VBAで、数式バーとステータスバーが復帰しない点について

質問

お世話になります。

以前にも、同じ内容の質問をさせていただき、そのあともいろいろと
試してみたのですが、どうもはっきりわかりません。

Private Sub Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)
Application.DisplayStatusBar = True
Application.DisplayFormulaBar = True

MsgBox "ここ通る"
End Sub

上記のように、数式バーとステータスバーを
復帰させる処理を書き、実際に終了させるときに
処理を通るのですが、Application.Quitで閉じようとした場合には
正しくバーが復帰されるのですが、Thisworkbook.Closeで
閉じた場合には、バーが復帰されません。もちろん、
そのあとのMsgboxは両方とも表示されているため、
この処理に飛んではいるのですが…。

どういうわけか、処理を通っているのにもかかわらず、バーが
復帰しないのはなぜなのでしょうか。

Excel2000です。

以上、よろしくお願いいたします。

回答No.1

end-u

ThisWorkbook.Close や ActiveWorkbook.Close 、Workbooks("XXX.xls").Close
いずれを実行しても、閉じるBookの BeforeClose イベントを他マクロから呼ぶ事になります。

イベントプロシージャの場合、この『他マクロから呼び出す』時うまくいかない事例が多いです。
イベント自体は発生し、エラーなくコードも通るが、
ある種のステートメントが無視される...といった感じですね。

『Excel でプログラムでブックを保存すると、メニュー コマンドが BeforeSave イベントで実行されません。』
http://support.microsoft.com/kb/898511/ja
『[XL2000] プログラムを使用するドリブンと Workbook_Activate イベントが火事されません。』
http://support.microsoft.com/kb/294810/ja
#機械翻訳版だから仕方ないでしょうけど...火事って？ X(

BeforeClose イベントの中味についても 他BookのOpenメソッドが効かなかったり、
ご質問のケースと同様にApplicationのプロパティ設定が効かなかったりします。
『Workbook_BeforeCloseについて』
http://park7.wakwak.com/~efc21/cgi-bin/exqalounge.cgi?print+200810/08100154.txt

そういう仕様だという事を踏まえてコードを組み立てたほうが良いですよ。
#Application.Quit は Applicationを終了させるついでに全Bookクローズ処理がされるという事で
#多分意味合いが違ってくるのでしょう。（？自信なし）

具体的には、BeforeClose イベント内ではなく、『他マクロから呼び出す』側のマクロに
Application.DisplayStatusBar = True
Application.DisplayFormulaBar = True
ThisWorkbook.Close
と記述するようにしたほうが良いです。

どうしても、という事であれば姑息な方法ですが ThisWorkbook.Close の替わりに
Sub CloseTest()
　　ThisWorkbook.Activate
　　Application.CommandBars.FindControl(ID:=106).accDoDefaultAction
End Sub
などとして手動操作をエミュレートするようなマクロを実行すれば、
出来なくもない...といった所でしょうか。

お礼

ありがとうございました。

何か腑に落ちない点が残りますが、仕方がないという
ことで妥協するしかないということみたいですね。

強制的にはできなくはないのですが、やはりきれいなコードを
書こうと思っていると、どうしても残念に思えてなりませんが…。

とはいえ、そのようなこともあると解っただけでも
救われました。

ありがとうございました。

また何かありましたら、よろしくお願いいたします。