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自己破産後の住宅ローン
6年前に夫が自己破産しました。今は、マイホームの為に頭金を貯めています。聞いた話ですが、自己破産後10年たっても、保証会社が情報を持っているため、住宅ローンを組むのは難しいと…。 本当でしょうか?こちらでの他の方の質問や回答で、自己破産後住宅ローンを組んだ方もいらっしゃるみたいですが…。 あと夫の会社が「ろうきん」の組合員?らしく、住宅ローンや自動車ローン、フリーローンなどを、会社を通じて申し込みが出来て、金利も低いし、給料天引きで返済も出来るそうです。そういった所の方がやはり有利でしょうか? ろうきんでも、やはり10年たたないと厳しいでしょうか? 夫→勤続年数10年 年収700万円です。 今現在、もちろん借り入れもありません。
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住宅ローン審査経験者です。 &保証会社に出向して保証審査を担当したこともあります。 &かつて『個人信用情報機関』の1つである『CIC』の『個人情報取扱主任者』の認証を受けていました。 > 6年前に夫が自己破産しました。 > 聞いた話ですが、自己破産後10年たっても、保証会社が情報を持っているため、住宅ローンを組むのは難しいと…。 これは少し情報が間違っています。 「保証会社が情報を持っている」のではありません。 現在、日本には『個人信用情報機関』というものが4つありまして、金融機関や保証会社はいずれかもしくは複数の『個人信用情報機関』に加盟していて、ローンや保証の審査の際には、加盟している『個人信用情報機関』に、借入申込人、連帯債務者、連帯保証人の『個人信用情報』を照会するんです。 この『個人信用情報機関』では「官報情報」も登録してあります。 自己破産も官報に掲載される情報なので、『個人信用情報機関』に登録された情報の中に「官報情報」があれば、ローンや保証の審査に影響を及ぼす…という仕組みになっています。 そして、銀行等の金融機関が加盟している『全国銀行個人信用情報センター(KSC)』という『個人信用情報機関』では、「官報情報」の登録期間を「10年」と定めているので、「自己破産後10年たっても住宅ローンを組むのは難しい」という話が広まるんです。 http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/about/index.html#contents3 > こちらでの他の方の質問や回答で、自己破産後住宅ローンを組んだ方もいらっしゃるみたいですが…。 銀行系の『個人信用情報機関』における「官報情報」の登録期間が一番長くて「10年」となっているので、それを過ぎてしまえば『個人信用情報機関』から自己破産の情報も消えますので、10年経過すれば住宅ローンを組むことも可能…となります。 そうでなくても、法律などで「自己破産をしてその情報が『個人信用情報機関』に登録されている間は、その人にお金を貸したり、それに準ずることをしてはいけない」と決められている訳ではありませんので、金融機関や保証会社が「OK」とすれば、保証もしてもらえますし、ローンを借りることもできるんです。 > あと夫の会社が「ろうきん」の組合員?らしく、住宅ローンや自動車ローン、フリーローンなどを、会社を通じて申し込みが出来て、金利も低いし、給料天引きで返済も出来るそうです。そういった所の方がやはり有利でしょうか? > ろうきんでも、やはり10年たたないと厳しいでしょうか? 各「ろうきん」も『全国銀行個人信用情報センター』に加盟していますので、ご主人の自己破産情報は把握できてしまいますね。 それを「どう判断するか」は、「ろうきん」次第です。 ただし、「ろうきん」だから「ろうきんの組合企業の社員は審査の点で甘く見てもらえる」という話は聞いたことがありません。 金利の優遇幅が大きいとか、保証料率が低くしてもらえるとか、手数料が安くなる…という話は聞きますが。
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- oska
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>聞いた話ですが、自己破産後10年たっても、保証会社が情報を持っているため、住宅ローンを組むのは難しいと…。 本当でもあり、誤りでもあります。 金融機関は、基本的に「金融事故前科者を信用しない」と考えた方が無難です。 ご存知の様に、各個人信用情報機関は「ブラック情報を(登録日から)最大5年間保持・公開」します。 が、金融事故被害を受けた金融機関では「顧客情報として10年でも20年でも、情報を保存活用します。 同時に、グループ会社間でも情報を共有活用します。 友人(一部上場企業勤務・年収1000万円)が都銀Aで自己破産しましたが、10年以上経ってA銀行に住宅ローンを申し込みましたが、見事に審査に落ちました。 結局、A銀行とは全く関係が無いB銀行から住宅ローンを借りています。 >ろうきんでも、やはり10年たたないと厳しいでしょうか? 労金といっても、信用金庫組織の金融機関です。 が、旦那が自己破産時に「労金が無関係」ならば、大丈夫でしよう。 当然、旦那の勤務先労組の連体保証が得られる事が前提です。
お礼
ありがとうございます。これから10年になるまで、頑張ります!
お礼
専門の方に回答頂けて、ほんとに助かりました。旦那にも話しました。これから頑張っていきます。ありがとうございました。