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偏差値に過敏すぎない?
それなりに中堅レベル高校の教師ですが、ちょっと疑問なので。 勉学について、生徒の意識が高いのはいいことですが、 偏差値について、過敏な生徒が多い気がします。 「志望校の偏差値は56だが、54の自分は行けるのか?」 「あと偏差値が3足りないのだが、大丈夫か?」 こうした質問を受けることが多いんです。 私自身、偏差値は一種の水モノだと思っています。 誤差くらい発生するし、母集団の成績にもよるし、 山が当たった外れたとか、その日の体調とかで、 いくらでも変動すると思うんです。 偏差値で5以上の差があれば「キツいかな」と思いますが、 1や2くらいなら別に気になりません。 自分のときも「これくらい誤差誤差」と笑っていました。 そこで質問ですが、そこまで過敏に偏差値が気になるものでしょうか? 目標に1でも足りないと、どうしよう!と焦るものですか? 切羽詰ったように「大丈夫ですか!?大丈夫ですよね?」と詰め寄られると、 正直、ちょっと引いてしまいます。
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65以上の2~3程度は、標本が少ないですから毎回変わります。 しかし、55前後といえば、最も層が厚いです。 実際、偏差値55程度の生徒と58の生徒では、明らかに力が違いますね。 数学であれば、教科書の例題程度の問題でも、きちんとした答案を作れるかどうかに差が出ます。 受験では明かな差がつきます。 いくら競争倍率が下がったとは言え、受験というのは、 『何かの間違いで落ちる』はあっても、 『何かの間違いで受かる』はまずありません。 あたりまえです。 誰かが失敗したら次点の受験生が繰り上がるだけで、 同じ成績の人が代わりに間を飛び越えるわけではありませんから。 その観点に立てば、1足りないと言うのは、非常に大きな意味を持つことが理解できると思います。 ちなみに、偏差値50というのは真ん中、 ということは、偏差値50未満は、トーナメントで争われる高校総体で言えば、 『一回戦没』ということです。 標準偏差等々の資料をもとにすれば、その生徒の学力を、部活の競技能力に喩えたとき、 何回戦まで行けるレベルかなんてことも言えます。 そういった、身近な例に対比させることも、 偏差値という生徒にとっては得体の知れない資料を活用する上で 重要なのではないでしょうか。
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- zingaro
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質問者の書かれていること、理解できます。こちらのサイトを見ても、大学受験でも大学の評価でも、2、3程度の偏差値の違いをすごく大きく、真剣に考えていて驚くと同時に不思議で仕方ありません。 その程度の差なら外部からの大学評価も違いないですし。得意なところが出たとか、まだ勉強していないところが出題されたとかで違いも出てきますし。大学によって問題の傾向や難易度も違うし。模試は模試にすぎないのに・・・。 ペーパーテストの一発勝負しかなかった(つまり程度の差はあれ、受験勉強を受験生全員がしていた)一昔前の受験では、現役が伸びるのは直前だから模擬試験はもう行われていないので受験時の偏差値なんてわかんない、模試の偏差値がいくつであろうと、当日8割取れれば合格できる、くらいのノリだったのですが。(私の周りだけ?w) 大学受験が全体的に楽になったからかえって、落ちることに過敏になっているのでしょうか。
- number44
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過敏に気にしすぎる必要はありません. あれはあくまで目安なので,少なく見ても±3はテスト毎に変動します. 受験前の学生は特に敏感になっているので,それを正しく諭してあげることが教師の役目だと思いますので,頑張ってください.
お礼
そうですよね。 心理的なケアの一環だと思って、頑張ります。
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お礼
あまりお気楽すぎるのも問題ですが、 やはり私も同じように思います。 周囲の先生も、私に賛同してくれますが、 どうも生徒は心配で仕方ないようです。