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ベース初心者 sansamp bassdrive DI
ベース歴約1年の初心者なんですか、初心者でもsansamp bassdrive DIを使い始めても良いと思いますか? というのも、初心者はなるべくアン直で練習した方が上達出来ると聞いた事があって、少し不安なので聞いてみました。 また初心者がsansamp bassdrive DIを使うメリット・デメリットも教えてください。 使う主な理由としては 1)小さいアンプの音質、音圧の向上。スタジオでの練習。 2)ベースのイコライジングと軽い歪み効果。 3)ライブでのダイレクトボックス。 4)もし機会があれば、録音で使用。 宜しくお願いします。
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>初心者でもsansamp bassdrive DIを使い始めても良いと思いますか? まぁ、将来的に持ってて損する機材ではないので、 「そろそろ思い切って買ってしまうか!」 ってのは有りだと思います。 それはそれてとして、 >初心者はなるべくアン直で練習した方が上達出来ると聞いた事があって については、「アン直の方が上達する(アン直練習しないと上達しない)」というよりは、 『ベースというのは、アンプ調整方法の習得も演奏技術のうち』 『アンプ調整方法の習得は、いろいろなアンプでアン直音を直接試す経験積まないと、なかなか身に付かない』 ということから、「アン直練習もちゃんとやっとかないとダメだぞぉ」ということです。 だから、家で自前のベース弾いているだけでは、幅広いアンプ調整法は身に付かない・・・ってこともあり、でもまぁ普通はあちこちでライブやるくらいにならないと、なかなかそういう機会も無いしなぁ・・・というのが、ベース弾きの辛いところでもあるんですが。 (ギターも同じ事言えますけどね) >1)小さいアンプの音質、音圧の向上。スタジオでの練習。 2つに分けて 「小さいアンプの音質、音圧の向上」については、全く無意味とは言えないものの、あんまり意味はない。 音圧は、アンプ自体の性能以上は出ませんから、BassDriverD.I.でレベルを上げてもアンプの限界超えたら歪むだけ。 注意するべきは、音圧の点では『音が歪むと聴感上の音圧は上がる』ということ。そういう音作りもありですが、初心者だとついつい「音圧の高い音=歪んだ音」という『刷り込み』が起きがち(私もそういう時期がありました(^^ゞ) むずかしいとこですが、「そのアンプの正しい?音」を掴むという点では、スタジオ等でちょっと大きいアンプを、それこそアン直で使ってみないとわからない世界はあります。そういう点では、小型アンプとBassDriverD.I.だけでは限界はあると・・・そこんとこの自覚が有ればいいんですが。 「スタジオでの練習」については、スタジオのアンプのアン直音とBassDriverD.I.経由の音を両方試して、より良い音を模索する・・・という点では使い応えはあります。 ちょっと余談ですが、ベテランやプロでBassDriverD.I.を使う人でも、ライブなどではその時のアンプのコンディション次第で「今日はBassDriverD.I.は外してアン直で行こう」なんてこともありますからね。 >2)ベースのイコライジングと軽い歪み効果。 これは、まぁそういう用途の機材でもあるので、OKでしょう。 ただ、スタジオ等で大型アンプ使う時は、BassDriverD.I.側の調整とアンプ本体側の調整でどう音を作るか・・・というコンビネーションも「腕のうち」ってことになります。 また、人によってはBassDriverD.I.を純粋にエフェクタ(オーバードライブ)と見なして使いこなすこともあります。 BassDriverD.I.は、それだけ応用範囲が広い機材でもあるので、いろいろ研究してみて下さい。 >3)ライブでのダイレクトボックス これは基本的にはOKなんですが、ちゃんとPA設備がありオペレータも居てるライブハウスなんかなら、ベース屋がBassDriverD.I.持ってても、ハウス備え付けのD.I.に繋いでくれと言われることが普通です。 その場合は、D.I.の前にプリアンプとしてBassDriverD.I.を繋ぐケースが多いですね。なので、BassDriverD.I.単体での音作りの技が必要になってきます。 (この部分は(4)に関連) 機材も自分たちで確保するようなライブなら、もちろんD.I.として役立ちます。 >4)もし機会があれば、録音で使用。 と、ここでNo.1のご回答への御礼文読みましたが、BassDriverD.I.自体にはPC録音機能は全くありません。 なので、PC録音するなら、別途オーディオインターフェースが必要です。 オーディオインターフェースは、XLR端子のマイク入力が付いているものがお勧め。 BassDriverD.I.のXLR出力端子からオーディオインターフェースのXLRマイク入力端子に、XLRメス-XLRオスのマイクケーブルを使って接続します。これが、PAでも使う「D.I.BOXの正規の使い方」です。 ただ、BassDriverD.I.とオーディオインターフェースを使ってのPC録音は、BassDriverD.I.単体での音作りの勉強にはかなり役立ちます。これでいろいろとBassDriverD.I.の調整パターンを研究したら、ライブ時のPA送りの音を作るスキルは大いにアップしますので、3)の使い方で応用力が付きますから。 ということで、私はBassDriverD.I.をもたれること自体はお勧め。 ですが「アンプを使いこなすスキルアップ」の面では、必ずしも万能ではない点にだけはご注意を・・・ってとこですね。
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- kenta58e2
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これは、「アン直うんぬん」という話から(延長線上ではあるが)若干逸脱するんですが、 「初心者が、早めにいろいろエフェクタ等を使いすぎて陥りやすい失敗(談)」 としては、まずは『ピッキング技術の下手をエフェクタでごまかす癖が付く(かも)』というのがありますね。 例えば、音の粒や音質感が揃えられない・・・というのは、ベース屋的には非常によろしくないですが、コンプレッサや歪み系エフェクタを使うと、設定によっては音量差が減り、音質差も平坦になるので、自分の技術の甘さがいつまでも解決されないとか。 また、何かにつけてエフェクト(アンプのイコライザも含む)での音質調整に走ると、ピッキングや弾き位置による音色変化、表情の変化という技術が全く学べない・・・という弊害も有り得ます。 特に後者の方は、ベテランでもついついやってしまいがちな部分があるのですが(やっぱ、エフェクタで解決できたら雑なピッキングでも誤魔化し効くので楽だし(^^ゞ)、ただ、ベース本体から芯のある響きをうまく引っ張り出す技術というのは、簡単なようで結構難しいし、『愛器との長いつきあいが有ればこそ』会得できる部分もあったりしますので、『安定して良い生音を引っ張り出す練習』というのは、ベテランになってもたゆまぬ精進が必要な部分でもあります。 ベテランは、わかってズボラ噛ますのも本人次第で有りですが、そういうベテランのズボラを初心者が単純に(よくわかんないまま)真似すると、あとあと技術の壁に泣くというのは良くある話(私の話でもあったりしますが(^^ゞ) そして、同じ話の延長線上ですが、『アンプのコントロールによる音質変化とエフェクト等による音質変化の違いがわかんなくなる』という懸念も、あるっちゃあります。 その点では、小型アンプと歪み系エフェクタ(広い意味ではBassDriverD.I.もそのうち)で練習となると、下手すると陥りがちかもな・・・というところ。 しつこいですが、音自体はアンプ側とエフェクタ側の両方のコントロールで作り上げていくのですけども、アンプ側エフェクタ側両方をコチョコチョと触りまくっていると「この音を作る時、一番中心になるコントロールはどれなのか」なんて点が、わけわからなくなりがちです。 まぁ、「結果オーライ」ってのもまるっきりダメじゃないのですが、「何をどう触ったらどういう結果になるか」ということを、ある程度は(感覚的で良いので)『体系的』に身につけておかないと、ぶっちゃけ「現場でアンプが変わるたびに、毎回音作りに悩む」ということになってしまいます。 将来的に、いろいろな場所でライブなどするようになったら、『毎回音作りに悩む』ようでは命取りです(^^ゞ。プロならまだしも、アマでは現場でそんな時間的余裕は無いので、短時間で音が作れる技術が無いと、不本意な音で本番突入→めっちゃ後悔となりがち(これも私のことですが(^^ゞ) その意味で、「アン直での音の変化範囲」「BassDriverD.I.そのものの音の変化範囲」というものを、それぞれ体感的に理解して、「2つの変化範囲を組み合わせて音を作ってるんだ」という自覚の元に調整する・・・といったことができるようになっておく必要はあります。 要は、「今、上手くご機嫌な音できたけど、これは、どの調整がミソだったのか」ということがある程度きちんとわかること。 そのためには、普段からウニウニといろいろなコントロールを触ってみることが大事なのですが、その都度「何を触ったらどう音が変わるのか」を見極めながら操作すること。記憶に残らないくらいに「なんとなく~」的に触ってたら、わけわかんなくなって後で困りますよぉ・・・って感じですね。 そんなところは気をつけながら、音作りの妙を楽しんで下さい。
お礼
初心者にとって興味深い回答ありがとうございます。 これからベースを続けていく上で役立つ回答もあり、これから実践していきたいと思います。 やはり、今自分が1番練習しなければ所は、音の粒揃える技術とテンポの速い曲での指弾きなのでそこはしっかりエフェクターを踏まずにしっかり習得しようと思います。
>sansampで録音する場合はパソコンに何か他のソフトを入れる必要はあるのですか? 高価になりますが、 XLRマイク入力があるオーディオインターフェースを購入してPCに繋ぐひつようがあるでしょう。 録音ソフトはフリーソフトもありますが、 Sansには特別にDAWソフト類もついてこないような。。。 http://www.tech21nyc.com/products/sansamp/bassdriverdi.html 話が録音を主にすると、 予算に行き詰まることもあるだろうから、 他のアンプシミュレーターで安価に録音する方法も選択肢に入れた方がいいかもしれません。 とりあえず、 直接触って耳にしましたか? 録音はお金さえかければどうでもなるので、 ・Sansではないとダメなのか ・自分はどうしてもSans以外は考えられない を直接触って聴いて、 予算と相談することが先決でしょうね。 とりあえず楽器ショップにGo!です。
お礼
録音の方はまたしばらくしてから考えることにします。 追加の解答までしていただいてありがとうございます。
ベースソロではない限り、 バンドの中での埋もれない音作り、 他のパートと合わせるテクニック、 他のパートのリズムをガイドするテクニックが重要な役割ですので、 そのような音を自分で聴くこと、 他のパートに聴かせることにそのDIが役に立つのであればメリットはあるのではないでしょうか。 良い音を出せないボロアンプ直で練習することに時間を避けて、 録音を容易にして、 自分のベースの音をうまく引き出してくれるDI込みのセッティングの方が意味があるでしょうし、 アンプの特性を知るためにはDI無しで直で研究することはあっても、 「初心者はアンプ直で上達」も様々な条件が揃った上でのことでしょうね。
お礼
迅速な回答ありがとうございます。 やはり、自分の音を聞いて、弾いてて気づかなかった所を直していくのも必要ですよね。 あと、sansampで録音する場合はパソコンに何か他のソフトを入れる必要はあるのですか?それともsansampを買うと何かついてくるのですか? 初歩的な質問ですみません。
お礼
きめ細かい回答ありがとうございます。 自分は「アン直で練習した方が上達出来る」という意味を違う意味で解釈してたみたいです。アンプの音を設定するのもベースを上達させる意味では大事なんですね。 小さいアンプで音圧向上については、アンプには限界があるというのは自覚してたので音に太さ、厚みを加えるという面で使用したいと思います。 もしよろしければ、初心者が早い時期からsansamp bassdriver DI等のエフェクター、プリアンプを使うデメリット、悪い癖(これからベースをやっていく上で付いていしまう技術面やセッティングでの)もありましたら、教えていただけるとありがたいです。