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お金のために生きたくはないです・・・
今、高3の者なのですが経営に興味があって理系なのですが経営工学のような分野に進みたいと思っています。 しかし最近、将来このような分野だと何かお金のことを気にしすぎてしまうような人間になってしまうのではないかと思っており、不安でいっぱいです。 どのような意見でも結構ですのでみなさんの意見を聞きたいです。
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こんにちは 経営工学専攻しました >将来このような分野だと何かお金のことを気にしすぎてしまうような人間 >になってしまうのではないかと思っており、不安でいっぱいです。 経営工学でお金を考えるような授業ってどの科目のことでしょう? いやもちろん教養科目として、経済とか簿記とかありますけど そんなの文系の学部なら普通にありますし 東京理科大学工学部経営工学科 http://www.tus.ac.jp/fac/ko1_man.php#cal この中で言えば、ファイナンス工学ぐらいかな? それでも金儲けを学ぶ学問じゃないですしね 株価の動きを統計学とか確率論を駆使して、説明しようとする学問です (まあ昨年の経済不況の原因となったような分野ですけど笑) 嫌なら履修しなければいいのでは?大学は自由ですよ。 必修なら仕方ないですけどね 経営工学って楽しいですよ 主に対象とするのは、 工場の生産過程を如何に効率化を図るか?とか 品質管理を向上させるための手段は何か?とか そんな感じの学問です 私が実験したもので、一番楽しかったのは、細かい数字は忘れましたが 「2mの高さから自由落下させて、3m先の30cm四方の枠に 落ちる紙飛行機を受注した。これを30機生産せよ」 みたいな課題が与えられて、各班で生産するんです 紙飛行機はいくつかの部品から成り立っているんですが 長さと翼の幅、機首につける重りの重さは自由なんです。 できるだけまっすぐ安定して飛ぶ飛行機を作成する必要があります 手順としては、 長さと翼の幅をいくつかのバリエーションで作成してみて相関関係を見る そして一番安定する長さを導く さらに重さも変化させて、どんどん安定するベストのスペックを確定させる そしてこれだ!というスペックを割り出した後、機体製作です なにしろ30機納品する必要あります。しかし適当に作っては 30機納品するのに50機製作することになるかもしれません これでは歩留まりが悪すぎます。企業なら倒産します なのでベストなスペックの機体を安定して製作し、できるだけ 少ない数で30機を枠内に着陸させるための、製作手順書を作成して 班の製作する人によって機体製作がばらつかないようにする こんな実験をして、あなたが企業の工場長で、オーダーが入った場合の 仕様確定から製作までをシミュレートします 上記のことをサラッと書きましたけど、当然1回の実験時間ではできないですよ これを延々と半年ぐらいかけて実験を繰り返すわけです 実験としては、ここまででしたが、さらにつっこむなら 部材の仕入れがいくら、実験にかかったコストがいくら。。とコスト計算し 30機納品の場合の1機あたりの値段を各班ごとに算出する 当然、各班ごとバラバラの値段が出ると思いますが ほぼ完璧に近い機体・・だけど高コスト 失敗作も多いけど・・・低コスト みたいなことになったときに、お客さんはどっちを購入してくれるか?とかまで やればどんどんシミュレートできますね こういう感じの学科でした。 これが「お金に関する学問だ」ととらえられちゃうなら仕方ないです そういう場合は、純粋な理学部物理学科とか数学科を目指すしかないんじゃないでしょうか? がんばってください
お礼
実際の授業が分かって親近感がわいてきました。 自分の考えがかわりそうです ありがとうございました。