ったら、仕掛けが浮くのを潮に任せながら誘い、ある程度まで浮いて来たら、仕掛けを再び底に送り込む。 3.或いは、臨機応変に両方使い分けるのか 教えていただけたら幸いです。 2だと、底にいる餌取りにやられそうですね。 今までの私の釣り方はこうです。 仕掛けを落としオモリが着底します。糸ふけを取って底を切ると、仕掛けは潮の流れに流されて行きます。即ち、仕掛けがどんどん浮いて来るので、道糸をゆっくり(誘いを掛けながら)送ってやります。時々底を取りながら、水深の2倍から3倍位まで流していました。2の釣り方ですね。 長野県在住のため、鳥羽へは年に数回しか行けませんが、本当に趣のある、奥深い釣りだと思います。この釣りを知ったら、もうコマセマダイはする気になれません。伊勢湾周辺在住の方が羨ましい限りです。 この度は、貴重なアドバイスをいただき誠にありがとうございました。 心から感謝申し上げます。

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