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年度末になると、なぜ道路工事が増えるのか?

質問の内容はタイトルどおりです。 「予算消化のため」という意見を多く耳にしますが、実際はどうなんでしょうか? この時期にこれだけの予算が残っているとも思えないし、雪が終わった時期と年度末がたまたま同時期に当たるからかなぁなんて考えたりもしますが。

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  • ベストアンサー
  • simox
  • ベストアンサー率50% (195/383)
回答No.1

予算執行上の都合で、ある程度仕方ないのです。 年間にこれだけの工事をしよう、という計画をして予算を立てるのですが、 それを12ヶ月等分に実施するわけではなく、年度末に偏って実施しているのです。 なぜ等分に実施しないかというと、もし予想外の何事か (突然の道路陥没とか大雪で除雪に思ったより費用がかかったとかですね)が起こった時に、 予算を使い切ってしまっていたら、対応が難しくなります。 ということで、ぎりぎりまで待って、もう大丈夫だろう、ということになってから実施するわけです。 という風に、役人の人は説明します。 でもまぁ、多めににつんでおいた予算を消化するために不急不要の工事を年度末にやっている、 という印象をもたれてもしょうがないだろうなぁ、なんて思いますが。

noname#13482
質問者

お礼

ありがとうございました。 予備費や繰越処理というものは無いんでしょうか?

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その他の回答 (2)

noname#118466
noname#118466
回答No.3

基本的には政府の予算承認制度に問題があると思います。 国家予算の仕組みは複雑且つ金額が大きすぎるので家庭の場合に置き換えて説明します。 自転車が故障したので修理に持っていきます。あなたは大体一万円内で済むだろうと親から一万円を預かりましたが、実際には8,000円で済みました。2,000円は親に返金することになります。無駄使いもせず真面目に2,000円を返したので信用がまし、次回はもう少し余分に持たせるかも知れません。 国家の場合 出張所には自転車が10台あるので年平均一台は大きな修理費がかかります。しかし、全ては予算で動くので、修理費として一万円要求し、その妥当性を示す資料を添付します。予算裁定にあたり、緊縮財政を求められているので9,000が認められました。しかし、たまたまその年は大きな修理がなく6,000円で終わった場合、どうするかです。一般的には、残りの9台の自転車の内から早めに修理や部品交換をした方が良いものを選んで3,000円を使いきります。翌年の予算申請は、前年度9,000円 の実績があるので比較的簡単な審査で(或いは無審査で)9,000円又は10,000円が認められます。その出張所が人員削減等で自転車が8台に減っても年間修理代10,000円は恐らく続くでしょう。いわゆる役所の無駄はこうしていたるところに積み重なって行き、自ら予算を削減する事はありえない仕組みが出来上がっていると思われます。 改善すべき点 予算は概算で認め実施後の監査を厳しく行い、予算申請(承認)と異なる使われ方をした場合は厳しく取り締まる(罰する)ように変更すべきです。予算を正しく使い残高を国庫に返した場合は、その何割かを報奨金的に次回の予算に反映させるなどの奨励策が必要です。現在は申請時に厳しく審査して実施後の監査は抜き取り方式なので、予算はとにかく取ったものが勝ちとなっていると思います。 会社の交際費なども官庁の予算方式の影響を受けて承認された枠内であれば自主運営が認められるため、期末に残高がある場合、あらゆる手段で消化するのがこれまでの伝統です。しかし、交際費そのものの見直しや金額の削減が厳しくて、期末まで持ちこたえる交際費など夢になっているのが現状かも知れません。 かくして2-3月になると住宅の周辺や地方道路で一斉に穴掘り競争が始り市民が迷惑を蒙ることになります。予算は一年分ですから、役人が説明するように期末に使う分も当然あります。しかし、当然のことに文句を言うほど市民の目は甘くないと悟るべきでしょうね。

noname#13482
質問者

お礼

ありがとうございました。

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  • nobunojo
  • ベストアンサー率29% (122/407)
回答No.2

No.1の回答も一理ありますけど、 日本での一般的な会計年度が4月~3月だからってのもありますね。 予算の枠を取って、その中で工事費額の積算をして、 入札をして業者を決めて、詳細設計をして…となると、 どうしても実際の工事ができるのが年度末になってくる。 単年度限りの案件だと3月末に決算まで済ませないとならない以上、 嫌でもこの時期にしか工事ができない、とも言えます。 設計と施工を別案件として処理するというテクニックも考えられますが、 事務手続きが煩雑になってしまいそうですし、たぶんコスト的にも 不利だと思われます。会計制度なんかを見直して、 もうちょっと弾力性のある予算執行が認められれば、 こういうことを減らすこともできるんじゃないかと思いますけどね。 予備費なりポケット的に積んでおいた予算消化ってのは、 あまり誉められない理由ですね。要らん金なら返すなり次年度に積むなり、 ってことが出来ればいいんですが、年度越しの時点で金や在庫を抱えている のはイカン!、という経理屋サイドの言い分に予算執行部門が勝てない、 ってこともあるんじゃないかと思いますね。つまらない話です。 ところで、例えば、アメリカの会計年度は暦と一緒ですが、 やっぱり12月になると工事が増えるんでしょうかねぇ?

noname#13482
質問者

お礼

ありがとうございました。 「設計と施工を別々に処理するとコストがかかる」とのご指摘ですが、この時期はどこを走っても渋滞の連続です。社会的コストロスもかなり大きいかと思います。それに排ガスで空気もいつも以上に汚染されます。 会計制度の見直しについても書かれてありますが、民間企業だと繰り越し制度や多年度にまたがる事業もこなしています。 ひょっとして小泉改革が進行すればこういった事態も解消されたりして・・・

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