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破傷風は極めてなりにくい病気でしょうか?
破傷風菌は日本全国の土壌、錆や埃、動物の口内や糞便に存在し、しかも感染部位が特定できないほどの些細な傷からの感染も少なくないとのことで、注意が促されています。 しかし、それにしては破傷風患者の数が少ないので、不思議に思っています。 2000年以降の患者数は、年間およそ100人前後であり、患者の90数%は40歳以上の中高年です。 破傷風トキソイドワクチン導入以前の1950年ですら、患者数1915人です(この当時の患者は、現代とは逆で、多くが子供だったようです)。 数からすれば、宝くじに当たるようなものです。 日本全国に破傷風菌が存在し、多くの人が日々接触、曝露しているにも関わらず、患者数が少ない理由はなぜだと考えられますか? この場において、「普通は感染しない、非常に稀な感染症である」と言うと、語弊がありますか? データは以下をご参照ください。 ■国立感染症研究所 http://idsc.nih.go.jp/iasr/30/349/inx349-j.html http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_15/k02_15.html ■NPO)バイオメディカルサイエンス研究会 http://www.npo-bmsa.org/wf063.shtml ■医療介護CBニュース http://news.cabrain.net/article.do?newsId=21335 ■厚生労働省検疫所 http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/21_teta.html
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- haberi
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土壌などに接触した外傷の患者さんに、破傷風ワクチンを打つ医療機関が 多いからではありませんか。
- USB99
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米国では発症数は年間70例程度であり、人口比で言えば日本の100例はむしろ多いと思われます。開発途上国との発症率の違いは予防接種やトキソイド、TIGの予防投与の違いと思います。 ちなみに、ごく初期の破傷風の症状は肩こりくらいしかない事もあるので、明らかな受傷歴がないと初期の診断は困難です。が、発症していまえば誤診する事はないかと思います。”後医ほど名医”という言葉は破傷風についてもあてはまります。
- goold-man
- ベストアンサー率37% (8364/22179)
家族が破傷風に感染(感染元不明)、近くの内科医で風邪熱と誤診され死ぬとこでした。(眼科か婦人科か忘れましたが、たまたま受診した別の医師から指摘され、別の病院で治療し奇跡的に治った) 年間100人前後の患者とは思えないのですが・・・「極めてなりにくい病気」とも思えません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ご家族が破傷風に感染されたとのことで、そのときの辛苦は察するに余りあります。 「年間100人前後の患者とは思えない」とのことですが、破傷風が発生した場合、診断した医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出ることが義務付けられています。 その統計が国立感染症研究所のサイトに公開されており、近年は平均して年間100人前後ということが見て取れます。 http://idsc.nih.go.jp/iasr/30/349/dj3491.html 無届けで済ます医師がいるとは思いたくありませんが、もしそこのところの実情をご存じの方がおられましたら、ご教示いただきたいです。 誤診や見逃しが多いのも、破傷風の臨床経験のある医師が非常に少ないことに起因していると考えられます。
補足
もしよろしければ、感染された方のご年齢や症状の経過をご教示ください。 辛いことを思い出すようでしたら、ご回答いただかなくて結構です。