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食堂車の高さが違う

お世話様です。 ブルートレイン「トワイライト・エクスプレス」「北斗星」の食堂車車両は、どうして他の車両に比べて屋根が低いのですか。でもなぜか「カシオペア」の食堂車は、他の車両と同じ高さです。ご教示下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • EF8195
  • ベストアンサー率44% (100/223)
回答No.3

「トワイライトエクスプレス」「北斗星」の食堂車は、電車特急(485系・489系)の食堂車を改造したものです。製造当時は寝台特急用ではなかったので、車体の高さが合わない訳です。これに対して、「カシオペア」の食堂車は編成単位で同時に製造されたので、車体の高さを揃えています(しかも2階建てですし)。 なぜ電車から改造したかと言うと、「トワイライトエクスプレス」「北斗星」運転開始の頃は、東京から九州・山陰方面への寝台特急で食堂車を営業しており、転用できる車両が無かったからです。一方、電車特急は1985年に最後まで残っていた北陸系統の列車で食堂車が廃止され、その車体が余剰になっていました。そこで国鉄民営化に際し、(青函トンネル開業後の)本州と北海道を結ぶ寝台特急用として、JR北海道・東日本・西日本の各社に3両ずつ引き取られました。後に「北斗星」増発(季節列車の定期化)の際には、国鉄清算事業団から不足する食堂車2両(JR北海道・東日本各1両)を購入しています。 その後、JR東日本持ちの「あさかぜ」(博多まで行く1号・4号)や「出雲」(旧1号・4号)が廃止された際に食堂車も余剰になりましたが(他の車両は一部が「あけぼの」等に転用)、「北斗星」に転用される事無く廃車されています(1両だけ尾久車両センターに留置されていますが)。

20000813
質問者

お礼

どうりで高さがちがうわけですね。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • tate1970
  • ベストアンサー率31% (18/58)
回答No.5

皆さんからの回答のようにあの食堂車車両だけが元々電車なのです。 北斗星などで使われているブルートレインは24系25形客車といい、 機関車に牽引されなければ走行できない車両、 食堂車のオリジナルは481系電車で自ら動力を持ち、自走できる車両です。 電車の車体は床下や屋根上に走行用の機器を搭載するスペースも要るので 車体限界一杯のサイズの寝台客車とは車体断面形状なども異なります。 ブルートレインオリジナルの食堂車(オシ24形)もありましたが そちらは車体形状は当然ながら一緒で編成美を損なわないのですが、 その車両が九州方面行のブルートレインから使われなくなった時期と、 北海道行きの寝台特急のデビュー時期が一致しなかったため、 当時余っていた電車用食堂車を改造してスシ24形として充てています。 その後、九州方面行き車両が余る事になりましたが、 JRも分社化された後ですし、食事場所、厨房設備なども古く、 さらには青函トンネル用の防災対策に耐寒耐雪装備なども必要で、 転用されることはありませんでした。 個人的にはオリジナルのオシ24だと統一感のある美しい編成になると思いますが、 スシ24が中間にアクセントとして入る現編成も嫌いではありません。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄24系客車
20000813
質問者

お礼

そうだったのですね。ありがとうございました。

  • linea13
  • ベストアンサー率18% (8/43)
回答No.4

北斗星の食堂車は余剰となっていた485系特急型電車の食堂車を転用したものである証拠?として以下の画像を比較してください。上のURLが485系のもので、下のURLが北斗星のものです。 485系: http://www.geocities.jp/iman13/homepage/Script/mk-jr4853Dsuperpano-slide.htm 北斗星: http://www.geocities.jp/iman13/homepage/Script/mk-hokuto213Dsuperpano-slide.htm それぞれのURLをクリックして編成の真ん中あたりの食堂車が現れたところで「STOP」ボタンでとめてください。微調整は左右の矢印で可能です。それぞれのブラウザをモニター画面の上下に配置して2つの画像を比較してください。屋根上の分散型クーラーなどは異なりますが、窓の配置や床下機器等はかなり似ています。他の編成を比較するのも良いですよ。

20000813
質問者

お礼

了解です。ありがとうございました。

回答No.2

元駅員です。 すぐに回答がつくと思ったのですがいませんね。 食堂車の高さが違うのは、この食堂車は元は電車でした。 485系だったかな。 それを客車に改造したのです。 なので高さが違います。 それから「カシオペア」はJR東が自力開発した唯一の客車です。 一編成しかありません。 同じように造られているので高さも同じです。

20000813
質問者

お礼

元電だったのですね。ありがとうございました。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.1

食堂車車両の屋根が低いのではなく、寝台車輌が天井高を稼ぐため、車輌限界ギリギリまで屋根を高くしている為です。 カシオペアは、新造時に高さを揃えたからです。

20000813
質問者

お礼

了解です。

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