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ビデオメモリの容量が大きいと何に役立つの?
ノートPCを買おうと思っています。同じ価格帯のPCでもビデオメモリは機種によってかなり差があるんですね。 このビデオメモリが大きいとなんの役に立つのでしょうか? メディアプレーヤーや3Dゲームがスムーズに見れるとかいうことでしょうか?もし、これらをスムーズに見るとしたら最低どの程度のビデオメモリが必要なのでしょうか?
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解答順序を解答です。 Q/メディアプレーヤーや3Dゲームがスムーズに見れるとかいうことでしょうか? A/前者は基本的にはビデオメモリには関係しません。後者の3Dや2Dのグラフィックスには関係します。 Q/これらをスムーズに見るとしたら最低どの程度のビデオメモリが必要なのでしょうか? A/基本的に、2D(二次元/平面)のグラフィックスを表示するオフィス処理(ワープロなど)やDVDなど動画/静止画の再生などにはビデオメモリが最低で2MB以上あれば十分となります。これは、XGA(1024×768ドット)の表示に必要なビデオメモリが16bitカラー(2バイト)で 1024(横/x)×768(縦/y)×2(1ドットあたりの情報量/色数)=1,5MB となり、XGAの標準的な解像度下で色数65536色のハイカラー環境では1,5MBのビデオメモリがあれば、2D描画が最低限可能になるために2MBあれば十分になるのです。実用上では4MBもあれば、2Dは十分となります。 ちなみに、何故DVDなどの奥行きのある動画再生が2Dに分類されるかというと、単純にその場で描画するコンピュータグラフィックスではないためです。既に記録された映像を2Dの画面で表示しているだけで、コンピュータ上で複雑な描画データ(プログラミング)を処理するのとは異なるため、たとえ奥行きのあるDVDの動画映像でも2Dに分類されます。 3Dはあくまで、ゲームなどパソコンの内部でリアルタイムに合成される3D映像を指します。 ビデオメモリが多く必要になるのはあくまで、3D環境となります。何故かというと、奥行きの情報が加わるためです。3Dは縦(y)と横(x)、奥行き(z)の情報から構成されます。2Dでは奥行きがなく平面ですから、メモリは最小で済みますが、3Dを描画するには奥行きの情報が不可欠で、リアル(本物に近い)物をCGで作るにはより大量の奥行きデータ(Zバッファ)が必要となります。 基本的に、VGA(640×480ドット)で3D技術の描画をするのに必要なメモリは4MB以上となります。 XGAでは32MB以上のビデオメモリが必要な場合が多くなりますので、最新の3Dゲーム(ファイナルファンタジーなど)をする場合は、ビデオメモリは最低で32MB以上あるPCが必要となり、尚かつメインメモリ共有でないことが条件となります。 ついでに言えば、ビデオメモリはあくまで一度に処理できる描画データの最大値を決めるだけで、グラフィックスの処理速度を決める物ではありません。いくらビデオメモリが多くとも、メインとなるビデオチップ(グラフィックスアクセラレータ)の処理能力が遅ければ、扱えない3Dソフトも出てくるのでご注意ください。 ノートPCでは、3Dゲームをメインに使う場合はRADEON IGPやチップセット統合などのビデオチップは避けましょう。 基本的に使えるビデオチップは、Mobility Radeon 9600ProとGeforceFX Goを頂点に、RADEON9600までが、最新の3D技術対応でDirectX9/OpenGL2,0フル対応で当分3Dも大丈夫世代。(他にはXP4がある) 同9000がファイナルファンタジーの3Dも動作するDirectX8,1/OpenGL1,3フル対応で今の3Dなら十分、最悪でも最新3D処理は1年は快適かもしれないでしょう世代。 同7500とGeforceGOシリーズがDirectX7対応で定点処理のGPUとなりそこそこの3Dゲームは動作するが、今の最新3Dはちょっと正常動作がやばいかも世代。ファイナルファンタジーではメーカーの意図した画質にはなりませんよという領域です。 それ以外は、まあ最新3Dを売りにしたここ2年ぐらいの最新ゲームは避けるのが無難世代。特にチップセット統合、ビデオメモリをメインメモリと共有というのは、たとえいくらビデオメモリの容量が多くても、処理が遅いので3Dには不向き。(ゲーム機として買う場合は絶対に安くても避けるべき) となります。 いかがでしょう。
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- g_dori
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現状、ビデオメモリが大きいことで恩恵があるのは、ゲームをする場合と、頭のおかしい人が作った自作アプリやスクリーンセーバー等を使用した時くらいじゃないでしょうか。 こういうソフトを動かす可能性があるならば、多めのものを選択しておいた方が良い、という事になると思います。 下にもありますが、PhotoShop、イラストレーターは、全部メインメモリ依存で、ビデオメモリは使いません。 このほかにもMS-Officeは当然として、LightWaveとか、3DMax、Shade等の3D加工ソフトも、全部メインメモリ依存になります。 「3DだからVRAM」というのも、正確には間違いです。 #その証拠に、動作環境にVRAM容量に関する記述が無い、DirectXやOpenGLに関する記述も無い。 AGP転送は、下りは速いんですが、上りは極度に遅い特徴があります。 なので、2Dでも3Dでもビデオメモリ側で作業を行う場合は、基本的にメインメモリ→ビデオメモリへの一方向通信しか行いません。 「書き込み」と「読み込み」を伴う編集作業においては、ビデオメモリを使うと逆に遅くなりますので、作る側が考慮して使わないようにしています。 逆に、見た目が2Dでも、大半のゲームは内部が3Dで動いていたりします。(2Dの命令群が使い物にならないので) 普通は見た目じゃ区別できませんので、ゲーム全般をする可能性があるなら、それなりに良いものを購入しておいたほうが、後々融通が利くと思います。 尚、高性能ビデオチップを選択すれば、大容量ビデオメモリが付いてきます(低容量はサポートしていない)から、この際ビデオメモリに関しては忘れてください(笑)
- BRADTOS
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>イラストレータやフォトショップはいくらあっ >ても多すぎることはないですから。 上記のソフトがVRAMを占有することはないと思うのですが・・・ どっちも2Dですしね。 最近はどうなってるか知りませんが 表示しているもの意外はメインメモリに格納されていて たとえ1600x1200のような画像でもXGAで表示すれば No.#2の方の通り1.5MB、フルカラーなら3MBしか使わなかったと心得てます。 3Dはポリゴンのテクスチャ等画面に表示する可能性のあるものが 常にVRAMに格納されますので多いほうがメインメモリからの転送量が減って、 パフォーマンスが上がるはずです。 容量に比例して速くなるわけではないのですが 重いゲームをするときは違いがわかりやすいです。
- skoncho
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はじめまして。スコンチョといいます。(^_^) >>このビデオメモリが大きいとなんの役に立つのでしょうか? >>メディアプレーヤーや3Dゲームがスムーズに見れると >>かいうことでしょうか? おおむねその考えであってますよ。あと、僕の場合なら CGソフトやフォトレタッチが軽く使えると言うことが大き いですね。イラストレータやフォトショップはいくらあっ ても多すぎることはないですから。 >>これらをスムーズに見るとしたら最低どの程度のビデオ >>メモリが必要なのでしょうか? 先の方も書かれてますが、CPUやメインメモリ等、 様々構成パーツが影響しますから、一概にこれでいいとは言 いにくい質問です。 強いて言えば、今のハイエンドであろう64あればかなり のモノといえます。普通にアプリケーション(2D)重視で 使うなら8Mでも大丈夫でしょう。 もちろん、ゲームソフトも日々重いものが発売されてい ますので、どこまでいってもイタチごっこですけどね。(^_^;)
- renton
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VRAMが多いと、表示できる解像度と色数が増えたり、3Dゲームが比較的快適に動くようになるなどの利点があると思いますが、ノートの場合は液晶の性能の問題で解像度があまり出せなかったりします。 3Dの表示性能は、VRAMだけでなく、積んでいるチップの性能によっても違うので注意してください。 GeFoerceGOやMOBILITY RADEONなどは3Dの性能が高い方です。