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終身医療保険は短期払か終身払か?
- 終身の医療保険の支払期間で迷っています。終身にするべきか、短期にするべきか。
- 終身払は月額支払額が安く済むが、一生支払う。短期払は老後の支払を気にしなくて済む。
- 医療保険は10年経てば内容が変わるため、乗り換えることが一般的。
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そもそも昔は保険といえば生命保険(死亡保険)か損害保険のことであり、医療保険というのは外資系保険会社や損保の子会社しか扱うことができませんでした。当時、聞いたこともないような保険会社の医療保険を契約する人は少数派でした。 一方、日本で大きなシェアを握っていた国内の生保にとって、医療保険はあくまで生命保険(死亡保険)のおまけ(特約)。売るほうも契約者もそれほど重視しておらず、医療の保障で契約を決めるということは稀だったのです。 事情が変わったのが、2001年。金融ビッグバンと呼ばれる金融の自由化で、外資や損保は国内生保の得意とする死亡保障に参入し、国内生保もあくまでおまけとはいえ医療保障に力を入れ始めるという、生命保険会社にとっては仁義なき戦いが始まったのです。 このころから医療保険単独の商品が注目されはじめ、1日目から保障される医療特約や単体の医療保険が次々と販売されました。 なので正確に言えば、医療保険は10年たてば内容が変わるというより、10年ほど前に保険そのものが大きく変わったといえます。 医療保険についていえば入院したら給付金が出るという保障の方法は昔から変わっておらず、今後も支払い方法を工夫する以外に工夫の余地はなさそうに思うのですが。 あえて言えば政府の医療制度の改定で自己負担が求められるようになり、先進医療や自由診療を保障する保険が出てくるようになるかもしれません。 とはいえ、すでに終身医療保険の契約者を多数抱える保険会社にしてみれば、新しい保険が出たからといってみすみす他社に乗り換えられるような怠慢はしないでしょう。おそらく、「今の保険に特約を付加すれば先進医療も保障の対象になります」みたいな形で既契約者を囲い込みする可能性が高いように思います。 >アフラックなどの統計でも >10年で解約するパターンが多いとか。 このような統計は聞いたことがありません。 ちなみにアフラックは35年前からがん保険を販売していますが、がんの治療方法が進化したり医療制度が変わるたび、それに対応する特約を発売して既契約を解約せずに済むようにしています。 更新のたびに見直しを勧めるような他社の生命保険に比べて、更新がない分、継続率はずっと上です。 歴史の新しい終身医療保険ですが、がん保険の変遷から推測するに、やはり医療保険についても保険会社は特約の付加という形で対応するのではないでしょうか。 ということで、「終身医療保険は短期払か終身払か?」の答えは、やっぱりお好みでとなってしまいます。
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- number73
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根本的な意見になってしまいますが・・・ 医療保険の終身型は、 保険としての価値が極めて低いことをご理解のうえ契約してください。 保険とは、不測の事態(死亡・介護・医療など)が起こった場合、 保険料以上の経済的な保障を得るためのもののハズですが、 医療保険(特に終身型)で払った保険料以上の保険金を受け取ることは、 まずありえません。 例えばアフ社の日額5000円60歳払済を31歳で契約すると、 60歳までの保険料総額は約89万円。 日額5000円の契約で178日入院すれば、 支払った保険料と同額の保険金(89万円)を受け取れます。 ただし!1入院の限度は60日となっていますので、 118日分の保険金59万円は絶対に取り返せないのです。 こうなると「短期払いいい」とか「終身払いがいい」とかよりも、 「終身の医療保険がいるかどうか」を根本的に考える必要があります。 よ~く考えよう。お金は大事だよ~。
お礼
大変わかりやすく的確なご意見ありがとうございます。 すっきりした気持ちで短期払で契約できそうです。