４×５ｃｍの「卵巣のう腫」は手術ですか？

質問

右下腹部に痛みがあり、婦人科受診しました。
診察で「４×５ｃｍの卵巣のう腫がありますね」とのこと。
手術は７～８ｃｍぐらいの大きさになるまで平気、と言われました。

実は・・・・去年の夏も右下腹部の痛みで違う婦人科受診しました。その時は２ｃｍ程度でした。
今回の先生から画像を見せてもらった時、倍以上になっていたのでショックでした。たった一年で、こんなに大きくなるのか・・・と。

生理痛も最近はひどくて、起き上がれません。
盲腸あたりの痛みは、常時あります。我慢できる痛みですが。
今後も、生理痛と下腹部の痛みを抱えながらしのいでいけばいいか不安です。

まだ手術しなくていいでしょうか？
大きくなるまで、このまま放っておいて大丈夫でしょうか？

未婚ですが、パートナーはいます。（将来は出産したいです）

回答No.3

GattoBlu · ベストアンサー

卵巣嚢腫（皮様腫）の摘出手術しました。
私は子宮筋腫が出来ていたので、腹腔鏡で筋腫核摘出手術を行った際についでにとってもらいましたが、嚢腫だけを切除摘出してもらいました。卵巣そのものは温存しました。

「手術をする」か「様子を見る」かは、通常は嚢腫のサイズです。一般には５cmを超えると茎捻転といって嚢腫がお腹の中で捻れる可能性が大きくなるため手術適応が考えられます。
もちろん痛みがある場合は医師との相談で、サイズ的には小さくても切除手術する場合もあります。

卵巣嚢腫が頚捻転を起こすと脂汗を流し気を失うほどの激痛らしいです。もちろん、この場合はそのままにはしておけないので緊急での手術が必要になります。

卵巣を丸ごと摘出するか、嚢腫部分だけを切除するかは、嚢腫の状態や年齢、今後の出産希望の有無などで変わります。
卵巣がねじれ、その先が壊死しているといった場合（救済できない状態）は別ですが、閉経後で卵巣癌の心配の方が大きい高齢者を除いては可能な限り卵巣は残すようにする医師が多いはずです。いずれにしても、担当医とよく相談した上で治療されるのがベストだと思います。

茎捻転を起こしてしまってからの緊急手術だと卵巣ごと摘出せざる得ない可能性も高くなりますが、早めに手術する場合には卵巣は温存して嚢腫だけの切除摘出で済む可能性も高くなりますし、術式も開腹せずに腹腔鏡で行うといった選択肢も出てくるかと思います。
腹腔鏡手術なら傷跡も小さく目立たなくて済むので未婚の方にはお勧めですが、腹腔鏡手術はまだまだ信頼できる医師が多くはないため、定評のある医師に執刀してもらおうと思うと手術の順番待ちにも時間がかかるので、早めに手術に向けて行動した方がよいと思います。

お礼

GattoBluさま、体験者としての細やかなアドバイスをありがとうございました。

まだ学生なので、8月の夏休みまで様子をみようか迷っていました。
ですが、「腹腔鏡手術はまだまだ信頼できる医師が少ない」と教えて頂き、早速検索してみました。少ないんだなぁ、とびっくりしました。

夏まで放るよりも、もし手術だったら夏休みに合わせられるよう、早めに病院探し＆受診の方向へといきたいと思います。
本当にありがとうございました。

回答No.2

ddeana

不安なのは十分にお察ししますが、大きさのみで手術するかどうか決まるわけではありません。のう腫が卵巣のどこにできているのかは個人個人違いますし、２cmから４cmになったのと同じスピードで７cmになるかどうかなんて本人にも医者にもわからないからです。
私はのう腫で卵巣を一つ摘出しましたが、直接原因となったのう腫の大きさは4cm。通常ならば経過観察の大きさでした。卵巣は固定された臓器ではなく動きます。動くからには大きさだけでは判断できない事態も起こりうるのです。

手術経験者としてお勧めできるのは下記です。
１．自分がどうしたいのか決める。
これが一番難しいかもしれませんが、ここがすべてを決める出発点です。
卵巣が二つあるにはそれなりの理由があるからです。一つになっても排卵はできます。が、二つよりも可能性は当然ですが低くなります。またいったん取ってしまってから再生することは出来ません。自分が二つの卵巣を出来るだけ残したいのか、痛みなどを不安をかかえるよりは一つ取ってしまってもいいと考えるのかそれをまずお決めになることです。もちろん自分の思いどおりにならないこともありえます。ですがまず自分がどうしたいのか、それをはっきり決めなければ、医者とのコミュニケーションに行き違いが生じないとも限りません。

２．医者とのコミュニケーション
通常の診察で、病状の詳しい説明や今後の治療方針について話しあうのはもとより、緊急時かかりつけの医者にどのように連絡が取れるか、もしくは自分の症状などを他の医療機関にすぐに見せられるように、カルテのコピーなどをもらえるかどうか聞いてみる。
私の場合はのう腫で腫れた部分がねじれてしまい、猛烈な腹痛と過呼吸に襲われ、救急車を呼ぶ羽目になりました。かかっていた病院が自宅から遠かった為、夜中など担当医に直接連絡できなかった場合とりあえず痛みをおさえる治療に専念してもらうよう頼むということでコンセンサスが取れてました。救命では最初絶対緊急手術だと言われましたが、つきそった家族が手術するならかかりつけの医者でとそれまでの経緯を説明し、容態がひどくならない限り患者の意向に従うことに納得してもらいました。
後日かかりつけの病院で検査をし、のう腫の場所から再び同じようなねじれが起こる可能性があるとわかり、卵巣を摘出しました。医者との密なコミュニケーションのおかげで手術まで不安なくすごせたと思っています。

３．ストレスをためこまない
生理痛以外にも痛みを感じることがあるので、神経質になってしまいがちですが、卵巣のう腫はそれ自体即命の危険があるという病気ではありません。痛みがあっても日常生活はできるのですから、楽しい事、好きな事をどんどんやりましょう。ストレスはホルモン分泌のバランスをくずすこともありますし、ためこみすぎるとマイナスの作用ばっかり増えてしまいますよ。あんまり悩みすぎない！　これが一番です(笑）家族やパートナーの方に病状を知ってもらうのも、理解者を増やすという意味で大事ですよ。お大事になさってくださいね。

お礼

ddeanaさま、要点をしっかりと押さえた考え方をお教え頂き、ありがとうございました。

単に「不安」という不透明な感情に振り回されず、お勧めの１～３がとても参考になりました。うれしかったです。

リラックスの方法も書いてくださり、感謝いたします。
何かあればまたよろしくお願いします。

回答No.1

choco_jiji

1年でずいぶん大きくなってしまいましたね。
そのまま成長すると、今年中に7,8cmを超えてしまいそうな勢いですね。
定期的に診察を受け、やはり大きくなる傾向であれば手術を考えたほうがいいでしょう。卵巣は片方あれば妊娠は可能ですからあまり心配は要らないと思います。

お礼

choco_jijiさま、いち早い回答をありがとうございました。

今年中には７～８ｃｍ！？な勢いとのこと。
今は定期的に通院している婦人科は無いので、まずは婦人科のかかりつけ医を探すことが必要なんだな、と文章を拝見して思いました。