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地直し
「超」がやっと取れたくらいの、洋裁初心者です。 このGWに子どもの服を作ろうと思い、今生地を水に浸しているところです。 水に浸しながら思ったのですが… 布を使う前に地直しをしましょう、とよく言いますが、作品の洗濯縮み防止のために布地の段階で水通しすることは理解できるのですが、 「横糸を数本抜いて目を整える」というのはなぜでしょうか? 布の切り目(裁ち目?)がちょうど直線の縫い代になるなら、その方が便利だという場合は分かりますが、 例えばチェック柄の布で縦横の柄を斜めに使いたい場合、型紙自体は生地に対して斜めに置いて裁断しますよね。 型紙の端が曲線の場合も切り目が直線であるメリットは別にないわけだし。 端っこだけ布目を整えても、その直線の通りに型紙を当てるわけでもないなら、アイロンしたり生地を引っ張ったりして、ある程度模様が整うようにすれば、切り目は必ずしも定規のようにピシッと真っ直ぐである必要はないような気がするんですが、他に何か理由があるのでしょうか? これから軽く脱水して干すところなので地直し自体は明日の作業ですが、やっぱりちゃんと布端は横糸を抜いてきれいに切りそろえるべきなのかな~、と…要するにめんどくさいと思ってるだけなんですがw ちなみに生地はオックス、ダブルガーゼ、麻混です。 特にダブルガーゼは初めて扱うので、このフワフワ感にちょっとビビッています。 もしかして水通ししない方が扱いやすくてよかったのかも?とか思ってます。(もう浸しちゃいましたが…) ダブルガーゼの扱い方のコツなどもあったら教えて下さい。 文章が下手で長くなってしまいましたが、まとめると、 ・地直しの横糸を抜いて切り端を整える理由 ・ダブルガーゼの扱い方 この2つです。 あほな私に教えて下さい…よろしくお願いします。
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布を織る課程での攣れや歪みを正す為ですね。 水に漬けた後(水に漬けるのは綿だけですが)、下記の工程をして初めて「地直し」と言えます。 ちなみに端だけではなく布全体を直します。 1・耳が攣れている場合は切りこみを入れて伸ばす。 2・横糸が布の耳端から耳端まで真っ直ぐに通っているか。 曲がっていたら横糸を抜いて真っ直ぐに裁ち直す。 3・裁ち直した切り口が耳と直角であるか。 歪んでいたら布を引っぱり全体の歪みを直す。 小物など細々したものは無視してもいいんですが、洋服の場合地の目が歪んでいたら縫製時にずれたり、出来上がった物が歪んでいたり等影響が出ます。 布目が歪んでいると、綺麗なラインが出ないんですよ。 例えば平織りの生地でタイトスカートを作るとわかり易いんですけどね。 中心線に対して横糸が直角になってないまま裁断して縫ったら、脇線や後ろ中心線、裾線が歪んだりします。 シャツやブラウスの襟なども地の目が歪んでいると「ピシッ」と決まりません。 自分で作って自分で着る分には多少アバウトでもいいかもしれませんが、自分で作る物だからこそ細かなところにも気を配れば製品にも負けない物が作れると、個人的には思っています。 経験から言って、地直しとアイロンに手を抜いたらそれなりの物しかできないです(非常に面倒ですけどね)。 ダブルガーゼ・・・繊維は「綿」ですよね。 綿は水通ししないと縮みますよ。 綿で水通ししないのは、防縮や防しわなど「加工されていない物」だけです。 ダブルガーゼは扱った事ないんで、扱い方は他の方にお任せします。
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- chai1900
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わかりやすいアドバイスがたくさんついているので、具体的な補足を一つ添えさせてください。 >チェック柄の布で縦横の柄を斜めに使いたい場合、型紙自体は生地に対して斜めに置いて裁断しますよね このとり方はダメです。 斜めの柄を使いたい時は、柄自体がバイアスチェックの生地を選ばなければいけません。 斜め(バイアス)だと伸びます。 伸び防止のためにも、縦横をしっかりとる意図があります。
お礼
アドバイスありがとうございます。 斜めに取る方法、ダメなんですか!言われてみればなるほど納得ですが… 生地自体が斜めの柄になってるモノを選ばないといけないとはちょっと驚きでした。 ポケットとかフリルとか、影響のないところにとどめた方が良さそうですね。
- bekky1
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あまり皆さん気づいてないようですが、 洋服はほとんど左右対称に作ります、でしょ? で、無地なら、そうでもないのですが、 既製品などでも、微妙なカーブなど、左右対称になってない、 「柄、縞」などの消え具合?中途半端さが左右で違っていたりする。 ・・・でわかる。 スカートのすそ線や、スカートのなどウエスト位置の、微妙な ベルト位置でのカーブなど、中心線からの左右対称でないのが すぐわかるものもあります。 コレをきちんと、左右対称にするためには 正しく、 横糸がまっすぐ横になって、 縦横の糸が「直角」でないと、左右の対象の位置になる 部分の同じ高さのところが「同じ柄」にならないので目立つのです。 ソレと、フレアースカートなどはすそ線もですが、 一枚一枚のはぐべき布地の目がそろってないと、 左右のフレーアーが左右対称に出ない。 こんど道行く人の左右対称にこだわって、同じ高さの位置が 同じような柄になっているか見てみてください。 無地でも、ヨークの切り替えなどの微妙かカーブの切りあがり方など 左右対称に布目がなってないのもあります。 こういうのは型崩れするのです。 ダブルガーゼは素材として扱ったことがないのでわかりません。
お礼
アドバイスありがとうございます。お礼が遅くなりました。 左右対称、高さ。なるほど~!です。 そういうところにも差が出てくるんですね。 ホント、地直しは大事なんですね~。 せっかく作るんだったら、そういうところにも細かく気配りするべきなんですね。 頭で考えてるだけではそこまで細かいところには気づきませんでした。 納得です。 ほとんどの人が「こうした方がいいですよ」というからには、そりゃそれなりの理由があって然りだと思いますが、こうして一つ一つ教えていただけるととても納得がいきます。
チェック柄など模様を利用して裁断するつもりで 良く見ると 斜めに上がっていることがあります そういうのも直さないと・・・ ですよね^^v 斜めに利用するにしても 縦横が歪んでいたら 90度、180度ずらした別の部分とで 微妙に格子の角度が違うことになります
お礼
アドバイスありがとうございます。お礼が遅くなり、すみませんでした。 なるほど…チェック柄を斜めにとろうとしても、歪んだ生地からでは当然真っ直ぐは取れませんね。 地直しはけっこう大事な作業ですねー。ふむふむ、納得です。
お礼
ご回答ありがとうございます。お礼が遅くなりすみません。 既製品の服でも、洗ったら脇線や裾がガッツリずれたりする時ありますね。 中心線に対して横糸が直角に、というのがポイントなんですねー 勉強になります! でも生地全体をしっかり直角に直すのってけっこう大変な作業ですね… 巾が1.5mとかで2mくらい使うようだと、かなり根気がいるかも… お裁縫って、実はかなり地道に細かい作業の連続ですね。 でも自分で作るからこそちゃんと手を入れ気を配れるのがいいところですね。ホントにその通りだと思いました。