分割投稿に該当して禁止に成るかは不明ですが 再書き込みします。
私見の内容は 識者は判っていても矛盾に突き当たるので不問として旧来の本をを踏襲なのだと思う。
※射出加熱筒の樹脂を溶解させるには加熱筒外周に電気ヒーターか熱媒体に依る熱源とスクリュー回転力の
剪断発熱でペレットまたはパウダーから流動状態に成る。当然だが熱源に近い接触面と遠い内部では受ける
熱量が違い温度差を生じる。加熱筒から出た樹脂の塊を温度センサーで測るも温度MAXが表示されるが最低の
温度と樹脂塊の平均温度と分布状態は全く調べるすべが無い。何を持って樹脂の溶解均一性を求めるべきか
識者に問いたい。現状は成形オペレータが溶解状態を自分なりの樹脂塊から判断して材料乾燥温度と乾燥時間
加熱筒温度・射出速度(段階制御)・スクリュー回転数・背圧・射出圧力(段階制御)・樹脂充填量・など
射出側条件でベストの流動樹脂とを作り出し 型締め側と金型の諸々の条件設定でモノ作りを行う。
成形から樹脂均一性の精査では成形品の分子量の低下チェックとか成形品をスライサーでカットし組織の
断片図をチェックの方法が有る。強度アップでガラス繊維入の分布状態見るが一般成形品では行われない。
※加熱筒で溶解された樹脂はスクリュー先端部に組み込まれた逆止弁がストッパーと成り金型に押し込む。
逆止弁は射出成形機で一番需要な役割を担います。溶解樹脂を押し込む弁が漏れ(逆流)では成形品には
成りません。主要部はリングと受けプレート方式が主流です。射出時に(樹脂押し込み時)筒型の
リングのシート面が受けプレートに押し付けられ加熱筒先端部に溜る(チャージの)樹脂を押し込む。
リングの閉作動は 各機械によりバラバラで有る。高温と高圧の過熱筒ではリング・プレート・先端ヘッドは
ダメージを受け 傷を生じリングの閉作動を阻害させる。リングがシールされるタイミングでは
射出開始・途中・終了 いつで有るかは機械毎に差異を生じる。先端溶解樹脂の後部への逆流量も違う。
再問い合わせの回答に成りませんが ご参考に。金型含めてはいずれかの機会に。
お礼
左側の御指南に感謝します。 有り難う御座います。