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【将棋】どうやっても先手が勝つ!

序盤、先手から 76歩、34歩、75歩、84歩、78飛、85歩… みたいな感じで指し進めた形で、 次に 74歩とつくと、どうやっても先手が勝つ! というのは本当ですか? また、なにか参考になりそうなサイトがあったら教えてください。

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  • Ohfuji
  • ベストアンサー率50% (4/8)
回答No.7

初手から、▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩▲7四歩と進む局面の話ですね。 まずは軽く経緯から。以前は△8五歩までの局面で、▲4八玉の一手とされていました。以下、先手は升田式石田流に進み、それはそれで優秀な戦法なのですが、後手に最善の駒組みをされると仕掛けが難しく、不満とされていました。 そこに、鈴木新手が現れました。それが冒頭の手順です。▲4八玉の一手と思われていた局面で、▲7四歩として7筋の歩の交換が可能…棋界にそう知らしめ、石田流の可能性を大きく広げました。 ところで、この▲7四歩を発見した鈴木八段ですが、彼はハチワンダイバーの監修者でもあるのです。ハチワンダイバーの中で「▲7四歩で先手必勝」という扱いがなされているのは、このあたりの経緯もあるのだと思います。 さて、話を局面のほうに戻します。確かに▲7四歩とされたこの局面では、先手が主導権を握っています。しかし、定跡を調べてもらえばわかると思いますが、後手もしっかりと対応すれば、そう簡単には崩れません。 ここの回答の中に、「冒頭の後手の手順は、石田流対策としては最悪。そのまま指す事はまずありえない」というものもありましたが、それは言いすぎだと思います。プロの実戦譜もいくつかあるくらいですからね。「冒頭の後手の手順は、石田流対策として無い事は無いが、他に優秀な手段があるので、あまり好んで指される変化ではない」というのが、妥当なところでしょう。 実際に強い人相手に指してみればわかると思いますが、先手は主導権は握れるものの、それだけで勝てるわけではありません。例えば、定跡のひとつに「先手の持ち駒の飛車が活きるか、後手の持ち駒の角&盤上の馬が働くか」という展開になるものがあります。そこから先は、無理に動いた方が悪くなるため、双方少しずつポイントを重ねてゆく必要があります。冒頭の手順のように進んだからといって、先手が必勝ということではないのです。 話をまとめます。 ・「74歩とつくと、どうやっても先手が勝つ!」というハチワンダイバー中の大袈裟な発言は、監修者の鈴木八段の影響が少なからずある。 ・実際この局面は、先手は主導権を握って戦えるが、実際に勝ちきることとは別問題。少なくとも、後手がきちんとした対応をとれば、すぐにつぶれることはない。 ちなみに余談ですが…「プロ棋界で、後手勝率が統計史上初の5割越え」というのが話題になっており、その数値だけを見て「先手有利の時代は終わった」という人がいますが、わたしはそう簡単に結論を下すべきではないと考えています。 そもそも、これまで先手勝率は5割2分程度で、その年によって±2分程度であることが多かったのです。なので、先手勝率が5割ギリギリ、あるいは若干下回るというのは、偶然誤差などを考慮すると、十分想定の範囲内でした。実際、先手勝率は.497。それほど大きく負け越したわけでもないのに、1年の結果だけで「先手不利」と断言するのは…。 また、その理由として「後手番戦法としてゴキゲン中飛車、一手損角換わり等が進化してきたため」と多くの人は言いますが、情報化が進む現代においては、先手の対策だってそれに伴って進化していきます。戦法だけの分析では不十分に感じられるのは、私だけでしょうか。 とはいえ、「後手勝ち越し」は確かに面白いデータですね。今年度もまた先手が負け越す様なことがあれば、「先手不利とまでは言えないが、少なくとも先手が有利な時代ではなくなった」と言えるかもしれませんね。

motemoteo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 というか、後手が勝ってるというデータは最終的には単なる統計的なところにいってしまって、別に何の意味も無い様に思えますけどね

その他の回答 (6)

  • don_go
  • ベストアンサー率31% (336/1059)
回答No.6

>じゃあドラマのハチワンダイバーの鈴木八段は嘘ついたってことでしょうか? >76歩、34歩、75歩、84歩、78飛、85歩… ↑の手順は石田流でもごく初期の早石田と呼ばれ、後手の 対応としては最悪とも言える指し手順です。 確かに、その手順通りに進めば挽回し難い不利な状況に陥り ます。 但し、対石田流の研究が進んでいる中、石田流の事を知って いる人は上記の様な手をそのまま指す事はまずありません。

motemoteo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やっぱりそのまま指す事なんてないですよね

  • kyoromatu
  • ベストアンサー率14% (746/5024)
回答No.5

>【将棋】どうやっても先手が勝つ! 昨年1年間のプロの公式戦では、40数年ぶりに後手の勝ちの方が多かったという公式発表がありました。 つまりこれまでの先手が有利という話が逆転した・・ということになります。ですのでこ素人アマの将棋においても先手後手同等・もしくは後手若干有利が今後通説になっていく可能性はあるような気がします。 質問に対する回答にはなりませんが参考まで知っておいても損はないお話です。

motemoteo
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考にしておきます。

  • moritan2
  • ベストアンサー率25% (168/670)
回答No.4

> 76歩、34歩、75歩、84歩、78飛、85歩… この手順は後手にとって嫌な手順です、これで不利とはいえないけど、ぼくは避けます。避けるのは簡単で▲76歩△84歩で避けられます。この後▲75歩なら△85歩▲77角を決めてから△34歩と突けば▲66歩とするしかないので回避できます。

回答No.3

必ずしも先手が勝つわけではありません。 (先手の指し手にもよる。) ただし、最善を尽くすと振り飛車側が有利(先手側が有利)になるという研究があります。 (今は廃刊になった雑誌、近代将棋2008年1月号参考) 詳しく説明すると長くなるので省略しますが、有利になる、とだけ書いておきます。 (必勝とはいえません、もちろん後手側も手段があれば有利になるのかも。) ただし、将棋全体で先手が必勝なのかというと、これまた違います。 現在プロなどの話し合いによると、最近は手損までして指す戦法(ゴキゲン中飛車、1手損角換わり)などがあるので、一概には言えなくなってきています。 将棋世界の去年の雑誌にこのようなことで議論を繰り広げられたものがありますが、これでもまだ結論は定まっていません。 (プロの意見としては、先手が勝つか、千日手になるか。) ちなみに6×6のオセロだと後手が必勝らしいです。

motemoteo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます

  • don_go
  • ベストアンサー率31% (336/1059)
回答No.2

先手が必ず勝つという訳ではありませんが.... 石田流の事でしょう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/升田式石田流 >早石田を知らない相手の場合、それまでの▲5五角~△同角 >(8二同角)までの先手の 手を全て受けきるのは難しく、△6 >六龍の局面になる前に相手が受け間違えて不利になることを >狙うのである。 攻撃力が高い事で良く研究される事から、衰退と復活が繰り返 えされています。

motemoteo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.1

ありえない話です。 もしそうなら、とっくに将棋がすたれているか、またはルールが変わっているはずです。

motemoteo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 じゃあドラマのハチワンダイバーの鈴木八段は嘘ついたってことでしょうか?

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