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「バカの壁」から

 今日バカの壁を読んでいると「ホームレスがいるのは日本が仕事しなくても食べられる豊かな国になったからだ」と書いてありました。  確かに明治時代なら仕事をしなければ餓死するしかないので全国民が必死に働いたと思います。私が子供の頃は街には乞食がいましたし、親は「お前みたいなバカは乞食になるしかな無い。」とよく説教されたことを思い出します。豊かになった日本の姿がホームレスなのかと思うとこれまでの我々団塊の世代が頑張ってきたことは何だったのかと疑問に思います。  はたして日本は豊かになったから多くのホームレスや生活保護を抱えているのでしょうか?

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回答No.18

個人的には養老氏はとても好きなのですが、意識してか文の内容を投げっぱなしにされることが多いため、振り回されてしまう方が多いようですね。 No。16の回答の方の仰りたいことは解るのですが、専門家による厳密な議論を求めること自体に意味がないという事を養老氏は言っているのではないかと自分は理解しています。冒頭でも自分の本の内容を信じるなとしつこく書いてらっしゃいますし。 ホームレスの件に関しては若干言葉が足りない気がしますね。 これもあくまで自分の理解なのですが、「高度経済成長等を経て働かなくても食べれるように目指した結果がホームレスの増加につながる」というのは確かに当時はそう目標を立てていたのだと思いますが、あくまで目先の目標が「働かなくても食べていける」ということなのではないでしょうか。もちろん当時はそれ以上のことを考える余裕がなかったのかもしれませんが、現代においては「働かなくても食べてゆけるようになって、さてどうするのか」を考える時代なのだと思います。 あと、最近の若者が理解できないという言があったのですが、若者の持つパワーというものはいつの時代も矛先を求めるものでして、半世紀前はそれが戦争に、そのあとは復興とその力を存分に発揮する場があったのに対し、今はそれが見つけにくいというのがあるからなのかもしれません。歴史を考えるとそれら行き場をなくした若さは次の戦乱の引き金となる場合が多いのですが、現代においてはそのエネルギーをうまく解消させる方便として若者のオタク化が進んでいるのではないか、と考えたりもするのですが、実際のところはどうなのかはよくわかりません。 ただ、生きてきた世界が違うという意味では無理に理解しようとする必要はないのかもしれません。否定する必要もないでしょう。バカの壁というのは自分の考えが正しいと思った瞬間に生まれるものなのではないでしょうか。

papabeatles
質問者

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 回答ありがとうございます。 我々の時代は目の前に欲しいモノや目標がたくさんありましたね。 まるで馬ににんじんを見せるようにその目標に向かって一生懸命に働いて来たように思います。  バブルの時代まではそれで日本は成功だったのですがその後の時代になると突然目標が見えなくなったのが日本の姿だと思います。  私たちの若い頃も大人には理解されない生き方をたくさんしてきましたので、今の若者が私たちに理解できない生き方をしてもおかしくはありません。  「近頃の若い者は」「大人は分かってくれない」と何百年も昔から言われてきた言葉だそうです。  今私は経済的には発展した日本だから今度は農業を発展させて食糧自給率を高めたいなと思います。  

その他の回答 (17)

回答No.7

こんな簡単なことは問題でもパラドクスでもありません。 日本の豊かさと貧困層の増加は別の要因の話。 何を頑張ってきたのか疑問に思いたいのですよ。あなた方は。 全共闘運動の挫折と同じ幻想のデジャブ。 あぁ、チョイ悪オヤジの中身の無さ、視野狭窄を自覚した方がいい。 ずっと、セイウチ Walrus のままか・・・・

papabeatles
質問者

お礼

 何を頑張って来たのでしょうね? 私の若い頃は彼女とデートしたい。結婚したい。子供がほしい。  車が家新しい家電やパソコンとほしい物が次から次へと登場してきましたのでこれまでの人生はそれを得るためにただ上司の言われるままに仕事をしただけの人生かもしれません。  今の若い皆さんは何がほしいのでしょうか?

  • jamiru
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回答No.6

昔は地方の自己責任で人口整理が行われていたのですけどね。 人口の横ばいグラフをみればどーみても人為的に操作しなければ出来ませんよ。 増えすぎると抹殺しにかかります。 こうして余剰人口の一部は都市部へ流れて以下略。 豊かになったというよりも寛容になったのでは? ほら、子どもに売り飛ばすぞ!橋の下から拾ってきた。は名残です。 メシウマにならなければ子どもは殺されていたのが昔です。 それほど大人は酷い生き物だったということです。 今でもですけど。

papabeatles
質問者

お礼

 私の子供のころは 「お前は拾ってきた子だから悪い子なら出て行け」 とか 「お前は今日は何の仕事もしていないから飯はくわせん」 とか教育がスパルタだったと思います。私も毎日のように言われました。  勉強しなければ「お前は乞食にしかなられんぞ」と言われた物です。 教師にも親にもよく叩かれました。高校の頃はよくオヤジとケンカをしましたので早く自立したいと自然に思ったのでしょうね。それも立派な父の教育だったと思って今は感謝しております。

  • lilact
  • ベストアンサー率27% (373/1361)
回答No.5

「ホームレスがいるのは日本が豊かな国になったから」 質問文の本にあるこの説明はホームレスの歴史や現状を知らない、でたらめな説明であると思います。 具体的な点については参考URLの本文を読んでみてください。

参考URL:
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004813843/
papabeatles
質問者

お礼

 「ホームレスの人たちはまず働く意欲を失っている。」と考えるのは間違いだと思いません。働く意欲があるのであれば実家に帰って地域のネットワークで仕事を見つけることが出来るはずです。そのためにハローワークもあります。(決して十分に思えませんが)まず実家に帰って家族や親戚に頭を下げないことには何も始まりません。それでもどうしようも無ければ生活保護の制度もあります。  ホームレスはそれをしたくなくて仕事をしない人たちだと思います。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.4

戦国の群像 小和田哲夫氏の著書からの孫引き 江戸時代の200年のあるお寺の過去帳を調査したところ、明確に出たのが、 4-6月の端境期に、死者が多い=餓死している ということだそうです。 また、都市の平均寿命が農村部(つまり食料にありつける確率が高い)に追いついたのは、大正期。それまでは、都市は余剰人口をすりつぶす場所でした。

papabeatles
質問者

お礼

 その通りですね。昔は農業を告げるのは長男だけでしたので、 次男三男は都会に行って店に奉公するか弟子入りするしか道は残されていませんでした。  平安時代の絵巻を見ると都には餓死者の山でした。その時代に比べれば日本は信じられないぐらい豊かになったと喜んで良いのかもしれません。  しかし今農地は余っているのだし食糧自給率もこんなに低いのだから農村が年の余剰人口(ニート、ホームレス)を受け入れられるようにすることが重要だと思います。

  • QES
  • ベストアンサー率29% (758/2561)
回答No.3

>>これまでの我々団塊の世代が頑張ってきたことは・・・ この点について、いささか勘違いがあるように思います。 団塊は戦後の復興期に生まれ、大正・昭和一桁時代の人々の作った復興のレールに乗っかりました。 中卒から大卒まで何の苦労もなく職を手に入れ、年功序列と終身雇用制度のなかで高給を得ています。 退職間際になって、自分たちが逃げ切るために過去の制度を壊して大きなつけを後の世代に残しました。 大変卑怯な世代と考えています。

papabeatles
質問者

お礼

 若者達にはそのように見られているのかもしれませんね。戦後復興のレールは何度も壊れかけましたが、そのときどの企業(労働者)も必死になって頑張ってきたのは事実です。  賃金が上がっていったのも多くの労働組合がストライキを構えて団結して戦ったからです。  若い労働者の皆さんも組合に入って、雇用問題や労働条件改善を求めるべきだと思います。  黙ってサービス残業をするのはただの奴隷です。  たしかに今と違って企業は労働者を身内として家族のように大切にしました。個人の力でなく集団の力で企業を成功させてきました。その集団の中でリーダーなる人物を見つけてある人は出世してある人は定年まで真面目だけを取り柄に働き続けました。決して間違った制度ではないと思います。  今のようにいつ首が切られるかわかない会社であれは、どんなに卑怯なことをしても自分の部署の業績を上げることしか考えません。その結果が食品偽装などの問題です。企業は一番大切な信用をなくしていきます。そして多くの企業がつぶれていきます。

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.2

技術が発展したり社会が豊かになれば、乞食やホームレスが成立するのは当然です。 縄文時代などではそのコミュニティに貢献せずに物乞いをして生きるような乞食など成立しませんでした。豊かになったからこそ見ず知らずの乞食にモノを恵むことができるようになりました。

papabeatles
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。 私が子供の頃は托鉢と言って、店の前で延々とお経を唱える人がいました。商売のじゃまになるので5円か10円を渡して「ありがとうございました。」と言って追い返していましたがあれが今で言うホームレスだったと思います。  回答ありがとうございました。

noname#155097
noname#155097
回答No.1

昔、なにかの本で読んだかテレビで見たかだったと思うのですが、 世界にはA型とB型の社会があって、 さまざまな義務や労働などが強制されるものの 高度な福祉や医療が保証される大きな政府型の社会が ヨーロッパや日本で 比較的にゆるやかながら、社会保障などもさほど 高度ではない小さな政府型の社会が ニュージーランドやオーストラリアなどで、 余計な開発をしない、規制がないので、 魚を採ったり、家は自分で建てたり直したりが当たり前で というような話だったと思います。 日本ではとにかく企業に入って朝から晩まで働かないと 世の中からスピンアウトしてしまうくらい、 豊かだけど、厳しくせちがらない社会になってしまったような気がします。 逆説的に豊かだからホームレスに慣れるというのは ある意味あたっています。 豊かでなければ餓死するだけですから。 そういう意味では豊かになったのも、せちがらくなったのも 団塊世代より上の世代の功罪とはいえるかもしれません。 この話で思い出しましたが、働きアリの中には何%かの なまけものがいるそうです。で、なまけものを除くと やはり働きものの中から怠け者がでるそうです。 人間様とえばってみても、所詮はアリ並なのかもしれません。

papabeatles
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。 たしか70年代のアメリカはピッピーが多くいて何も仕事をしないで暮らしている人もいたように思います。あのころはアメリカも豊かだったのでしょうね。  私は仕事がないのであれば農業で受け入れて日本の食糧自給率を高めることが出来ないのかと思っております。

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