イラク攻撃反対の者です。
ただし、武力に拠らずに早期にフセインを退陣させる方法が無いのは認めます。
最初のご質問「過去12年間は査察をしているふりのサボりをしていたのでしょうか?」については、【アメリカも含めて】サボっていたのではないかと思います。連中は経済制裁する一方で石油供給の話を進めていたわけですし。
それだけに、いまさら本気で兵器をなくすんだと言われても信じられません。
つまり、今回の攻撃の大義名分がウソだということはアメリカ自身のこれまでの行動で示されていると思うのです。
ウソの大義名分でもフセイン政権が無くなればそれに越したことはないという「現実的」なご意見もあるでしょう。ひょっとすると、No.18のご回答のような「良心的な攻撃」とやらをしてくれるかもしれません。
でもアフガンではそんな良心的な攻撃をしてくれましたか?
「誤爆」と言いつくろうのが困難なくらい民間人に犠牲が出たではないですか。昨日の今日で、そんなに態度が変わるはずがないと考えるのが普通です。
あれだけの犠牲を出したのだから、アメリカはそれこそ命に代えてもアフガンを民主化しなくてはならないはず。その責任もそこそこにまた別の戦争に突っ走っているのですから、アメリカの言う「イラクの解放」も言葉半分に受け取っておくべきだと思います。
そんなわけで、今回のイラク攻撃はイラクにとって「ロクなことが無い」と考え、反対するわけです。
せっかく世界第2の産油国なんだし、欧米文化も浸透しているわけだから、アメリカもその気になれば仲良くできたはずでは?
その方がテロや大量破壊兵器使用のリスクも減らせたはず。
大量破壊兵器の保有が本当に問題なら、アメリカ自身、それにイスラエルこそもっと真剣に実践すべきですよね。
(回答No.2へのお礼から)
>決定的証拠が無い限りは同盟国の証言を信用するのが当然だと思います。
(回答No.13へのお礼から)
>最大の同盟国が言っていることを信用しないのは、家族の訴えに耳を貸さない信用しないのと同じことなのではないでしょうか?
そんなにお人よしなことでは・・・。
アメリカが日本を同様に家族と思っているとでも?
犯罪米兵をまともに裁けないような地位協定に表れているように、あちらさんはこっちを利用するつもりで同盟関係を持っているんじゃないですか。日本はもっと賢く立ち回れるようにならないと、ひどく損しますよ。アメリカの戦略次第で日本が戦争をしなければいけない事態になるかもしれない。北朝鮮との関係などまさにそうだと思います。
アメリカを今すぐ敵に回せなんて無茶なことは言いません。
が、そろそろ戦争常習者とは異なる戦略を出さないと日本は持たないと思います。
それにしてもアメリカって自分はCTBTを脱退しておいてNPTを脱退した彼の国を非難するなんて勝手だよなあ。笑っちゃうくらい自分勝手。こんな国についていってもむしり取られるだけでいい事ないのでは、と本気で考え始めています。
おっと、脱線しかけたのでこの辺で。