結婚とトレード・オフ
現在における結婚という制度(特に民法上)は、男性サイドにとってとても不利なように感じます。その最たるものは離婚のおける厚生年金の分割や財産分与、また子供の親権(大抵は妻サイドに持っていかれる)、その他数をあげたらきりがありません。
ここで、「トレード・オフ」とは、相反する2つの関係があり、片方を選択するともう片方は犠牲になるということです。独身では、他人に気を使わないで済む、自分の資産や時間を自由に使うことができる、等のメリットが挙げられますが、結婚は親戚などの人間関係が複雑になる、責任や義務を負わされる、離婚リスクを負担しなければならない、とあまりにも不合理だと思います。ハイリスクを負うならハイリターンを追求するのが通常ですし、ローリスクしか負わないならばローリターンしか得られないのが普通です。どう考えても結婚はリスクとリターンが釣り合っていません。
我々のような30代男性の未婚率は42%と統計上あります(但し、年収600万だと3%に落ち込みますが)、また、男性の生涯未婚率は15%です。しかし、上記のことから、独身という選択がが最も合理的だと思いますし、未婚率は今後さらに上昇すると思っています。
何故、このようなハイリスク・ローリターンである結婚に対して、大抵は男性サイドからプロポーズをしてしまうのか?またどうして離婚は妻サイドから切り出すことが多いのか?説明がつきません。ならば最初から独身であれば、離婚もないですし余計なリスクを負わなくて良いのですが・・・
(※)結婚を選択した理由として、この人と一緒になりたい、自分を犠牲にしてもこの人なら一生歩んでいける等の曖昧で不確実な記述は不要です。