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すべらない話を教えて頂けますか?
いつもお世話になっております。 私は、フジテレビの「人志松本のすべらない話」が好きなのですが、人は誰でも「すべらない話(実話)」が、あるようです。 そこで皆さんにお聞きしたいのですが、「すべらない話」を教えて頂けると嬉しいです。 以上、よろしくお願い致します。
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始めに断っておきますが、以下の話に出てくる私の主人は 様々な方面の雑学を含め知識は世間の人並みに普通にありますし、 決して非常識な人ではありません。 テレビで鶏の「玉ひも(鶏の体内にある卵)」の料理を紹介していました。 ふと主人が感心したように「この部分って鶏ばらさないと出てこないから 大変だよね~」との発言。 私は大爆笑しながら「どの部位だってばらさないと出てこないじゃん!!」 5分は収まってはまた大爆笑の繰り返しでした。 テレビで一つの熟語でも読み方が二通りあって意味も違う場合がある・・ という話をしていて、テレビ画面に例として現れた文字は「博士」 私「あぁ・・・「はかせ」と」 主人「「ひろし」!!」 思わず鼻から牛乳吹き出す勢いでした。(何も口に入っていなかったことに思わず神に感謝) 私「どう考えたって「はくし」でしょ!!誰よ、ひろしって!!」 今から10年以上前のこと。清く正しい根っからの一般市民である若き私たちは クリスマスに特別にフレンチのディナーコースを楽しんでいました。 メインディッシュはフォアグラを使った肉料理。まだ二十歳半ばの私たちは 初フォアグラでした。一口食べた主人が一言。 「なんか、フォアグラってレバーみたいだね。」 何をどうコメントしてあげればいいのか困って一瞬ひるんだ私を見て 「あ、フォアグラってレバーだった!!」 美味しんぼが愛読書な主人が知らないわけないのはわかっていました。 主人曰く、「知ってたんだけど、なんか世界三大珍味って言うから 期待し過ぎちゃって・・」だそうです。 彼はこっちが完全に気を抜いているときにとんだ間の抜けたことを言い出すので、 その攻撃力はかなりの破壊力を持っています。 ちなみに彼のお母さん(姑)も相当の天然ちゃんで、過去何度も大笑いさせていただきました。
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私の 父の話です。 (1) 小学生の時 宿題の絵を描いてました。絵の具の水入れが無かったので、グラスを使いました。白絵の具が おいしそうに溶けていました。 ちょうどそのとき仕事から帰ってきた父は「お!もらうよ♪」と言って 飲みました。 当然 吐きました。 (2) 中学生の時 友達3人と 盆踊りに近所の公園に行きました。もうかなり薄暗くなってきていて 提灯の明かりがとてもキレイでした。 友達と 木陰で盆踊りを眺めていると 祭りの手伝いをしていた父が私を見つけて ニコニコしながら近づいてきました。 すると 突然1人の友達がもんのすごい速さで 私の後ろから猛ダッシュで走り去りました。 変質者?・・・ (3) 父は トイレで用を足しながら新聞を読むのが日課です。ある日も 長い間トイレにこもっていました。 私は 父が出るのを待って トイレに入りました。和式の便器の横に いつもは見慣れない 黒い物体が ティッシュの上に2~3個のせてありました。 恐る恐る 覗いてみると 特大の黒かりんとうでした。 似たモノをしながら 似た物をよく食べれるもんだ・・と関心しました。 ちなみに私は 初めてのスキー教室で、現地まで行くバスの集合場所まで 友達とスキー靴を履いて ガンダムの様にガッコン ガッコン歩いて行ったことがあります。当然 スキーウェアもしっかり着込んで。 父の遺伝子は しっかり受け継いでます。
こんにちは。 これも以前に書いた話なので、書こうかどうか迷ったのですが、一応ついでなので、書きます。 よろしかったらどうぞ。 子供の頃、私の家は、どこにでもあるような二階建ての家で、私はよくその二階で遊んでいました。 二階の窓には、縦の格子の手すりが付いていて、その日、私はどんな風にして遊んでいたのか、忘れてしまいましたが、何かの拍子にその格子の隙間に、調子に乗って頭を入れたら抜けなくなってしまって。 私は窓から首だけ突き出して、ちょうどギロチンの刑に処せられる、マリーアントワネットのような格好で、動けなくなってしまいました。 これは、子供にとっては結構な恐怖で、私は耐え切れずに、一階で仕事をしているであろう、両親に知らせようと、その姿勢のまま何度か呼ばわってみました。 ところが、外に向かって呼ぶ形になるためか、両親には聞こえないらしく、結局30分ほど、その姿勢のままいたと思います。 私の恐怖がピークに達する頃になって、ようやく外の通りを歩行者がやって来ました。 恥ずかしかったですが、なりふりかまってもいられず、私はその見ず知らずの通行人に、二階からお願いしました。 「お願いです、助けてください」 そして、その通行人の人から親に知らせてもらい、何とか助けてもらうことができました。 助けるとは言っても、とどのつまり、ウチの父親が力ずくで、私の首を引っこ抜いただけなので、私としては両耳が引っこ抜けるかと思うほど痛かったです。 通行人の人にすれば、二階から首だけニュッと突き出した子供から「助けてください」などと頼まれて、さぞかしビックリだったことでしょう。 誘拐事件とまでいかなくても、私が何かのお仕置きでもされているかと思ったに違いありません。
すいません、再登場です。 小学生の頃、同じクラスに、とんでもなく恐いガキ大将がいまして。 そいつのために、骨折した子とか、本当に死にかかった子がいるくらい恐いヤツだったのですが、その両親がまた、そのスジのプロの人達だったので、誰も逆らえませんでした。 ある日、社会科の授業で先生が「教科書を読みなさい」と、そいつを指名しました。 タイトルは「世界の人口」だったと思います。 そういう子に限ってけっこうアガリ性だったりして、普段とは別人みたいにガチガチに硬くなって、でも、ガキ大将らしい負けん気で、そいつはおもむろに立ち上がって、「気をつけ」の姿勢で読み出しました。 「世界のイリグチ」 教室の到る所から、シャックリとも咳を我慢しているともつかないような「ふぐっ・・・」という、内圧の高そうなうめき声が上がりました。 ですが、先生はショッパイような顔をしたまま、何も注意せず、そのまま読ませ続けました。 「インドのイリグチは・・・ドイツのイリグチは・・・」 クラスのみんなの、息が上がってゆくのとは対照的に。 そのガキ大将は、どこか頼りなげに、時々つっかえながら。なんだか微笑ましい感じさえ漂わせながら。 つじつまが合っているんだか、いないんだか解らない朗読を淡々と続けました。 「笑ったら半殺し・・・」 そんな状態が三分ほど続き、なんと、何事もなかったかのように、終わりました。 世界中、入り口だらけにしながら。 今でも語り草です。 あの面白さで、クラスの数十人が、誰一人「クスッ」とも言わない異様さ、授業が終わった後も、誰もその話題に触れようともしない不自然さ。 彼が、クラスのみんなに与えた、数限りない暴虐の中でも、最高レベルの暴力だったと思います。
こんにちは。 何ヶ月か前に一度書いた話です。 十数年ほど昔。 私が働いていた会社の営業所に、A君という後輩が移動してきました。 A君は坊主頭だったので、みんなでその理由を聞くと。 「いや~、前の営業所で成績が悪かったんで、そこの所長に頭を丸めろって言われちゃったんですよ、あははは」 (お、お前・・・あははじゃねえだろ、それ?) 後で聞いたら、その場にいた一同、みんなそう思っていたそうです。 顔はやたら老け顔で、若いくせに高そうなトレンチコート姿で、貫禄だけはあるのに、初出勤の時には片手に少年ジャンプを持って来ました。 やがて、そんなA君にとって、初めての仕事が回ってきました。 と言っても隣の町の営業所に車で往復するだけの「お使い」です。 駐車場の営業車に乗り込み、バックさせるA君を横目に見ながら、私と所長は別の車で、別の用事に出かけました。 用事を済ませ、営業所に帰ると、A君の車が駐車場の中を行ったり来たりしていました。 「おっ、ちょうどAも帰って来たところらしいぞ」 「意外と几帳面なんですね」 A君は駐車場のスペースで、何度も前進とバックを繰り返していました。 「さすが理数系ですね。車が曲がって停まるのが嫌なんでしょうね」 「気が済んだら入って来るだろう」 私と所長が営業所で一休みしていると、やがてA君が入って来ました。 「おつかれさま」 ただのお使いとはいえ、みんな少しでも早くA君と馴染もうと、積極的に声をかけました。 ところが、彼は返事もせずに、青い顔をして所長の机まで一直線に歩いて、こう言いました。 「すいません、所長、車が出せません!」 その場の全員が一斉に時計を見ました。 どう少なく見積もっても、A君が車に乗ってから40分は経過していたと思います。 所長は最初、事態の意味が把握できないようで、しばらく呆然としてからやっと口を開きました。 「・・・そ・・・それじゃあお前、お使いにはまだ行ってないのか?」 「すいません」 所長はまるでコントみたいに、ガクッとズッコケました。 どうやらA君は車の運転が苦手で、狭い駐車場から車が出せず。 40分も前進とバックを繰り返していたらしいです。 「お前・・・車が出せないなら、誰かに言えよ・・・」 所長は、本気で頭痛になったらしいです。 私が見た前進とバックを、40分も繰り返していた根気だけはすごいと思いました。 えらいぞ!A君。