乳がんの病理診断結果と治療について
最初に長文、失礼いたします。
以下の乳がん組織診レポートを受けました。
Invasive ductal carcinoma, papillotubular carcinoma breast, Bt+
SNB, area=A, 0.40*0.40 cm, n(0/1,i-), margin close, NG(3), ER(8),
PgR(7), HER2(0), g f, ly0, v0, status:primary,UICC 7th:pT1a pN0 pM0
Stage 1A, Jap 17th:pT1a pN0 pM0 Stage 1
所見:切除術 Bt+SNB 15.0×17.0×3.0cm
腫瘍径:0.40×0.40cm、腫瘍径 in titu ca 含む:0.50×0.40cm
組織分類:invasive ductal carcinoma, papillotubular carcinoma
核異型スコア:2 核分裂スコア:3(12/10 HPF)、核グレード:3
ER:Allred PS 5 IS 3 TS 8 PgR:Allred PS 5 IS 2 TS 7
HER2:score 0, 強陽性:0% 中等度陽性:0% 弱陽性:3%
波及度:gf, リンパ管侵襲ly:0 静脈侵襲:v0
断端:皮膚側:- 深部側:close, 0.3mm inv #26, 側方:-, 乳頭側:-
in situ ca+、EIC -, 娘結節-, comedo +, 石灰化 -, リンパ球浸潤 +
リンパ節転移:合計(0/1,i-)
UICC 7版:pT1a pN0 pM0 Stage 1A 規約17版:pT1a pN0 pM0 Stage 1
A領域に異型乳管上皮が腺管状、乳頭腺状に間質に浸潤する、invasive ductal carcinoma,
papillotubular carcinoma が見られます。
papillary,comedo type のductal component が少量見られます。
質問
1. 術前、3つの病院で診察を受け、超音波エコー、MRIの結果などから、腫瘍の大きさは12mm~13mm、浸潤していない部分も含めると26mm、と、言われていました。3つの病院とも共通していました。ところが術後、「予想より小さなものだった」という結果をいただき、半信半疑でおります。ガンのすぐそばにもう1つ良性腫瘍がある、とも言われていたため、何か間違いが起きたのではないかと思うのですが、この診断結果を信じてよいのでしょうか?
2.術前、どの病院でもKi 50%、核グレード3であることから、術後の抗がん剤治療を勧められていましたが、この病理結果から、「必要ない」と言われ戸惑っています。本人は長かった髪の毛も切り、心の準備をしていました。医者からは抗がん剤治療をどうするか、よく考えて決めてくるように言われました。
断端の一部(深部側)が、非常に近かった(0.3mm)ようで、素人が結果を見た限りですが、放射線治療も受けたほうがいいように思えてきました。
果たしてどのような治療がベストなのでしょうか?
専門家のお考えを聞かせていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
お礼
先日、放射線治療科を受診し、先生に質問したところ、放射線科の先生の見解は、ホルモン受容体があるのでホルモン療法はした方がいい、とのことでした。乳腺外科の先生とも話し合ってみようと思います。 ありがとうございました。