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日本語には一人称がいくつかあります。しかし、それは英語ではIで済むのに

日本語には一人称がいくつかあります。しかし、それは英語ではIで済むのに比べて厄介なことでもある気がします。特に若い男性の場合です。 『私』というのは公の場で使っても友達や年下に使うにはいささか不自然なことがあります。『僕』というのはこの年になると幼い感じがして使うのにためらわれます。『俺』というのは友達相手には使いやすいかもしれませんが、幼いころから『俺』を使っていない人にとっては違和感を覚える一人称です。『自分』というのも変な表現に思えます。『私』『僕』というのはある程度年季の入った男の実業家に使う特権があるのではないかと勝手に思い込んでいます。 実際私(20代男)の場合、英語でなら自分のことも積極的に話せるのですが、日本語では時にこうした一人称の壁にぶち当たって人見知りになっている気がします。使いにくい一人称は日本語の欠陥ではないのかとさえ思ってしまうほどです。同じような境遇の方はおられますか?色々お話やご意見をお聞かせください。

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  • wakaranan
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回答No.3

若い人はこれからの長い人生をこの問題で苦労するのだと思うとお気の毒です。 60才の男ですが、さすがにこの年になると「僕」は使えず(なかには使う人もいますが精神年齢を疑います)、基本は「私」(わたし)ですが年の離れた年下には使いづらく、「おじさんは」などとごまかします。 学生時代の仲間同士なら「俺」も使えますが、普通はガラが悪い人物と見られるでしょう。 日本語には一人称の表現がたくさんあるのに、これなら常に使えるという標準的な表現がないのです。 これを日本語の豊かさと言う方もいますが、それは標準があってのことだと思います。 この点では、IとかIchで済む欧米がうらやましいです。 質問者様が英語なら自分のことを積極的に話せるというのは、日本語の制約から解放されているからでしょう。 それから、前の方が言われているように二人称でも同じことが言えます。 ここのQ&Aでも「あなた」という表現は「上から目線」という印象を与えそうで、 質問者が高校生ぐらいとわかっている場合以外では使いにくいです。 生半可な知識ですが、この問題は東アジア方面では多かれ少なかれあるようで、 人称とは違いますが韓国では年上か年下かで敬語のレベルを変えると聞いたことがあります。 国語審議会も漢字の字数を弄くっているだけでなく、こういう困った問題を審議して欲しいと思います。 この点では、お門違いかも知れませんが、作家や国語学者の怠慢を感じます。

その他の回答 (3)

回答No.4

語学的には、生活に密接するほど、一つのものに対してたくさんの名前が付くと言われています。 そして、一人称がたくさんあるのは、敬語表現(謙譲語表現)が基準になっていると思います。 「拙者」=「修行中の身分であるため稚拙である」 どの言葉を使うかを選択することは、自分をどのように見せるか、見せたいかということの証明だと思いますが、 謙譲も謙遜や不遜もしない「私(わたし)」で良いと思います。 私は普段は「僕(ぼく)」(以下のやつがれの意味で)、BBSやチャットなどでは「私」を使っています。 goo辞書 「僕(やつがれ)」 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/194714/m0u/%E3%83%9C%E3%82%AF/ 「僕(ぼく)」 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/178501/m0u/%E3%83%9C%E3%82%AF/ やつがれの言葉がぼくに吸収されて使われなくなったようですが。。。

  • makosei
  • ベストアンサー率21% (193/898)
回答No.2

表現の豊かさゆえの面白さがある反面、あれこれ使い分ける必要がある不便さを感じます。 ただ、一人称は自分のことなので、どれを使おうと自由な面があります。 欠陥 という意味では面と向って「あなた」を使えないことの多い二人称のほうが 欠陥度が大です。 対面している相手に向って「~さんは」と三人称を使わざる をえないのは普段から本当にうっとおしい言語だと思っています。

  • Nannette
  • ベストアンサー率26% (1499/5697)
回答No.1

 私、わたくし、あたい、わて、うち、ぼく、俺、自分、わし、わっち、おいどん、わい、あい、手前、拙者・・・・、自分を表す語ひとつをとっても、とてもたくさんの言い方がある、そういう文化って欠陥どころか素晴らしいと思います。  英語でならご自分のことも積極的に話せるご質問者様なら、それこそTPOにそれぞれふさわしい自分の表し方を見つけることも楽しみなことではないかと思います。なのに、人見知りになっている気がする・・・ほど使い方に困惑しているのは、それはただ、深く考え過ぎなんじゃないでしょうか。  だって、お友達となら、「ボク」のままでもいいし、ある時から突然「オレ」や「ジブン」に変えてもいい。でも、勤め先とかあらたまった席などではやはり「ワタシ」が一番標準的ですし、中には「ジブン」という人もいますが、まあこれもいいかなと思います。そして、本当に公式の場ともなれば「ワタクシ」と言うのが正しいのだと心がけていさえすればいい、でも、たったこれだけのことじゃありませんか。  深く考えたら、どんなことでもキリがありません。物事は出来るだけ根本に立ち返ってシンプルに考えましょう。