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映画「日の名残り」・・・ 結局両想いだったの?
アンソニー・ホプキンスが好きで、久々に深夜のTVで「日の名残り」を見たのですが、女性はホプキンスを愛してましたよね? ホプキンスは? 本当は好きだったけど仕事を選んだ素直じゃない不器用な人? ホプキンスがワインを持って、泣いてる彼女の部屋に言っても仕事の会話をしたのは悲しかったです・・・ その言葉を聞いて彼女は結婚に決心がついたのですかね? 「人は皆、人生に悔いがあります」というホプキンスの名台詞がなんとも・・・・ ラストのバスのシーンもなんとも名シーン。 奥が深い名作です。 時の経つのは寂しい・・・ 羊もいいけど執事もいいと思った29歳男より♪
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私もこの映画好きですねえ。 原作は、カズオ・イシグロさんですが、執事の世界を描いた原作は絶賛、映画も英国らしく、しっとりとした質感と、クールな演技の世界があいまってすばらしい映像美でした。 親子2代で執事に誇りを持っている姿は、その性格、人間形成にも、貫こうとする意志が刻まれてしまうのでしょうか。彼女の泣いている姿に、応えようとする方法論を持っていなかったと察しました。 また自分の父親の最後に立ち会う姿も、取り乱すことなく、見届けたあとも仕事に向かう姿は、レクターを思い出させるほどの冷静さ、でした。 彼女以外、実際、自分たちの周りでも、信頼していた他人に、励まされることも、また裏切られることもあるのが現実です。 とくに女性は、男性よりも、結婚や生活について、現実を見て判断することが多いのは、日本も外国も同じ、というと語弊があるでしょうか。 私は、ホプキンスとは一緒にならないことで、より印象深くなった作品です。ハッピーエンドは、ハリウッドにお任せしましょう。 以上、愚回答でした。