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登山免許って?
常々不思議で、しょうがないのですが・・・? 登山って、最も危険なスポーツだと言われますが、 何故、免許制度が無いのか? 例えば、自動二輪では、1970年代の 交通事故多発で、免許制度の改正がされている。 いわゆる750cc免許云々・・・ ところが、登山に至っては、 極論すれば、許可さえ下りれば、エベレストにさえ、 ど素人が登山に行ける。 素人考えですが、標高1000メートル毎に 資格を必要とする。 必要な知識(気象、地形、アマチュア無線技士免許の取得 :3000メートル級は第3級アマチュア無線技士免許取得 必須:モールス信号送受信技術必須、服装・・・) を備えた者のみ、登山可能とする。 万が一のために、登山保険制度の創設、加入の必須。 「そこに、山があるから」 等と、趣味の延長、ツアー気分で危険について 私だけは大丈夫! その感覚が、大雪山系の事故の原因では。 これまでの犠牲者に報いるためにも、 いい加減、重い腰を上げ、制度を施行すべき! 情報、経験、知識、は十分過ぎる程、 蓄積されている。 個人の自己責任事故で、引っ張りだされる自衛隊も 内心たまらない。 登山者の方、ご意見を。
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- ribisi
- ベストアンサー率28% (247/864)
「キネマ旬報」誌がやっている「映画検定」のように、実現可能だとしたらせいぜいが例えば「山と渓谷」が「登山検定」をやるといった程度のことしかできないでしょうし、その実効性、有効性も高が知れていると思います。 現在有効性が高い規制としては群馬県谷川連峰と、富山県劔岳周辺における、積雪期を中心とした県条例による規制、および環境保護の観点から入山前の届出が義務づけれられている白神山地が相当すると思います。 また黒部川源流域では幕営が厳しく禁じられており、シーズン中は監視員による見回りと指導が行われています。北アルプスの登山道などでも、監視員、あるいは山小屋スタッフなどによる、登山道保護、高山植物保護を目的とした指導、注意などが行われています。 規制ということでは上高地や南アルプス北岳の広河原周辺の交通規制もありますね。結局、登山者に対して何らかの規制をするのであれば(免許というアイディアもこれに該当しますが)法的な裏づけが必要となるのですが、基本的にどうしても必要な事柄だけを法で規制し、それ以外は個人の自由を尊重するというのが今の民主主義の社会だと理解しています。 登山に本当に規制が必要ならば、国が一律に決めることはふさわしくないですから、地方自治体が条例という形で、特定の地域に関しては事前届出制ということにして縛りをかけるというのが現実的だと思います。登録・認定されたガイドをつけることを義務付けるといった入山制限もありえるでしょう。私としては極力自由に登れるようにして欲しいと思いますが。
- damedamens
- ベストアンサー率0% (0/2)
免許制になっても誰がそれを管理するの? って話ですね。 お役人方は天下り団体がまた一つ出来て喜ぶかもしれませんが。 今回の大雪山系の遭難事故はガイドの責任です。 ガイド3人のうち2人がこのコース未経験だと言うじゃないですか・・・。 ガイドするなら最低限そのコースを知っている必要があると思うのです。 未経験者であればツアー参加者と変わりありません。 ツアー参加者も参加者ですが、事前にこのコースや山について十分説明していなかった会社にも責任があります。 北海道の2000m級、平地より12度も気温が低く、一度天候が荒れれば生死に関わるというくらい登山をやっている人間なら誰でも分かると思います。 必要な防寒具、雨具があれば助かったのでは無いでしょうか。 個人的には夏山の避難小屋で凍死された方が信じられないです。 避難小屋の中まで入ってしまえば外の天候なんか関係無いのに・・・。 まぁその時点で低体温症を引き起こしていれば絶望的ですが。 免許制を導入するならNo1さんと同じく個人ではなく会社ごとに免許を発行すべき。
- amanda97
- ベストアンサー率21% (414/1953)
そんな免許制度作っても死ぬときゃ死にますから同じですよ 今回死亡した人たち全くの素人じゃなかったですから
- santana-3
- ベストアンサー率27% (3891/13901)
貴方の理論だと、海で泳ぐ人にも「水泳免許」が必要になって来ますが。
- hiroki0527
- ベストアンサー率22% (1101/4910)
登山者ではないけど 登山規制の話は昭和30年代頃から出ている話。 谷川岳で昭和30年代、大量死(S33:31、S34:32、S35:32 3年間で約100人! S37までで約360名 現在600近い死者)して群馬県が谷川岳登山規制条例作ろうとしたとき、登山界は大反対し、一回お流れになった。 でも結局大量死は収まらず、登山規制条例が作られた。 ただ・・・ 自動車免許だってそうだが免許所持したばかりでは「極論すればブレーキとアクセルの使い方をマスターした」レベルであって、実際には本物の交通で自分の命をかけて運転技術をマスターしていく。 でも更新時に実技しないから免許もって20年、運転歴0なんて山のようにいる。 こっちの方が無免許より遙かに危険なのに・・・。 たぶん登山免許作っても同じような事になる可能性は高いだろうし、今度は「登山免許が免罪符」になってしまうだろう。 また、誰がどういう風に免許基準を作るのかも非常に難しい。 こんなの役人や政治家には「絶対に基準が作れない」 日本山岳会でも作れるのかなあ? なので安易な免許制度は効果が疑問だがなんらかの制限は必要ではないかと思う。 ただし、守らせるには何らかの縛りが必要で、そういうものが無ければ「絵に描いた餅」になってしまうだろう。 なお、山岳ツアー会社およびガイドに対する資格問題の方が先だと思う。
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
大雪山系の事故に関してはツアーを企画した旅行会社に責任があると思います。 ツアーに同行した山岳ガイド3人のうち2人はツアーで企画したルートは初経験とのこと(ようは素人ガイド)。ツアー会社からガイドに対して「無理だと思ったらとにかく引き返せ」と指導していたこと。この指導は大間違いで、天候が荒れた場合は無理せずその場で天候の回復を待ち体力を温存するのが常識。 死亡した10人はハイキング程度の装備しかなかったとの話もあります。そういうチェックを怠ったのも旅行会社の責任。生還した人は冬山で着るようなジャケットを用意していたので体温の低下を防げたので生きて下山することができた。また、企画された登山コースはパンフレットでは「健脚な人向け」と紹介されていたようですが実際は上級者向け。 エベレストの登山許可についても登山計画書を提出して吟味された上で許可が出ます。吟味内容には装備その他諸々が含まれる。 免許制度にするのなら登山者に対してではなく企画して参加者を募集する企業や山岳ガイドに対してが先決でしょう。登山免許制にするのなら教習所に相当するモノが必要。免許制以前にガイド資格のガイドラインも明確にする必要もありますね。今回のような自称ガイドやツアー会社そのものが素人の集まりだと参加者全員の命が危険にさらされます。 「木を見て森を見ず」というか「葉を見て森を見ず」って感じで突出した悪い面の一角を見ただけで全てを把握したような狭い視野では正しい対処などできません。
お礼
たくさんの方の回答をいただき ありがとうございました。 必要最低限の、 山で生き延びる知識と技術の 正しい伝授を痛感します。