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平板バッフルスピーカーについて。
色々と自作、購入と検討を重ねてきましたが平板型を自作しようと思います。 理由としては・・・・・ ・バックロードなどのように人工的に音を作りたくない、ユニットそのものの音を楽しみたい。 ・反射させる角度、壁によって得られる反射音がホールで聞くのと同じ方式になるのではないかと期待している。 ということです。 2つ書きましたが要するにユニットそのものの音を聞きたいし、収録された音に近いものを聞きたいと思っています。 平板のほかにもう一つ思いつきですが作ってみたいと思っています。 もし同じようなことをされたことのある方はアドバイスいただければと思います。 バッフルにする板の中心にユニットを取り付け、バッフル背面に足をつけてスピーカーを上向きにすると無指向性のような効果がでてくるのではないか・・・と思いつきですが・・・・。 自作サイトを見ても平板バッフルの形は紹介されているのですが、実際に作っていると言う人のサイトを見たことがないので実際の使用感についてまったく分かりません。 また理論上は板の中心に取り付けると逆位相で・・・と紹介されていますが実際は、壁もあるし床もあるし理論通りではないのでは?と思っているのですがその辺のこともお分かりの方がいましたらお願いします。
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- Yorkminster
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>> ユニットそのものの音を聞きたいし、収録された音に近いものを聞きたい // ドライバーそのものの音を聞きたいのなら、無限大バッフルもしくは超大型密閉箱(Qの上昇が無視できる程度の)を、無香室に置いて聞く他ありません。ふつうの部屋に置けば、ほぼ間違いなく間接音の方が多くなります。つまり、「部屋の音」を聞いているのであって、「ユニットそのものの音」とはいえません。 さもなくば、間接音が無視できる程度(ドライバーの正面10cmくらい)に近接して聞くことになります。要するに、ヘッドフォンと同じです。その意味で、スピーカーよりヘッドフォンの方が「収録された音に近いもの」を聞くことができます。 そのような理由から、レコーディングの際にはヘッドフォンとスピーカーを使い分けるのが一般的です。 >> バッフルにする板の中心にユニットを取り付け、バッフル背面に足をつけてスピーカーを上向きにすると無指向性のような効果がでてくるのではないか // なりません。 無指向性とは、文字通り「指向性がない」状態すなわち「全方位に均一に音圧を生じている状態」を意味します。 対して、ドライバーを上方向に向けただけでは、音は天井に向かってだけ放出されるので、なお指向性スピーカーであり、単に「ふつうとは違う向きに音が出ているだけ」です。 このような構造のスピーカーを「無指向性スピーカー」と宣って売っているメーカーがあり、一部の自作スピーカーでもそのようないい方をしているケースがありますが、以上の理由から正しい用語法とはいえません。 ドライバー1個を上向きに取り付けて「本当の意味での無指向性」を実現するなら、ドライバーの真上に球形ないし円錐形の拡散板をもうける必要があります。 もっとも、No.3, 4でnokata氏が指摘されている通り、常識的なドライバーはその正面軸上から30度程度の範囲で聞くことを想定して作られているので、たとえ拡散板を付けるにしても、音質面で特段のメリットがあるかどうかは疑問です。サイズ的にいってもテーブルみたいな工作物が部屋の中に鎮座することになるので、ビジュアル的にもかなり異様な光景になると思いますが... >> 理論上は板の中心に取り付けると逆位相で・・・と紹介されていますが実際は、壁もあるし床もあるし理論通りではないのでは?と思っているのですが // いまいち趣旨がつかめませんが、ど真ん中にドライバーをもってくるとバッフル効果の生じる周波数が近づくので、ピーク/ディップが大きくなります。 壁や床があることによって計算通りの結果が得られないことがあるのは、その通りです。 が、それは、「壁や床の影響を考慮せずに計算した」ことに原因があるだけです。無限大バッフル方式は、特に部屋の影響を受けやすい場合に当たるので、可能な限り部屋の音響特性も取り込んで設計・シミュレーションするべきでしょう。 どれだけ緻密にやっても理論と実践の間にズレがあるのは仕方ありませんが、当てずっぽうの出たとこ勝負だけで良い結果が得られるほど甘くもありません。 なお、いろいろ興味を持って質問されるのは結構ですが、過去のQ&Aの回答についても何らかのレスポンスを頂きたいところです。
- nokata
- ベストアンサー率27% (134/493)
No.3です。 平面バッフルでの試聴回答はは実験済みでの答えです。
- nokata
- ベストアンサー率27% (134/493)
[もう一つ思いつき]について、 おっしゃるような構造で聞くと理論上と同じ結果がでます。 部分的に正相、逆相が打ち消しあい違和感のある音になります。 また、スピーカーの真横から聞くことになりますので、スピーカーの一番不得意な方向から聞くことになり、歪が一番多いところで聞くことにもなります。周りの反射を考慮に入れても、結果的には最悪の音になります。一度お試しあれ。
お礼
そうですか・・・・。 実際におやりになったわけではないんですね?
平面バッフルは楽器と同じと考えて作った方が良いですよ。楽器は持ち方が悪いといい音がしません。バッフルも周辺をがっちり固定してしまうと響きが出なくなります。いろいろな周波数帯域で振動するようにわざと中心からずらしてつけます。また。後ろには、障子の桟のように補強を入れます。この時の升目もおなじ大きさにならないようにします。代表的なスピーカーではシーメンスのコアキシャルがあります。最低120センチ四方位の大きさが必要です。板厚は25ミリ、30×40位の補強材を入れます。足の位置は外側から内側に向かって、バッフルが響く位置をずらしながら探します。ピンポイントで浮かした方が良いですね。バッフルが響く様になるには、2~3ヶ月かりますから気長に鳴仕込む必要があります。バッフルは米松合板でも良いですが、集成材等の方が響きはきれいですよ。 スピーカーは、表から付けてください。背面の空気が抜けやすいように穴は広めにしたほうが良いです。スピーカーの固定の仕方によってもかなり音が変わります。また、スピーカーはJBLのLE8T等もならしやすいですね。本格的に作る前に小さなスピーカーで遊んでみてはてかがでしょうか。取り付け部分だけ板にして、発砲スチールのバッフルなんかもおもしろいかもしれませんよ。
お礼
私もうまくはないですが楽器はかじったことあります。 楽器のつくりや音波理論から言うと音と言う空気でそこらじゅうを揺らすことがいい楽器、いい音と言うことになるのではと考えています。 楽器演奏はモノラル(アナログとも)であってステレオで演奏(再生)しているわけではないですからね。 空気をいかにうまく響かせるか・・・・そこは大変ですね。
- ASIMOV
- ベストアンサー率41% (982/2351)
平板バッフルに向くユニットと向かないユニットが有ります カタログスペックにQ0(キューゼロ)という項目が有ります これが小さいと低音が出にくくなります こういうユニットはマグニットが大きく駆動力が大きいユニットです この駆動力を利用してバスレフやバックロードホーンを鳴らす訳です 例えば FOSTEXのFF165KはQ0が0.2です (http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=6055) このユニットは平面バッフルでは低音が出にくいが、バスレフやバックロードホーンに向いている DIATONEのP-610はQ0が0.8です (http://audio-heritage.jp/DIATONE/unit/p-610.html) これは平面バッフルでもそこそこ低音が出るが、バックロードホーンを駆動するには非力 という具合です
お礼
私の結論はヘッドホンが一番と言うものです。 そこは同じです。 言葉が悪かったかも知れませんが、「収録音」といったのは 収録後CDに焼き付ける段階での音ではなく「収録される音」と言う意味です。 その意味で、楽器を演奏する人は「ステレオで演奏しているのではなく、モノラルで演奏している」と思うのです。 しかし人間には両耳がありますから、結果的にホールの壁や天井に跳ね返ってステレオ(時にはサラウンドとして音を感じる)として聞こえると考えたんです。 ですので、一般家庭では不可能でしょうが、計算された空間でスピーカーを上向き(厳密には傾斜をつけますが)にして拡散させるほうが自然なのではないかと思い至りました。(楽器政策と同じことですね) この意味で「週録音を聞きたい」「上向きにして無志向性・・・」となりました。 そこまでの環境は不可能なので、スピーカを2つ(ステレオ)にして聞いているんだなぁと・・・・。 平面バッフルについて調べていますと平面製作者のほぼ全員(絶対数が少ないのですが)がそのようなコンセプトの元製作されていました。(私も質問時点ではそこまで調べられませんでした) 多くの製作者の方の意図として ・バッフルを可能な限り補強してユニットの振動の伝わりを広げない というものでバックロード式などとは根本的に違ったものでした。(当然ですが) また製作者のほとんどがバックロードなどは作為的に低音を創り出していることに不満を持っているようです。 と私と意見が同じです。 実際の感じ方は、ピーク/ディップは作為的に作られたスピーカーほど気にならないと言うものです。(バッフルの中心に取り付けておられる方もいましたし、そうでない方もいましたが) 無限大バッフルでないと・・・言われる方が多いですが、実際の使用感はそうでもないようです。やはり壁もあれば床もあるし、照明器具など反射・吸収してくれる(いいお音も悪い音も含めてですが)材料が数限りないからではないでしょうか。 音波に関する理論は間違っていないでしょう。(物理学的には正しいと今のところ証明されていますので)しかし、人間の五感までは計算できません。