北朝鮮の後継問題

質問

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090714-00000174-yom-int
こちらのニュースを見ての質問です。
支持勢力争いとのことですが、北朝鮮の中にもいくつか派閥があるのでしょうか？
北朝鮮はキムジョンイルさんを中心に一つに纏まっていると思っていただけに疑問が湧きました。
北の中にもキムジョンイルさんを反対している派閥グループがあるということですか？

＞軍と党が主導権を奪い合い

とのことですが、北朝鮮には、軍と党という二つのグループが対立している国なのですか？

キムジョンイルさんや、正雲氏は軍と党のどちらの人でしょうか？
張成沢(チャンソンテク)氏と正雲氏は、対立しているのですか？

後継者はキムジョンイルさんが決めるのではなく、こうした争いで決めるものなのでしょうか？

色々と解ることあれば教えてください

回答No.4

jkpawapuro · ベストアンサー

党です。軍は北朝鮮育ちで世間（世界）を知らない過激な馬鹿ばっかりです。だから外国育ちの外国暮らしで自由気ままに外国をうろついてるジョンナムと気が合わないのです。
党高官の多くは外国育ちで、北朝鮮の世界における現状を良く知っています。それに権力欲や支配欲より、いい暮らしがしたいだけの世俗的な人間が比較的多いです。わかりやすく言えば育ちがまともだからまともな人間が多いし、諸外国からみると軍より御しやすいです。

お礼

有難う御座います

回答No.5

mat983

http://www.asahi.com/international/fa/TKY200903070103.html
軍部、そしておそらくは、情報機関である国家安全保衛部支持を得られるかどうかで権力闘争の結果は大きく左右される。
これまでも金正日が地方に出向くときには厳戒な警戒態勢が取られてきた・・・

http://blog.kajika.net/?day=20090713
http://news.nna.jp/free/mujin/focus/07/0411a.html

上のサイトが詳しいです。
ほとんど内部のことは判明していないので、亡命者を通じて得た情報をもとに韓国メディアは報道しているだけです。
党と軍が権力闘争を繰り返し、
国防委員長の金正日氏でさえ暗殺未遂事件が度々報じられています。
なお、国防委員長は軍の上の存在で、彼は党の総書記も兼ねています。
後継者は金正日氏が死亡した場合、後ろ盾を失い権力を維持できるかは
全く不明です。

回答No.3

jkpawapuro

一党独裁のため、党は立法機関（国会）兼通常（軍を除く）行政機関（政府）です。この国の場合司法が独立していないので司法（裁判所）も含みます。
行政機関には警察及び軍を監視するスパイ機関も含みます。
政府そのものです。
軍は文字通り軍隊です。

後継者は、キムジョンイルさんが自由に決められるものではないのでしょうか？
まあ今は好きに決められるでしょう。ですが下手な選択を行えば、自分の死後ほぼ確実に内戦が起こり、息子達を含め家族や国中が殺し合いになります。そうならない選択を模索したのです。

補足

そういうものだったのですね。
ご説明有難う御座います。

では、他国の私達としては、党と軍のどちらが主導権を取った方が世界の未来的に良い結果になるでしょうか？

回答No.2

jkpawapuro

もともとキム家が党を支配し、党や保衛部が減を支配する国でした。
ところが冷戦崩壊で国家運営がままならなくなってから、キムジョンイルが直接軍を支配する構造になり、キムジョンイルの元軍と党が並立する形になったわけです。ジョンいる健在なら、この形でジョンイルの元まとまっているわけですが、ジョンイルが死にかけました。今は少し持ち直しましたが、近い将来死にます。こうなると並立する党と軍が対立するわけです。キム家（ジョンイル・義弟チャンソンテク・ジョンナム・）は党側の人間です。特にジョンナムの軍嫌いは有名です。
そこで軍側は、ジョンナム後継はまかりならんと捻じ込んだわけです。
ジョンイルはこのままでは自分の死後内戦に突入すると見て、中立（というか政治にかかわっていなかった）三男を後継に立てたわけです。

今頃軍は、めいいっぱい三男のご機嫌取りをしているはずです。もし三男が党側にたてば、口うるさい党・親族集のもと傀儡となり、キム家で北朝鮮支配を続けていくと思われます。（おそらくこれが、ジョンイル及び党の目論見）三男が軍に篭絡されれば、軍の傀儡となり軍と党側で内戦的な対立となるでしょう。警察兼スパイ組織と軍の対立なので、党側が先手を取り軍高官の大半を抑えなければ軍の勝ちです。ただし軍の支配となれば、少しでも手間取れば間髪いれず他国が介入する可能性があります。

補足

党と軍という二つのグループがあるようですが、これはどのようなものなのでしょうか？
党は何をするところで、軍は何をするところでしょうか。
日本でいうと、どんなものに当てはまるかお教えいただければ幸いです。

後継者は、キムジョンイルさんが自由に決められるものではないのでしょうか？
普通に考えると一番えらいキムジョンイルさんが、後継者にしたい人を自由に決められる気がするのですが、何故後継者争いが起きているのでしょうか？
争うも何も、キムジョンイルさんの思う人を置くことが出来ると思うのですが・・・

回答No.1

aburakuni

どの国も全員が同じ意思を持っていると言う事はありません。
日本でも学歴・出身地等の様々な共通項で派閥が存在しますし、政治の世界では明確に「派閥」が固有名称を持っている例もあります。
ある程度の地位に登った人間には、政治力学上取り入って自分の利益にしようとする人間が勝手に集まり派閥を作りますし、対抗する人間が所属する派閥と反対の派閥に入ろうとする人間も出てきます。
日本における自民党と政府が必ずしも一体でないのと同様に、北朝鮮の軍と党は双方支配勢力で兼務があっても、どちらかの色の濃さが必ずでます。

補足

＞どの国も全員が同じ意思を持っていると言う事はありません

それは勿論理解していて、日本でもそのようなことが沢山あることはわかるのですが、北朝鮮は他国と違って特殊であり、キムジョンイルさんを頭に皆さんが一致団結で崇拝しているものだと思っておりました。
そういう国ではないのでしょうか？

麻生おろしのように、キムジョンイルおろしが存在しているということですか？