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楽曲にインスパイアされた文学作品
質問するカテゴリについてかなり迷ったのですが…。 楽曲にインスパイアされて書かれた文学作品てありますよね。 …って私が例に挙げられるのは、吉本ばななの「満月」だけなんですが。 「満月」はマイク・オールドフィールドの「Moonlight Shadow」という曲にインスパイアされて書かれたものだと聞きました。 他にもそういう文学作品ってあるんでしょうか? またその反対に、文学作品からインスパイアされて作られた楽曲っていうのはどのくらいあるのでしょうか? 例えばLED ZEPPELINの「天国への階段」はJ.R.R.トールキンの「指輪物語」にインスパイアされて作られた曲だと聞いたことがあります。 そういった例をご存じの方、ぜひ教えて下さい。
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LED ZEPPELINのロバート・プラントがトールキンにインスパイアされて 詩を書いたと明言しているのは、 『ランブル・オン』です。 プラント自身が影響を受けているので他にもちらほら... 『天国への階段』は色々な要素が混ざっているようです。 『天国への階段』と言えば栗本薫(山川健一もですが 初期の頃の作品の最後にBGMを書いていました)や 白川道が同名の小説を書いています。 どちらもLED ZEPPELINの曲を思い浮かべて書いたそうですが 内容は曲の雰囲気とはあまり関係ありません。 ジェファーソン・エアプレインの『ホワイト・ラビット』は キャロルの『不思議の国のアリス』にインスパイアされた曲。 ピンク・フロイドのファーストアルバムのタイトル『THE PIPER AT THE GATES OF DAWN』は 『たのしい川辺』と言うイギリスの児童文学より。 好みによるのですが、ヘヴィ・メタルやプログレッシヴ・ロックには 沢山ありそうです。
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非常におもろしい且つ難しい質問ですね(^_^)。 と言うのは「文学作品にインスパイアされた音楽」と言うのは沢山あるはずで見聞きはするのですがなかなか記憶に残らず、又逆に「音楽にインスパイアされた文学作品」ってのも確かに沢山有りそうですが、私の場合交通事故並の偶然が無いとなかなか知り得ないからです(^^;)。 で、歯痒いながら皆さんの回答を興味深く拝見させて頂いておりましたが、やはり私も話しに加わりたく大したネタでは無いですが、と言うよりかなり質問から逸れてますが(^^;)、茶番をお許し下さい。 で、「音楽→文学」ではいきなり卑怯ですが(^^;)漫画をひとつ。 「20世紀少年」浦沢直樹 http://palettes.cool.ne.jp/manga/01-50/07_20/20.html インスパイアされたかどうかは知りませんが、タイトルはT.REX(マーク・ボラン)の「20th Century Boy」にちなんでいることは疑い無く、又この曲はストーリーには直接関係は無いもののある意味象徴になっています。 「文学→音楽」ではCamelのアルバム「The Snow Goose」はポール・ギャリコの「白雁(スノー・グース)」にモロにインスパイアされた作品で、アルバム一枚全部が物語りに沿って音楽化された組曲になってます。 又、その録音や当時のライブではロンドン・シンフォニー・オーケストラが参加すると言う、マイク・オールドフィールド同様このジャンル独特のド派手さもありました(^_^)。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102168028/qid=1048962433/sr=1-10/ref=sr_1_2_10/249-5992334-7427513 http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=146156&GOODS_SORT_CD=101
お礼
boitanoさんご回答ありがとうございます。 >で、「音楽→文学」ではいきなり卑怯ですが(^^;)漫画をひとつ。 卑怯なんてそんなー!とんでもない!!! そうですねマンガの方にまで広げるとけっこうたくさんありそうですね。 自分でもまた洗い直してみます。 浦沢直樹氏のマンガは大好きなのですが、「20世紀少年」は知りませんでした。 先程買い物に出たときに書店で探したのですが見つからなかったのでネットショップで注文したいと思います。 Camelの方も知りませんでした。聞き直してみます。 ずいぶん昔に1度聞いただけで疲れてしまい、埋もれているので…(^^; また何かありましたらよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
補足
boitanoさんへの補足欄をお借りして皆様に…。 質問をしてから1週間になるのでそろそろ締め切ろうかと思っていたのですが boitanoさんから新たにご回答をいただいたので、もうしばらく待ってみようと思います。 締めきりが少し先になりますがよろしくご了承下さい。 元々この質問をしたのは、某作家の盗作問題に端を発してまして 「インスパイア」と「盗作」の境目ってどのあたりなんだろう…と。 文学作品や学術文献等同士のことであれば、はっきり「盗作」ということになるのでしょうけれど 楽曲(歌詞)から文学作品、またはその逆っていうのはどうなんだろうなー、と思ったのです。 例に挙げた吉本ばなな氏の「ムーンライトシャドウ」ですが、文中に歌詞の状況がそのまま書かれている箇所もありました。 マイクオールド・フィールドの「Moonlight Shadow」が大好きだった私は、当時脳天気にも、吉本氏に 「マイク・オールドフィールドの『Moonlight Shadow』の世界そのままで嬉しかった」とファンレターを出しました(^^; そうしたら吉本氏からは「ありがとう、あれは私も一番好きな作品です」 という返事は来たものの、はたして私が書いた「『Moonlight Shadow』の世界そのまま」っていうのはほめ言葉として受け取られていたのかな…。とか最近思った次第です。 ただ、マイク・オールドフィールド自身はジョン・レノン殺害事件の当夜のニューヨークの状況にインスパイアされたと言ってまして…。 というわけで、他にそういった例―マンガでも結構です―ありましたら教えて下さいませ。
こんばんは そういった例って沢山有ったと思うのですが、 なかなかコレと言ったのが思い出せないですね~(スミマセン) まず文学作品からインスパイアされた楽曲ですが ●ケイト・ブッシュの「嵐が丘(Wuthering Heights)」 これはエミリー・ブロンテの有名な同名タイトルの小説から インスパイアされて作られた曲でしたね。 私自身、凄く好きな曲なのですが、 後にTV番組「恋のから騒ぎ」でこの曲が使われてしまい大変ショックでした(涙) ●ローリー・アンダーソンの「Language Is A Virus」 これはウィリアム・バロウズ氏の「ノヴァ急報」本書に出て来る一節と言うか 彼の「言語はウィルスだ」という言葉に感銘を受けて そのままのタイトルの曲を作っちゃったんですね。 反対に楽曲からの影響を受けた作品ですが ●殊能 将之さんの小説「ハサミ男」 これはXTCの「Scissor Man」がモチーフになっていて 著者が大のXTC好きと言う事も有ってか XTCファンにしか判らない様な記述がチラホラと見られて とっても楽しめる一冊です。 あと超有名な所では村上春樹さんの「ノルウェイの森」もそうでしたよね 少ししか思い出せなくて申し訳有りませんが、私もとても興味の有る質問だったので ちょこっとお邪魔させて戴きました。失礼致しました。。
お礼
lendglamさんご回答ありがとうございます。 お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。 >ケイト・ブッシュの「嵐が丘(Wuthering Heights)」 そうですね!これを忘れていました。私も大好きな曲です。 >ローリー・アンダーソンの「Language Is A Virus」 >殊能 将之さんの小説「ハサミ男」 両方知らない作品なのでぜひ読んでみたいと思います。 ありがとうございました!
- ele
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外れてたらごめんなさい。 山川 健一『瓶の中のメッセージ』はTHE POLICE の「MESSAGE IN A BOTTLE」 芦原 すなお『青春デンデケデケデケ』は THE VENTURES の 「PIPE LINE」 B・E・エリス『レス・ザン・ゼロ』は Elvis Costello の 「LESS THAN ZERO」(タイトルだけかも) 逆の例は LED ZEPPELIN の「モビー・ディック」はH・メルヴィル『白鯨』から THE SMITHS の 「セミテリー・ゲート」はO・ワイルド『ドリアン・グレイの画像』から(ちょっと無理があるかも) ううーん。牛の出番はありませんが(瓶がかすってる?)、こんなところでどうでしょうか?私の思い込みのところもあると思いますが…。(クラッシクならいっぱいありそうな気もします。)
お礼
eleさんご回答ありがとうございます。 お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。 『青春デンデケデケデケ』に関しては、由来についても聞いたことがあるのですが(eleさんの回答を見て思い出しました) 山川 健一『瓶の中のメッセージ』という作品は知りませんでした。 今度読んでみたいと思います。 ツェッペリンとTHE SMITHSの作品に関しても知りませんでしたー! ありがとうございました。
お礼
whitebirdさんご回答ありがとうございます。 お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。 トールキンにインスパイアされたのは『ランブル・オン』だったのですね。 20年以上前、ラルフ・バクシのアニメ版「指輪物語」が公開された時に ペーパームーンという雑誌で「天国への階段」は…という話が紹介されていたのです。 いろいろ紹介していただきありがとうございました。