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東京工業大学、筑波大学、東北大学について
今高校3年の理系の者です。 現在志望校で悩んでいます。 オープンキャンパスなどで気に入ったのは、東京工業大学、東北大学、筑波大学です。 東京工業大学、東北大学、筑波大学の3つの中でどれを志望校にするかがまだ絞れていません。 学力的には筑波の他はかなり厳しい感じです。 好きな分野は物理学、化学です。 大学でやってみたい!と思っているのは、化学物質をコンピュータなどでシミュレーションしたりして、新しい性質を見つけたり、新しい物質を作ったりする研究です。 このような研究をするにはこの3つの中でどの大学を志望するのがよいと思われますか? また、学部は物理学科か化学科のどちらを目指した方がよいのでしょうか? カリキュラムの名前を見てもイマイチイメージがつきません。 詳しく教えてください! お願いします。
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雑多な実験結果をまとめて理論化するのが、化学という学問の特性です。過去、工業的に成功したモノの中には、理論では「できない」というものにあえて挑戦してなしえたモノも多くあります。聞いたモノを確かめるまで信じない という人に向いている学問だと思います。 数式を積み重ねて新たな真実を見つけるのが、物理という学問の特性です。ときに過去の理論を別の視点・発想でまとめ直すことで発展してきました。ニュートン、アインシュタインなど、著名な理論物理学者の多くは、実験科学者としては三流でした。 別の視点では。 「演繹」と「帰納」という言葉があります。「四色問題の証明」という課題解決法に違和感が無いなら、化学が向いていると思いますよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E8%89%B2%E5%AE%9A%E7%90%86 実験化学者は、「やってみる」ことは普通の感覚で、やったこと・見たことが最上の真理ですが、理論物理学者で数式でまとめることができないモノを受け入れた人をあまり見かけません。 ご自身の適性はどちらにありますか?
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物理か化学か、ラボを選べばどちらの学科に行っても出来ることだと思います。どちらかといえば、ラボに首尾よく行けるかどうか、かもしれません。そういう点では、化学のほうがラボの選択肢は多いと思います。 それと、大学入ってから、実験を始めてこれは違うと思う人もいますし、逆に第一志望を落ちてやむなく入ったら、取り付かれたという人もいます。 ですから、現実にもう高3なのですから、まずは、合格可能性を上げることです。極端な話、センターが終った時点で、物理学科と化学科と合格可能性の高いほうを選ぶということもあるわけですから。 挙げておられる大学では、確か、東工大は1類ですから2年次に学科振り分けのはずですし、筑波は、コロコロ学類編成が変わりますから、正確にはわかりませんが、大まかなコースでの募集だったような気がします。東北は学科募集で確か、第二志望も書けるはずです。第二志望で受かる人もいます。 ということで、 どうしても、あの大学のあの研究室に行きたいというのなら、一浪も視野に入れて頑張るべきでしょうが、そうでないなら、身も蓋もない言い方になりますが、合格可能性が高いところを受験するしかないのではないですか? 受験科目は一緒でしょうから、今は、筑波以上、東北・物理あたりを志望校にして、この夏頑張ってからでないと、絵に描いた餅になりますよ。東北大対策と東工大対策はほとんど違いません。(筑波は知らないので、ゴメンナサイ) 友人で、東大の理1か、東工大の4類に行きたかった子が、一浪して、後期で東工大の2類にしました。なんで?と思ったのですが、二浪はしたくないと安全策だったみたいです。院に行く時にでも変えるのかなと思ったけど、そのまま、院も東工でした。入学してから目覚めたみたいです。1類が厳しかったら、2類という選択肢もあります。ここでも化学系のラボはたくさんあります。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、どちらの学科に入っても選択は可能ってことですね。 うーん、やっぱり入るまではわからないって感じなんですね・・・ おっしゃる通りです。勉強がんばんないとですね。(^^;) 学部は物理重視で状況見ながら変えていくことにします。」 ラボさえ選べばどちらでも入れるならとりあえずは物理にしてみます。 学校はとりあえず高めの東工大、東北大を目指すって感じにしてみます。 ありがとうございました。
- potachie
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ちょっと古典的な分け方ですが、「化学」には、 物理化学 無機化学 有機化学 生物化学 の四つの分野があります。 ご質問のものは、このうちの物理化学のものです。 量子化学とか軌道論などを含みます。この分野のアプローチを、化学科からやるか、物理科からやるかという話ですね。どちらでも可能です。 入試科目で「化学」が取れるのなら、化学科からというのもアリでしょうね。専門に進むまでに他の化学についても学びますが、これをメリットと考えるか、デメリットと考えるかでしょう。
お礼
速答ありがとうございます。 いろんな学問が学べるっていう点では魅力的ですね。 将来的にも様々な知識があったほうがよいでしょうし。 逆に物理学科から化学のアプローチをする場合には、どんなメリットがありますか? ちなみに入試科目はどちらでも化学を選択することができそうです。
お礼
回答ありがとうございます。 自分的には何かの定理とか公式とかがあっても証明できないと納得できないタイプだと思います。 たとえば、化学で言うと有機化学の反応で、複雑だから反応機構が説明できないって言われた反応を覚えさせられるのはかなりしんどいです。 実際物理も化学も公式とか定理とか反応は試験中でもほぼ全て証明しながら問題に合う公式を作っていくように心がけてますし。 そのため、暗記しとかないといけない色を答えたりするのは超苦手です。 4色問題見てみました。 書いてること自体が難しくて理解しきれてはいませんが、 やはり証明なしはあまり好かない感じですね。 適正はこの感じだと物理かなあって感じですね。 ただ、化学の結合とかの美しさに本当に心惹かれます。(フラーレンとか) だから、シミュレーションで実際の形とかを見たりするのにあこがれるんだと思います。