北朝鮮の後継者について

質問

最近のニュースで、北朝鮮の金正日の後継者として三男が指名されたのではないかということが報道されましたが、日本にとっては長男、次男、三男の誰が後継者となってくれたほうが良かったのでしょうか？また北朝鮮国民にとっては誰が後継者になってくれたほうが良かったのでしょうか？
誰もふさわしくないと思っている方も、あえてこの三人の中から挙げるとしたらでいいのでお願します。

回答No.4

jkpawapuro · ベストアンサー

一番ましなのは長男でしょう。
軍部とつながりが最も薄いし、海外での資金調達を役割としていたため、まあ過激派の神輿からは遠いです。

三男がなまさに最悪ですね。
明らかに傀儡です。となると党と軍部過激派の綱引きとなり、どうやら軍部過激派が勝ちそう。
長男グループの粛清が起きているとなると、すでに正日の統治が及んでいないということ。混乱が暴発につながらないといいです。

次男なら金ファミリーの指導体制が今後も継続されていく形でしょう。
これなら今後の生活を保障する形で中国に亡命がらみの形で、北朝鮮支配を穏健に中国に吸収される可能性がありました。中韓国境線がどこになるか難しいですが、とりあえず穏健な幕引きが残されていました。

金家や党の力を軍が上回っている可能性が高く、落としどころが難しくなっています。

お礼

ご回答ありがとうございました。やはり北朝鮮軍部にとって都合のいい人を選んだんですね。本当に北朝鮮にはあきれるばかりです。

回答No.5

boikof

長男の金正男氏は海外在住歴が長く、たまに中国の空港で登場する時のインタビューを見た感じでは国際情勢と北朝鮮が抱える問題をしっかり把握していると思われます。次男、三男は表舞台に出てこないので全く分かりません。しかし上の二人の兄弟を差し置いて三男が後継者になるという事は、これまでの閉鎖的な孤立路線を引き継ぐのに最適な人物ということでしょう。金正男氏は国際情勢を知りすぎて後継者になれば余計な開放政策をするかも知れないという事で、保守的な朝鮮労働党幹部重鎮から疎まれてるという噂があります。

誰がなってくれたら良いかという質問に対しては、国際社会にとっては人物像が分かる金正男氏でしょうね。しかし朝鮮半島で影響力のある儒教の思想に則れば、長男を後継者にせずに三男にする事は異例の事態だと思います。そこには儒教の教えよりも瀕死の状態である国家の存続を優先にした決断だと思います。北朝鮮は共産主義国家でありますが、その大本になる個金日成主席が作った主体思想に基づく国家運営が基本であり、それは少なからず儒教に影響されています。

希望としては10代後半頃に三男が、「我々は贅沢とも言える生活をしているが、人民はどうなのだろうか？」という言葉を発したのならば、その部分に期待したいですが、恐らく金王朝の直系の子孫というカリスマ性を利用されて、集団指導体制を模索する人物達（金正日総書記の妹婿である張成沢氏など）に主導権を握られてしまうと思います。

とにかく誰がなっても金日成、金正日親子のようなカリスマ性はありませんし、金王朝は金正日氏が死去すれば実質的に終わると思います。かといって北朝鮮が劇的に変わる事も無いでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございました。これからの動向が気になりますね。

回答No.3

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

>でもさすがに日本を滅亡させたら世界への経済的ダメージは大きいでしょうし、そもそも大戦争の時代は終わったんじゃないでしょうか？

願望が強すぎ。

現在の情勢では、世界が日本を必要としているのではなく、日本が世界を必要としている。
日本は国際協調主義を取っているため、国際正義を基に国際協調路線で世界が日本を応援しているという按配。

日本に北朝鮮の核兵器使用が有り得るケースとして、
↓
朝鮮半島で米韓合同軍と北朝鮮軍の紛争発生。
北朝鮮は第３国の日本に向け、核ミサイルを１発発射。日本のどこかに被弾。死者数十万人。
同時に中国軍が朝鮮半島に介入。
米軍は日本に対する核攻撃に対し、北朝鮮に核報復しない。（領内に中国軍が存在する為、核報復により米中核戦争に発展するから）
米軍対中国軍の戦争は、陸上では中国軍有利に進展。海上では米軍優勢。
ここで米軍「海空」戦力牽制のため、北朝鮮が日本に２発目の核ミサイルを発射。死者数十万人。
米軍は北朝鮮に核報復せず。（核報復しない理由は上と同様）
米軍は日本に向けられた核のカードを無視し、更に朝鮮戦争継続。（米軍が抗戦しなければ韓国被害が甚大になる為）
その後、数回日本は核ミサイルの被弾を繰り返す。
そして、戦争終結。中国軍撤退。米韓連合軍が北朝鮮制圧。
制圧してからも米軍は核報復してくれない。すでに戦争は終結し、その上北朝鮮領は韓国支配となっているから。

このようにして、第３国である日本が優先的に核被爆することになり、その核報復を誰もしないし、その核攻撃に対する事前抑止を誰もしない。

現在米国は北朝鮮に軍事的制裁行為を計画。→公海上での臨検は軍事行為の一種。またこれは容易に本格戦争に発展する。
日本もこの米国方針に追従。日本の主眼は「金融制裁」だが、そもそも日本は北朝鮮武力攻撃の必要を痛感していた。が、憲法上、それを表ざたに出来ない。米国頼みというところ。

韓国は紛争・戦争起これば民間人被害が大きいため、戦争回避の方向だったが、現政権の真意は戦争勃発により一気に問題解決。世論の手前、それが出来ない。

中国も現在では北朝鮮敵視政策。北朝鮮政策の総合的見直しを開始している。
米韓軍が北朝鮮領域に入れば、事前協議無しでは中国軍も北領内に侵攻するしかない。事前協議などで合意があれば中国は米韓の味方か中立もありうる。

補足

なるほど。それじゃあ将来的に日本にいるのはかなり危険だということなんですね。やはり日本への武力攻撃は避けられないんですね。ってことは海外に住んだほうがいいってことか。

回答No.2

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

１】 長男　金正男　←国外亡命
２】 ２男　金正哲　←粛清される危険も無きにしも非ず
３】 ３男　金正雲　←次期指導者にほぼ決定

朝鮮半島の社会的価値観によれば、世襲ならば長男世襲が妥当。
そこに金正日の個人的好みと、金正雲の野望が組み合わさって、半島社会観に挑戦し、３男世襲が本決まり。
国内外で軍事的危機をかもしだし、国内外に対する脅迫行為を継続する事により、成功した。（３男金正雲のパックは軍部）

現在３男金正雲一派による、長男金正男一派への粛清が進行中との事。
長男金正男は 「中国亡命→米国その他へ亡命」 の予定。北朝鮮には帰国できない。
２男金正哲は当初から世襲の枠外にあったと見られ、本人も服従を表明しているものと見られるが、同じく服従を表明していた長男金正男一派が粛清されているとの事であれば、金正哲の周辺も粛清される可能性もある。

中国その他関係国にとって、世襲するならば長男金正男が好ましかった。
改革経済・国際協調・核廃棄の方針だったらしい。
この人が世襲を受けるには、外国勢力による３男金正雲の殺害が必須だったが、そもそも中国は３代目世襲そのものを否定していた為、そこまで至らず。
昔の米国なら３男暗殺も有り得たし、米国軍部・諜報機関からはもしかしたらそのような計画が提示されたかもしれないが、失敗若しくは未実施。

ともあれ３男金正雲が指導者世襲されたのであれば、近未来の紛争・戦争の可能性は極めて大。

１．戦争をするか（当然日本にも核被弾の恐れあり）
２．北朝鮮の脅しに屈するか

この二つに一つしかない。
一部で北朝鮮の崩壊を望む声もあるが、崩壊過程のいずれかで、上のどちらかの一つになるため、北朝鮮の自壊による北朝鮮の崩壊は無い。
北朝鮮問題が解決するとしたら、それは戦争（核戦争を含む）しか有り得なくなりつつある。

将来になればなるほど「核被害」の規模が大きくなるため、戦争開始するなら出来るだけ早い時期が望まれる。
今なら核被害はミニマムに抑えられる。遠未来なら日本滅亡の可能性さえある。

今後の北朝鮮と外交すると言う事は、北朝鮮の脅しに乗るということ。
それ以外の北朝鮮との接し方は武力しかない。そしてこれを米国は悟っている。米国は日本を切り捨てると言う手があるが、日本には日本を切り捨てると言う手は取れない。
日本が将来も尊厳を保つには核武装しか手段は無くなりつつある。

補足

＞遠未来なら日本滅亡の可能性さえある。
でもさすがに日本を滅亡させたら世界への経済的ダメージは大きいでしょうし、そもそも大戦争の時代は終わったんじゃないでしょうか？

回答No.1

nishikasai

金正男です。
なれなくて残念です。
彼が良いのは三つ理由があります。

１．何度もマスコミに登場して国際感覚をもっており性格が優しいタイプであることが既に確認されている。次男も外国に学び国際感覚はあり優しいタイプのようですが登場回数が少ないのでいまいちはっきりしない。三男は全然わからない。どうやらキムジョンイルとそっくりという情報があるのでコリャ最悪だと思っています。

２．日本に違法に入国して逮捕されたけどすぐ帰してもらったという負い目がある。これは大きいと思う。

３．既に立派な大人なのでこれまでの幹部の上に立つことができ、自分の意思で北朝鮮を民主化することができた。拉致被害者全員を戻し
日本と友好的になることができた。残念だ。三男は最悪だ。せめて次男であったなら・・・

お礼

三男を後継者にしたということはやはり北朝鮮には「平和」なんて言葉は辞書にないんですね。ご回答ありがとうございました。