はじめまして、blue40さん。
ファイナンシャルプランナー山口京子です。
留学、転職、資格取得、すばらしいプランですね。
是非、実現に向けて計画的にお金を使って下さい。
保険は必要性を感じている時に加入するのが一番です。
「じゃあ、まだ当分いらないね!」
と言いたい所ですが、保険には「公平の原則」というのがあります。
同じ年なのに、病気がちで何度も入院し、
保険金をたくさん受け取る人と
とっても元気で一度も入院しない人が
保険料が同じだったらどう思います?
ちょっと損した気分です。
保険は、みんなに公平であるために
リスクの高い人は保険に加入出来ない、
もしくは、他の人より保険料をたくさん払って
加入するという、お約束があります。
ところが、保険の必要性を感じる=「保険に入りたい」と思うのは
病気になった時が多いのです。
もしくは、必要性を感じる前に病気になる、万一の事がある
という可能性もない訳ではありません。
私は残念ながら、ファイナンシャルプランナーの資格は持っていても
占い師の資格は持っていないので、(あるかどうか知りませんが)
blue40さんが将来、いつ病気になり、いつ亡くなるかはわかりません。
ただ1つ言える事は、
blue40さんが独身なら、残された遺族の生活費は必要ありませんので
多額の死亡保障は必要ありません。
お葬式代と身辺整理のお金は、誰でも人生一度は必要になります。
300万円程度の終身(一生もの)の死亡保障を
23才から60才までに払い終える契約で加入すると
月々の保険料は3000円台~4000円台です。
(保険会社の商品によって違います)
4000円程度の保険料を、払った翌日に亡くなったとしても
300万円保険金が出る所が、貯金と保険との違いですね。
トータルで払う保険料は、180万円程度になります。
180万円程度で300万円の保障を買って、
お金が充分貯まっていれば
65才で解約しても、200万円以上になって戻って来ます。
(保険会社によって、戻って来るお金は違います)
入院した時にお金が出る医療保険も
60才までにお金を払い終えるタイプは
月々4000円前後でしょう。
一生、お金を払い続けるタイプでも3000円程度なので
若いうちなら、60才までに払い込むタイプでも
負担はそれほどかわりません。
(ちなみに、40才を過ぎた頃から、「60才払込」が倍以上高くなります)
また、保険会社ほど手厚い保障はありませんが、
60才までの最低限の保障を安く買うには
生協などが扱う「共済」という商品もあります。
こちらは、月々の掛金が2000円前後のものもあります。
(ただし、一生涯を保障する商品を取り扱う共済は少なく
60才を過ぎてからの、保障が少なくなるのが一般的です)
いかがでしたか?
保険=高いというイメージがあるのですが
必要なものだけを選べば高い買い物ではありません。
ただ、数千円でも新社会人にとっては貴重なお金ですよね。
この数千円を、自己投資に回すか、保険に加入するか
両方手に入れるために、他にムダな出費はないか
一度じっくり考えてみましょう。
新社会人特集もごらん下さい。