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自殺が多い理由
日本の自殺が多い理由は何でしょう。 社会に問題があるのか、それとも日本人の国民性なのか。 自殺を減らすにはどうしたらいいでしょう。
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日本人の国民性に大きな問題があると思います。 切腹に見られるように、死をもって自分のしたことの責任を取るという考え方があります。 そのために、実際は自殺をして逃げているだけのことなのに、最大の責任の取り方をしたんだという気持ちになって自殺をしてしまう人が居ます。 また、先日も有名人の方でありましたが、介護などで周りに助けを求めずに自分だけで抱え込んで行き詰って自殺をする人も居ます。 本来は周りに不要な迷惑をかけてはいけないし、迷惑をかけた場合は助けてくれたみんなに感謝をし、自分も積極的に人助けをする。 そういう気持ちが大事です。 しかし、その不要な迷惑をかけてはいけないが、不要の文字が消え、かけても仕方ない迷惑すら駄目で一切の迷惑をかけてはいけない。 と考える人が多くなっています。 助け合って生きていくことが大事なのに、助けられることを忘れてしまっているんですよね。 死ぬ事は責任を取ることではないという考えを主流の考えにすること。 お互い様。という助け合う心をもっと大事にする。 ことが大事なんかじゃないかなと思います。
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- awjhxe
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格差社会が持たらすのが一番の原因です。 自殺の経済的統計は国でも明らかに判ると思われますから。 質問されなくても,経済的自殺者の統計が取れているのでは?
お礼
回答ありがとうございます。 >自殺の経済的統計は国でも明らかに判ると思われますから。 >質問されなくても,経済的自殺者の統計が取れているのでは? 警察庁や厚生労働省や世界保健機関などの資料や、自殺に関する本はひととおり読んで、不明な点について知っている人がいるかもと思い、ネットで質問しました。 世界各国の自殺率の比較や、日本の1950年代から去年までの自殺率を見ると、自殺率が貧富の格差や公的な福祉の不備で、機械的に一律に決まるという認識は事実に反します。 先進国では最も貧富の格差が大きく公的な福祉が貧弱なアメリカは日本よりも北欧よりも自殺率が低いです。先進国の中では貧富の格差が少なく公的な福祉が手厚い北欧も自殺率は比較的高いグループに属します。 1950年代の日本は今の日本よりはるかに貧しく公的な福祉も貧弱だったが、今と同じ10万人あたり20人台の自殺率が毎年続いていました。1960年代から1997年までは10人台に低下したが、時々20人台の年もあり、1998年以後は20人台が続いています。日本は昔から他の先進国と比べて自殺率が高かったのです。 貧富の格差が大きいか小さいか、公的な福祉が充実してるか貧弱か、それが原因で自殺率が単純に決まるなら、誰も悩まないし、解決法も簡単ですが、現実は回答者様が言われるように単純じゃないし、各国政府も世界保健機関も悩んでいる、難しい問題です。 >格差社会が持たらすのが一番の原因です 知ったかぶりや、わかってるつもりで、上から目線で指摘しても、上記の事実の原因は説明できず、科学的に何の証明もなく、仮説の根拠もなく、解決策の参考にもなりません。
- oska
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>日本の自殺が多い理由は何でしょう。 日本人は「死=美」の意識があるのです。 ですから、江戸時代には死刑は5段階に分かれていました。 下手人(牢屋内での処刑、遺体は遺族に返還、埋葬可能) 死罪(牢屋内での処刑、遺体は遺族に返還しないで試し切り、埋葬不可) 以下、公開処刑としての獄門・火炙・磔・鋸挽き刑となります。 公開処刑の場合は、頭は晒され、遺体は(原則)試し切りに使用し埋葬は不可でした。 一番尊い死が、自害だったのです。 日本の場合、「死でもって償い」「死をもって終わらせる」という考えがあります。 中国・韓国では、本人が死んでも子孫まで代々影響が及びます。 (あの家の先祖は、旧日本軍に協力していた親日派だ・・・) が、日本では「自らの命でで終わらせる」るとの考えが遺伝子的に残っているのでしよう。 宗教的に言うと、仏教でも「自ら命を絶つと、成仏しない」との教えが大勢を占めています。 が、宗教観よりも(死に対する)美意識の方が強いようです。 心中事件などは、この最たるものです。
お礼
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- jamiru
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日本は死ねば罪や負い目、重荷から解放されるようになっています。 死ねば平等に扱われます。 罪、負い目、重荷を背負う人が自殺を選択するのは不思議なことではありません。 しかも少々ではなくかなり大きな。 よく将来を悲観して。と言われるのは想像を絶する負い目、重荷でしょう。 減らすには、 人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。
お礼
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キリスト教圏でも自殺者はいるのですが、 日本のほうが文化的に死ぬことへの垣根が低いのだろうとは思います。 罪という感じではないですよね。 神様云々がないので、自分の手で選べるものという感じなのかもしれない。 社会の問題としては、昔のような共同体がなくなりつつあり、個人主義というか孤立が進んでいることもあるのかもしれません。 個人主義と孤立は本当は違うことなのですが。 昔風の共同体はうっとおしい反面、所属感があったりもします。 国の福祉やセイフティーネットに期待できるわけでもなく、 (生活保護申請なんか通らないかもしれない) 相互扶助の精神が希薄で、宗教的バックグラウンドも希薄で(教会みたいな場が助けてくれるわけじゃない)、たとえ何かの助けを借りて立ち上がりたいと思っても頼る先がない。 あるいは、頼れる組織を知る機会がない、取り持って紹介してくれる場が少ない。 景気が悪くて経済的不安がある。 リストラされた。または、リストラされるかもしれない。 仕事が無い。または仕事が忙しすぎる。 昔の植木等の歌のように「何とかなる」と思いにくい世の中なのかもしれません。 「どうにもならない」みたいな。 (たまには歌詞にあるように「青い空・白い雲」を見たほうがいいと思いますが) なお、病的なうつ状態(普通の憂鬱さを通り越し)になると健康な判断ができなくなります。 自分も多少は経験がありますが、そういうときは生物的におかしくなっている感じがします。 ふっと電車の入ってくるホームに呼ばれる人もあるでしょう。 このへんは理屈で「馬鹿だ」とか言ってもしょうがないので、適切な治療を受ける必要があります。
お礼
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- 大空 二千翔(@oozora2000)
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(1)人を殺すことは罪だと思っていても、自分を殺すことには罪の意識がないからではないでしょうか? (2)人に迷惑をかけてはいけないという気持ちが強すぎるのではないでしょうか? (1)の認識に至る原因は、やはり、宗教観の違いだと思います。キリスト教(社会)では、他人であろうと自分であろうと命を奪うことは大罪であり、そのような人間はどんな理由であろうと決して救われることがない(つまり地獄に行く)という観念が潜在的にあり、歯止めになっていると思います。勿論そのような国でも「こいつ殺してやろうか?」という殺人への動機はあり、人を殺すことにかけては、日本以上だと思うのですが、自分を殺すことには何らかの自制が働き、なかなかふみきらないのではないでしょうか? 又、日本には武士道の名残で、自死を選ぶことは美しいこと、潔いことという考えが未だに根強いとも考えられます。 (2)日本人が「和の精神」や人に対する「義理・人情」を重んじ、人に迷惑をかけまいとするのは、一つの美風であることは認めますが、結局はそのような気持が仇となって、壊れてしまう人が多いのではないでしょうか? 私は家族や友人は「迷惑をかけるために存在している」と考えます。迷惑をかけるといっても、八つ当たりしたりしてはいけないですが、一通りの努力をして尚且つ悩みがある時は、彼らに正直に向き合って相談することが大切だと思います。 又、カウンセリングや自助グループなど、専門的な相談機関をもっと積極的に利用できるように社会全体で取り組む必要があると思います。
お礼
回答ありがとうございます。
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これは難しい問題だ。何で自殺が多いかと言われても。言葉につまる。 確かに社会に問題が有るのは確かで国民性ではない。そもそもバブルが 弾ける前は一億総中級階級だったけどバブルが弾けてからから格差が拡がって来た。企業の倒産とか人員減らしのリストラとかで心が病んだり 失業したりで皆追い詰められちゃうんだな。精神的にも経済的にも人間 はやはり弱い生き物だから楽しようとするとやはり「死」を選んじゃうんだな。以上が自殺が多い主な理由だな。然しこれはあくまでも推論で 有り実態ではないな。10年連続3万人以上の自殺者が問題になってけど概ね上記の通りでいいと思う。自殺を減らすには、雇用の安定社会保障の安定医療制度の安定賃金UPと色々絡んでくる。日本政府は未だ蔑にしている。自分達の私利私欲ばかりでね。要する国会議員さん達をそっくり入替るか?然し適任者が居ないのも現実。毎日国・地方の借金は膨らむばかり。金融危機でどこの会社も危ない。何一つ好転材料無し。お先真っ暗ってとこだな。要するに今の苦境を乗り切る事が出来日本国を導くリーダーがいないんだ。余談です。もう一つ余談でよく、死にたい死にたいと口にする奴程殆どが死にませんから。
お礼
回答ありがとうございます
お礼
回答ありがとうございます。 自殺率が高いか低いかは、社会的原因も影響はあると思いますが、自殺率が貧富の格差や公的な福祉の不備で、機械的に一律に決まるという主張では説明できない事実があります。 先進国では最も貧富の格差が大きく公的な福祉が貧弱なアメリカは日本よりも北欧よりも自殺率が低いです。先進国の中では貧富の格差が少なく公的な福祉が手厚い北欧も自殺率は比較的高いグループに属します。 1950年代の日本は今の日本よりはるかに貧しく公的な福祉も貧弱だったが、今と同じ10万人あたり20人台の自殺率が毎年続いていました。1960年代から1997年までは10人台に低下したが、時々20人台の年もあり、1998年以後は20人台が続いています。日本は昔から他の先進国と比べて自殺率が高かったのです。 外国と比べて、昔の日本と比べて、自殺の発生率の差の原因として、どこが違うのか考えたら、日本の固有の文化や国民性にあるのかと推測しました。 日本では新撰組や赤穂浪士を賛美し、5.15事件や2.26事件を起こした軍人たちに対しても、やったことは重大な犯罪で許されないけど、貧困や格差などの問題を解決しようとする気持ちには共感できるとか、戦局挽回は不可能なのに軍の幹部が特攻隊を組織して若い兵士を無駄死にさせても、国を守ろうとする特攻隊員に気持ちは崇高だとか、死を賛美する文化があり、それが影響しているんじゃないかと、科学的には証明できないけど推測してます。 日本には仏教や儒教の伝統があり、悩みを相談したり解決する思想はあると思います。 もちろん、文化や国民性だけではなく、社会的原因もあると思います。貧困や貧富の格差をできるだけ少なくすることとか、うつ病の予防や治療とか、何か悩みや困ったことがある時、社会全体で支える仕組みとか、社会保障制度と地域のコミュニティを充実させ連携させることとか、包括的な取り組みが必要と思ってます。 自殺を包括的に予防する社会の制度の充実と、死を賛美する文化を希薄化し、生命を惜しむ文化を組み合わせられればと思います。