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キーボードとシンセサイザー
キーボードとシンセサイザーの違いは質問履歴を拝見しておおまかにわかりました。ですが、キーボードとシンセサイザーの「音」の違いは何なのでしょう?というか、「これはキーボードの音」「こっちはシンセサイザーの音」という風に聞き分けができるものなのですか? 教えてください!
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まずは聴いていただきましょう。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/hirata-m/midi/allemande/allemande.html もちろんこれは生録ではなくMIDI音源によるものですが違いは充分に分かるものです。ここにあるのが代表的な鍵盤楽器で、すべてキーボードと言えるものです(シンセサイザーには作り付けの鍵盤を持たずコンピュータなどで制御するものもありますがこれはとりあえず扱わずにおきます)。 一番下のシンセサイザーは「音色合成機」であり「この音がシンセサイザー」という一つの音はありません。既存の楽器(鍵盤楽器以外でも)の音をシミュレートできるので、性能のいいものではシンセのシミュレーションか本来の楽器の音か区別できないケースもあるでしょう。また一方他の楽器で出せない音ならシンセサイザーと判断することもできます。リンク先のページで使われている音色は全く既存の音ではありません。 結局のところ鍵盤楽器全般をキーボードと呼び、鍵盤付きシンセサイザーもその中に含まれるのです。キーボードという言葉があまりに不注意に使われるようになったので混乱というか変な勘違いが広まったのです。 現実にはバンドの“キーボード奏者”はシンセサイザーを使うことが多く、それは便利であるからです。筐体が小さく一台でいろいろな音が出せるということが大きいでしょう。CDなどのメンバー紹介欄では「XX XXX : Keyboards」のように複数形で書くのが本来で、それは複数の鍵盤楽器を担当するからです。 半分おもちゃのようなファミリーキーボード類以外は「キーボード」の名を冠した商品はないはずです。シンセサイザーなら XX synthesizer XX のようになっています。 結局のところ、コンサートやリサイタル、ショーやステージを“ライヴ”と呼んだり、絵を“イラスト”と呼ぶようなことと同じことと考えます(英語と思って使うと誤解されることあり)。
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音の違いは明確にできません。聴き分けは絶対に出来るものではありません。 現在は楽器ではなくPCのソフトの音源もありますしサンプリングマシンも色々ありますので「音」からその出所を突き止めるのは困難です。 ただ、実際に音を出しているモノが何であれ音色を「マトリックス12のホーン」とか「DX7のエレピ」とか「プロフィット5のヘリの音」とか「ソリーナの厚いトコ」というように表現することはあります。
- kkds
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すいません、リンク先にうまくいかないのでもう一度・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89_(%E6%A5%BD%E5%99%A8)
- kkds
- ベストアンサー率74% (110/148)
キーボードというのは鍵盤楽器全般を言い、 シンセサイザーはキーボードの中の一部ということじゃないでしょうか? だから、ピアノもキーボードの中の一部なんじゃないでしょうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/キーボード_(楽器) 電子鍵盤楽器=キーボードといわれるのが多いだけであって、 厳密な定義はないはずです。 電気屋さんで「キーボード」という名前で売られているのは ライブなどでのリアルタイム演奏に特化されたもので、音色を選ぶだけですぐほしい音が出るという即戦力はあるものの、細かい音作りには向いていない。 シンセサイザーは細かい音作りができる。が、知識が必要の場合がある。 シンセサイザーも、いろいろな種類があって本物の楽器をサンプリング(録音)した音を使って合成しているもの、アナログシンセサイザーをシミュレートしたもの、デジタル回路で本物の楽器の波形に似せるもの、本物の楽器を物理的にシミュレートしたものなど様々です。 パソコン上で使える「ソフトウェアシンセ」というのもあります。 キーボードとして売られているものの中には、高機能シンセサイザーと同じ波形を持ったものも多く(YAMAHAのキーボードなんかそう)ので、聞き分けるとかは無意味なことだと思います。 キーボードには音源を持たないMIDI信号を送るだけの「MIDIキーボード」というものがあり(音楽制作で複数の音源をコントロールしたり演奏したりするためのもの。)、比べたり聞き分けたりっていうのは意味無いです。
- -oju-
- ベストアンサー率37% (11/29)
>「これはキーボードの音」「こっちはシンセサイザーの音」という風に聞き分けができるものなのですか? それを知りたい理由によって、回答を選ばなければいけません。 聞き分けられないのなら、キーボード(おそらくファミリーキーボードのようなものでしょう)で十分じゃないか。シンセサイザーではなく私はキーボードを使う(買う)よ。 という意味なのか、 なぜキーボードとシンセサイザーの住み分けがされているのか、純粋に知りたい。 のか。 シンセサイザーは特に(自由な)音作りに重点を置いた楽器です。 音楽をつくる際、音作りという側面もありますので、より深く音を追求していけるという意味でシンセサイザーが有用です。 演奏に重点を置くと、(鍵盤のタッチはともかくとして)キーボードは手軽で便利な楽器と言えます。 ・おおまかにピアノの音がすれば良い →キーボード ・ピアノの音だが、高音部分は少し軽く、低音は暗く、音が消えるまでの時間も好みに設定したい →シンセサイザー ・ピアノの音は、本物のピアノにしか出せないだろう →ピアノ(本物) と(ほんの一例ですが)、こだわりは人それぞれだと思います。 要は、聴き手ではなく使う側のこだわりだと言えそうです。
- -9L9-
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この音はシンセサイザーの音、ピアノの音、というようなことはあっても、「この音はキーボードの音」という言い方はしないでしょう。 キーボードとは鍵盤のこと、転じて鍵盤楽器全般のことです。ですから「この音色」というものはありませんし、音源のないものもあります。シンセサイザーもキーボードを備えていれば「キーボードの一種」と言われるのであって、そもそもキーボードとシンセサイザーは別物ではありません。 シンセサイザーは音声合成機のことですから、機種によってクセがあり、そのクセを聞き分けることはある程度可能かと思いますが、初期のアナログシンセサイザーと違って、現在のデジタル音源では生楽器音も出せるため、音色によってはシンセサイザーかどうかわからないこともあります。