国連(連合国)は、拒否権を持った安全保障常任理事国の5カ国による力のバランスで成り立っています。この利害関係の真空地帯のような瞬間が時たま出来ます。こんな時に信じられないような決議がなされます。北のミサイル開発禁止なんてこのようなものです。
日本のH2ロケットなどは、テポドン2より遥かに進歩しているロケットでが、各国に公開している為に問題にされません。北は公開しないので問題になります。当然にも、公開しない他の国で、北以上に大問題の国は一杯有ります。それでもその国が5カ国だったり、力のバランス上利害関係が対立すれば、禁止決議案は「没」となります。
国連そのものが、かっての日本とドイツを封じ込める目的に作られた機関なので、他のことには殆ど機能しません。報道される今の国連は、日本のマスコミが作り上げた虚像でしかありません。だから国連の決議は、無視しても殆ど実害が出てきません。