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デジタル回路?アナログ回路?
アナログ回路とデジタル回路の違いというのは、 出力信号が時間によって滑らかに変化するのがアナログ回路、 出力信号が矩形波なのがデジタル回路 ということでいいのでしょうか。 また、フリップフロップ回路、全加算回路、積分(微分)回路 はアナログ信号と考えてよろしいのでしょうか。 おねがいします。 また、LSIや回路について、良いサイトがありましたら教えて頂けるとうれしいです。
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アナログ回路とは、信号の時間的な変化をアナログ的に連続的に捕らえて処理する回路で、デジタル回路では信号を二つのレベルに区別して扱う回路です。 デジタル回路では通常あるレベル以下の信号とそれ以上の信号の2つの区別しかしません。この境目になるレベルのことはスレッシュオルドレベルといいますが、このレベルよりも低ければ信号なし(0)として扱いこのレベルを超えれば信号あり(1)として扱います。デジタル回路はこのように信号のレベルは不連続で、たとえばスレッシュオルド電圧以下であれば、0で有ろうが2V(ボルト)であろうが0とみなされますが、アナログ回路では信号レベル0から連続的にすべての信号の変化が出力に影響します。基本的にどのような波形の信号を扱うかと言うこととは無関係ですが、一般的にアナログ回路で矩形波を扱うことを目的としたものは少なく、デジタル回路では一般的です。 フリップフロップ回路は入力・出力ともに0または1の入力/出力形態をとるので、デジタル回路といえます。全加算回路や微(積)分回路にはデジタル・アナログ両方の方法がありますので、一概には言えません。よく耳にする言葉にオペアンプという言葉あるかと思いますが、これは演算増幅器と和訳されるとおり、アナログの演算を行うために開発されたICですが、その用途は演算のみに限らず多岐にわたっています。また、一般にゲートIC(4000シリーズや74シリーズが有名?)などは基本的なデジタル回路の入ったICです。 とりあえずデジタルとアナログの一番大きな違いはその扱う入力・出力の形態が連続的であるか、あるレベルを境に2つの状態として扱われるかの違いです。したがってひとつのICでもアナログ部分とデジタル部分の二つのパートで構成されている物(コンパレーターなど)も有ります。 確かブルーバックスシリーズ(講談社刊)にこの点について非常にわかりやすく解説した本がありましたが、残念ながらタイトルを失念してしまいました。大きな書店に行けばブルーバックスのコーナーがあるので、探して見てはいかがでしょうか?
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- tnt
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レベルまでを問題にするのがアナログ回路、 1-0だけを問題にするのがデジタル回路です。 矩形波だとアナログですね。 また、フリップフロップはデジタルですが、 全加算、積分はどちらもありえます。 (オペアンプで作る回路なら、アナログです) 入出力を解析するときに、 1Vって、仮定するならアナログ、 HI-LOって仮定をするならデジタルだと 思って下さい。 ただし、PWMについては どちらとも言えません。 (high-LOのパルスの時間長が問題になるため)
お礼
tntさん、どうもありがとうございました。 これで疑問が解けました!
- taka113
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ちょっと違います。 矩形波はアナログ回路に分類されるべきだと思います。 デジタル回路というのは、デジタル信号すなわちHiとLoの2つの信号レベルしか持たない信号(データ)を扱う電子回路です。単なる矩形波は信号レベルが決まっていませんよね? よってフリップフロップ回路はデジタル、全加算回路と微積回路はアナログとなるはずです。
お礼
taka113さん、どうもありがとうございました。 なるほど、そういうことだったのですね。 参考になりました!
お礼
sailorさん、非常に詳しい説明ありがとうございました。 とてもわかりやすく勉強になりました!