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既婚者、着物の袖丈について
とても気に入っているつけ下げがあります。 単衣で、クリーム色の地色で、 肩からオレンジ色の菊の小花が下に向かって大きくひろがっています。 袖丈を計ると、62センチ。 高齢で既婚者の私には、もう、着ることは出来ないのでしょうか。 デザインの関係で、袖を短くすると、おかしくなります。
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62センチというと、微妙ですね。確かに一般的な着物は現在は1尺3寸ほどで仕立てられることが多いですので、それに比べると長いことになりますが、振袖や小振袖ほどの長さはありません。 当方の理解では、大振袖は袖丈が三尺から三尺三寸(1m14cm~25cmくらい)、中振袖は二尺四寸から二尺八寸(91cm~1m6cmくらい)、小振袖は二尺から二尺三寸(76cm~87cmくらい)との認識ですので、小振袖ではないと理解しています。振袖だと独身女性に限られますからね。 袖丈60cm程度のものは大正から昭和初期の着物にはわりと見られた袖丈で、未婚、既婚の区別なく着られていたはずです。 今でも付け下げ、訪問着なども60cmを超えて仕立てる場合もあり、柄ゆきを考えてのことだったり、華やかさをだす為だったりします。たぶんそのようなお着物だと思います。(ただ、これに合わせて襦袢を仕立てなくてはならないので、着回しを考えてると贅沢な品と言えます) morino-konさんのご身長がもし160cm以上あるなら、別の意味でも振袖と間違えられることはなく、優雅な着物としてお薦めできます。
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- bekky1
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>袖丈を計ると、62センチ。 高齢で既婚者の私には、もう、着ることは出来ないのでしょうか。 お幾つなのかわかりませんが、私は57ですが、尺6寸の附け下げも 色無地もチャラチャラ着て歩いてます。 身長162です。 ピンクに近いオレンジも、クリーム色もアリです(笑) 子供たちは、地味な鮫小紋より、お母さんにはこういうのが似合う言ってくれてますし、クリーム色の附け下げは私が20代のときに作ったものです。 サスガに、真っ赤なのはちょっとね・・ですが(笑)、娘(24)より、まだ色目が人を選ぶのか私のほうが似合うのですが、 柄がかわいいので、いくらなんでもコレは無理・・・と。 と言うわけで、「高齢の既婚者」がどれぐらいに相当するのかわかりませんが、実例が少なくともここに一人(私)は居ると言うことで、ご参考までに・・・です。 ただ、「常識」は人それぞれですから、アナタが、どの時代のどのような人の常識に合わせたいかでかなり違ってくるでしょう。 #1の方のように、既婚者=尺三寸と言うのもいまどきの常識の一つ?なのかもしれないですが、 昔、常陸宮妃殿下(天皇様の弟殿下の妃殿下ですが)が結婚後にお友達の結婚式に御呼ばれのときに 中振袖を着ておられてとてもかわいかったです。 週刊誌でみました。 ソレと、昔の婦人雑誌では、「奥様の外出着」と言うことで お召しの袖が長い! 尺6寸どころではないです。 「今の尺3寸の常識」がどうしてそうなったかと言うと 着物が普段着でないことが一つ。 着物生活がフツウに普段着であったときには、普段着の「綿の着物」は 袖は短いです。 コレは既婚者も未婚者もです。 家事をするにはフツウにジーンズとTシャツでと言うのと同じで 労働着ですから、短い。 しかし、お出かけ、おしゃれ、余所行き、冠婚葬祭の特別となると、 着物で生活していたときは全部コレ、長いです。 考えてみれば当たり前でしょう? 高い絹物をあつらえて、わざわざ、スニーカー感覚で短くはしない。 当然、長じゅばんの袖も合わせて、長く用意しますが。 オークションでお安く落としてはちまちまといじるる和裁が趣味の おばちゃんの私ですが、 着丈145cm(昔の人は小柄です)などでも、黒留袖・黒喪服が尺6寸ー7寸あるのがある。 布幅9寸あるかないかという一越ですが、明治でしょうか? お召しなどはフツウに尺5-6寸アリです。 ただ、コレは、着物文化が一般的な時代の「常識」ですから、 いまどきの「呉服屋さん」が広めた尺三寸常識に「慣らされている」 一般の人にどう見えるかはまた別。 そして、アナタの常識としてどれを採用するかも好き好きです。 イマドキノ振袖はレースヒラヒラ襟ダッテアリだし、 デモ、コウイウノハ、オバチャンのワタシはいやだなッテ思って見ます。 同じように、おばちゃんの私が尺6寸の着物を着ていると、 ナニ?あのおばさん、袖が長くておかしいって、若いお嬢さんが 考えるかもしれない。 アナタがダレのいつの時代の「常識」を採用するかです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 まずは、私の身の上(未婚か、既婚かを)知ってる人のいない場所、お祭りや食事などの外出で着てみようかと思います。 とても気に入ってるし、単衣の袖が揺れる様子は涼しげで優雅な感じなので、また着てみたいと思っているのです。 口うるさい知り合いがいそうな場所はさけて、反応をみてみます。
- kanako2005
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着物が日常着として着られていた頃、袖丈は身長の3分の1ぐらいを目安に決めていました。 それくらいが背丈とのバランスがちょうどよい、ということです。 それを基本に、 ・若い人は10cm程度長め、年配になるほど短かく ・晴れ着は長く、日常着は短く(年齢に関係なく) ということを考えて、各自がこのみの長さにしていたのです。 現在の袖丈は、大体以下のようになっています。 普通袖 : 49cm(1尺3寸)/ 53cm(1尺4寸)/ 57cm(1尺5寸) 大振袖 : 114~125cm(3尺~3尺3寸) 中振袖 : 87~114cm(2尺3寸~2尺8寸) 小振袖 : 76~87cm(2尺~2尺3寸) お持ちの着物は62cm(約1尺6寸)とのこと。 少し長目ですが、振袖とは言えないので大丈夫だと思いますよ。 (質問者さんが小柄な方だと、少しためらいますが) 長めの袖丈にすると、優雅なかんじになるので、少しドレスアップする、華やかな席で着られたほうが似合うと思います。
お礼
有難うございます。 着物を作ってくれた母も、お店のかたも、当時は「つけ下げ」ということで、振袖という認識ではなかったようです。 最近までずっと独身だったため、あまり気にすることはなかったのですが、40代で結婚してからは、着物も迷うようになりました。 正式な場だと、いろいろと口うるさい人もいるので、知り合いの少ない、にぎやかな場所で着て、様子を見てみたいと思います。
- fedotov
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残念ですが、 袖丈1尺5寸~2尺(約60~80センチ)の小振袖なので、 袖を落として短くできないのであれば、お召しになれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 通常の認識では、そうなのですね。
お礼
有難うございます。 これから、これを口実に、夫を「優雅な場所」に誘ってみたいと思います。 と同時に、見た目を若々しく保つための努力の材料にしたいです。 「いつまでも、この着物がにあいますように。」と。