総理大臣の力
総理大臣は国務大臣をクビに出来る力があると思います。これは、色んな事を国務大臣に命令できるって事ですか?
総理大臣:おい麻生!コーラ買って来い!
財務大臣:えっ?どうして私が?コーラですか?
総理大臣:誰でもいいよ。キミにも部下が何人も居るだろ。誰かみつくろってソイツにパシらせれば良い。とにかく喉が渇いた。早よコーラ!
財務大臣:ご自身で買ってこられれば?
総理大臣:何だとコノヤロー!憲法68条により、お前は罷免だ!
財務大臣:お待ち下さい!それだけはお許しを!すぐコーラを買って参ります。
まー、コーラ買って来いの例は国務大臣の仕事とズレますが、文部科学大臣に小学校入学年齢を3歳に引き下げろとか、国土交通大臣に新潟本土と佐渡島の間に橋渡せとか、防衛大臣にゴルゴ13並のスナイパーを百人育てろとか、厚生労働大臣に医師国家試験を論述式にしろとか、クビを武器に好き勝手に命令できますよね?逆に言うと、総理大臣に何が出来ますか?偉くて強い権力を持っていて、国を変えたいならあらゆる職業の中で総理大臣がベストだというイメージがあるのですが、実は間違い?年収は4千万円くらいで、凄いといえば凄いですが、もっと儲けているリッチマンは他にいくらでも居そうです。
国務大臣をクビに出来ても、それだけで終われば「だから何?」って感じです。欲しいのは、自分の恣意・欲求を実らせる力、国を変える力、或いは変化・成果そのものです。ゆとり教育には反対意見もありましたが、既存の教育を変えて授業時間削減改革を成しました。これは、総理大臣が文科大臣にゆとり教育しろと、コーラ買って来い感覚で命令すれば実るのでしょうか?罷免権を武器にして色々と命令して、その下の官僚を動かして国を変える力を、総理大臣は持ってますよね?
お礼
なるほど、現在削除となっている146条に規定されていたのですね。 多分発動されたことはないと思いますが、なかなか刺激的な条文ですね。 ありがとうございました。