日本語には一人称がいくつかあります。しかし、それは英語ではIで済むのに
日本語には一人称がいくつかあります。しかし、それは英語ではIで済むのに比べて厄介なことでもある気がします。特に若い男性の場合です。
『私』というのは公の場で使っても友達や年下に使うにはいささか不自然なことがあります。『僕』というのはこの年になると幼い感じがして使うのにためらわれます。『俺』というのは友達相手には使いやすいかもしれませんが、幼いころから『俺』を使っていない人にとっては違和感を覚える一人称です。『自分』というのも変な表現に思えます。『私』『僕』というのはある程度年季の入った男の実業家に使う特権があるのではないかと勝手に思い込んでいます。
実際私(20代男)の場合、英語でなら自分のことも積極的に話せるのですが、日本語では時にこうした一人称の壁にぶち当たって人見知りになっている気がします。使いにくい一人称は日本語の欠陥ではないのかとさえ思ってしまうほどです。同じような境遇の方はおられますか?色々お話やご意見をお聞かせください。