No.2さんとは、まったく違う見解になりますが、中国はますます世界の中で存在感を増し、10年後にはアメリカ・EUに次ぐアジアの超大国になるでしょう。
GDPは、数年で日本を抜きます。現在の内需の拡大は、中国が過去10年で経済成長の波に乗ったため、沿岸部の一部だけが外貨を稼いで富を蓄積する段階から、内陸部にも金が回って国全体の消費が増えるトレンドになったことを意味しています。
そのうち人民元が自由化されれば、円がたどったように元高に突き進みますから、GDPの比較ではますます中国が元高によって大きくなり、日本は大きく離された3位に転落することは必至でしょう。
先進国にしても、中国の台頭に警戒はしていますが、この経済危機でも唯一経済が堅調なように、いたずらに敵対するよりもうまくつきあって、中国の経済成長に便乗して儲けさせてもらおうという考えです。
つまり、一部日本人の中に中国軽視論者がいますが、つまらないプライドにこだわって中国と距離を置けば置くほど、アメリカやEUに対中国貿易のおいしいところを持って行かれ、経済力でますます先進国と中国に置いていかれる悪循環にハマる可能性が高いです。
大前研一氏によれば、もともと極東の小さな島国である日本が、中国という巨大な国を相手にGDPで凌駕していたのは、4000年の歴史のうちここ100年に過ぎない異常事態だったので、それが通常に戻ったと捉えなおし、米中という2大国の関係のキャスティングボードを握る準大国として生き残る道を模索するのがベストだと考えます。
もう規模では張り合えませんが、技術と世界史でも特筆すべき近代史を経てきた日本は、他の分野でいくらでも世界をリードし、尊敬を勝ち取れる国になれるはずです。
お礼
私の感覚に近いですね、無視できない国だと思います 仲良くしといて損は無いと思いますが 国民性が今一分りません、何処でもそうですが、ピン、キリ 何でしょうけど、付き合うのは難しそうですね 返事有難うございました