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HIBワクチンの接種は保菌者と診断された後でも効果ありますか?
生後10ヶ月の子供が中耳炎に罹ってしまい、 耳鼻科で鼻の粘膜を取って検査をしたところ 肺炎球菌とインフルエンザ桿菌が検出されました。 インフルエンザ桿菌は髄膜炎が怖いので、 今からでも効果があるならHIBワクチンを接種したいのですが、 もう保菌者と診断されてからでは遅いのでしょうか。 ご教授下さい。。
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例外もありますが、中耳炎の原因となるインフルエンザ菌は莢膜のない型が多いです。一方で、Hibワクチンは莢膜に対する抗体(抗PRP抗体)をつくるもので、莢膜のある強毒型のインフルエンザ菌に対するものです。 莢膜のないインフルエンザ菌に感染して莢膜に対する抗体はできないので、ワクチンは打つべきかと思います。 また、Hib全身感染を2回発症した乳児例の報告もあります。これは2歳以下では抗PRP抗体はHib感染しても抗PRP抗体の増加が見られない事が多いためです。この意味でも、ワクチンをうつ意味はあると思います。
お礼
ご意見ありがとうございました! 係りつけの小児科で接種してもらおうと思います。