ボクシング界全体的に試合を組むのがハードになってきている中、
全国200有数のジムの中で、可能性のあるジムのうちの一つではないか、と思います。
選手の才能だけでいうなら、他のたくさんのジムにも世界に通用するレベルの高いボクサーは多数いるでしょう。
ただ、残念なことに、その多才な選手が世界戦のチャンスが訪れない中、なぜだか、宮田ジムにはチャンスが多いように見受けられます。
それは、ここ最近の宮田会長の様子から2つ理由があげられると思います。
1・ノンタイトルテレビ放送(CSのみ)をつけていた
2・世界レベルのマッチメイクをするコネクション
一つ目の理由の前に、まず、テレビについてですが、
テレビ放送がつけられると、スポンサーを集めやすいのですが、最近は日本タイトルも東洋太平洋タイトルマッチでもなかなかテレビが付きません。
日テレ・帝拳、TBS・協栄、フジ・三迫、テレ朝ワタナベ・ヨネクラ、東テレ・大橋が窓口になって、全国にあるジムの興行を取り次いでしょっちゅうやっていた時代がありましたが、
今は世界戦レベルにならないと、地上波放送にはなりません。
ついこの間、WBA・Sフライ級王者名城選手が富山選手とやった試合がありましたが、これも地上波がなく、CSのスカイAのみでした。
一ボクシングファンとして、非常に残念な時代です…。
その中で、ノンタイトルで試合を放送した、というのは大きい。CS-TBSのみの放送ですが、
宮田ジムは弱小ジムと言われているのに、チャンスの土壌を作っていると思います。
次に2つ目のマッチメイクのコネクションのはなしですが、
世界レベルのマッチメイクをしている人は
日本ではたった2人しかいないと言っていいでしょう。
一人が帝拳の本田会長。
そしてもう一人がWOWOWでおなじみのジョー小泉マッチメイカー。
ですが、宮田会長は、ホセ・スレイマンに会いに行っていたりと、
非常にアグレッシブですよね。
他のジムでは、日本で承認試合ができませんが、
横浜さくらのWBOアジア王者・木村隼人や、
良くも悪くも、海外で三男が試合をこなしている亀田兄弟など海外のパイプがあるジムは、ごく限られているようです。
それらを踏まえて、可能性は高い、と言っていいと思います。