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プロレスはもう長いこと冬の時代ですが以前のように盛り上がる可能性はあるでしょうか?
タイガーマスクとキン肉マン全盛期にTVを見ていた自分にとって今の 惨状は予想だにしていなかったのですが、これから先プロレスはどこに 向かうのがもっとも良いとお考えでしょうか。 エンタメ路線でしょうか?ストロングスタイルでしょうか?また違う選択肢 は何があるでしょうか。
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プロレスと野球の一番大きな違いは、企業なのか機構なのかってとこでしょう。野球は、近年やっとではありますが、プロ野球を頂点に、二軍、独立リーグ、社会人野球、高校野球、それ以下のジュニアチーム・・・そして対メジャーリーグと、全体として統括する組織や流れがあります。 一方、プロレスは、新日も全日もNOAHもドラゲーも、すべて企業です。一部業務提携はありますが、それぞれが独立した営利団体で、結びつくこと自体が異常。日本経済で言えば、UFJと三井住友が、もしくは読売新聞と朝日新聞が合併するぐらいの、異常事態です。 ともかく、機構と言うシステムがある以上、単なる企業の集合体よりも、すそ野は広く、公的に持って行けるでしょうね。企業であれば、統合は難しい。まあ、どっかの建設会社がつぶれて、そこの営業マンが他社に再就職(プロレスで言う、移籍)ってのはあるでしょうけどね。 で、興業という観点で考えれば、たとえ野球でも、いまどき定価の実券で見る層なんて限られてる。優勝争いとか、日本シリーズとかの特別な場合でなければ、かなりの招待券なんかがばらまかれている。そういう意味では、新日のドームだって、そこまで状況が違うってものでもないのです。(某団体なんかは、満員で盛況!一人勝ち!他団体も学べ!なんて週プロとかには書いてありますが、実際にはかなりの超低額割引チケットが配布されてて、その窓口に長蛇の列ができていたりします。満員ではあっても、収支はあってるのか?と言うのは疑問です。わかってても、彼らは書かない。書くのは、宝島か紙プロぐらいか。)興業全体で言えば、経済状態からも、今どこも大変なのです。 それに、素人の親しみやすさと言う点においても、野球とは異なる。ちょっとルールを変えれば、バットとボールさえあれば、その辺の空き地ででもできるのが野球。または未経験者でも出来る。 プロレスは、技をかけるとすれば、危険が伴う。危なくなくって誰でも出来るのは、ラリアットか、脳天から竹割か、太鼓の乱れ打ちぐらい。真似るのはムーブやポーズのみで、基本、見る競技です。 まあ、消えていったムーブ(キックボクシング、ローラーゲーム、プロ空手、ボウリング)や、中継もないような(露出と言う意味での)マイナー競技(フェンシングとか、Vリーグ、ホッケー、極真の世界大会も)よりは、はるかにましな状況にあると理解した方がいいかもしれませんね。それだけ個体客が多いってことの裏返しですよ。その中でも、さっきは批判的に言いましたが、ドラゲーなんかはすごい健闘してるし、斬新な手法でやってると思います。女子プロとかは、もっとうまくやれば、爆発すると思うんですけどねー。若くてかわいい子も多いし。
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- 2009ken
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タイガーは「初代佐山タイガー」で、キン肉マンはジャンプ連載時ってことでいいでしょうか。まあ、時期的にはちょっとずれてると思いますが・・・ で、何をもって「落ちてる」というかと言う、基本的な疑問があります。 一番の問題点は、世間に対する露出量でしょう。マニア間では有名なインディのミュージシャンは、小さなライブハウスならともかく、武道館は満杯にはできないし、紅白にも出れない。うまい役者さんも、舞台の脇役としては重要だけど、テレビドラマの主役にはなれない。つまり、一元さんの耳目に届いて、見たいと思わせないと、観客動員はできないのです。それを先行して広告するのがテレビ中継だったのですが、それさえなくなったり、マニアしか見れない時間帯でしかやってないんであれば、届かなくって当たり前でしょう。かつてのTBSの国際中継(草津VSテーズ)の発言ではないですが、スターはテレビで作れるのです。ただ、今は、作る気がなく、既成で視聴率が高いものに乗っかるか模倣するしかやらないので。力道も馬場も猪木も、世間的なスターだったからテレビに出れたのではなく、先行投資で毎週やったからスターになったのです。もちろん、並外れたスター性や、努力、マッチメークなどがあったから、成功したってのもあるのですが。 で、内容がどうのという人はいますが、それはマニア間のことであって、世間的には、露出の次でしょう。K-1や総合が爆発したのは、まずはゴールデンで何回もやったから。で、その中でポテンシャルが高かったからです。最初の正道会館のトーナメントのころは、まったくマイナーでした。 ともかく、アメプロで言うとこの、ホーガン、オースチン、ロック、いまのバティースタやシナみたいな、誰でも知ってるスターを作ることです。そうすれば、見たいと思う人はでてくるし、テレビの次は生でと思う人も出て来ます。少なくとも、力道山Vsシャープ兄弟のときも、BIのときも、異種格闘技戦のときも、タイガー&名勝負数え歌のときも、女子ならビューティペア、クラッシュギャルズの時も、そういう世間に届いた選手がいたから、うまく回ったのです。 で、個人的には、アメプロやハッスル、かつてはFMWのようなバラエティ路線が好きです。一方で、新日やUWFも好き。楽しみ方は、別ですから。
補足
回答ありがとうございます。 ズバリこうしろ!の答えなら満点の回答だと思います。 だれも反論できないと思いますね。 しかし、一過性の流行だったとはいえかなりの規模の人気を一時掴んでいた メジャー団体のソフトランディングした現状が今というのが少し淋しいと いうことです。 野球ならTV中継や子供の競技人口が激減したとはいえ、根強く人気が残り 地域密着型にシフトした球団は局地的ながら絶大な人気を集めて いるのにプロレスはどうかといえば大量の動員を見込めるのは 大規模な年数回のドーム大会それも他団体対抗戦を行なわないとやって いけないのでは将来的にメジャー団体は統合されるのではないでしょうか・・・。 環境が合わないレスラーはインディーで細々とというのが見える気がします。 子供がプロレスごっこをしなくなる日そう遠くない気がしますね。 (大人は酔ったらやるでしょうけど) それが時の流れというのならしかたないのですがなんとも淋しい限りです。
- salsal2005
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ワタクシもタイガーマスクの次代からプロレス観てました。 以下個人的な意見です。 格闘技などの隆盛がプロレス衰退の原因とはあまり思えません。 ワタクシの思う衰退の一番の原因は 団体が増えすぎて、素人みたいな人が容易にプロレスラーを名乗るようになったことのような気がします。 なので身長制限などをもっとシビアにして、 怪物級の選手ばかりを集めて、ド迫力の肉体のぶつかり合いを見せれば 盛り上がるような気がします。 いろいろ間近でプロレスラーを見たことがあります。 小学生の頃プロレスを生観戦して、ロードウォリアーズの場外乱闘で 腰を抜かしてションベンちびったこともあります。 椅子に座っているジャイアント馬場と立っている和田レフェリーの背の高さが同じくらいなのにもびっくりしました。 そのとき馬場の持っていた自販機のカップコーヒーが日本酒飲む「おちょこ」くらい小さく見えたのにもびっくりしました。 やっぱりプロレスラーは「怪物」達の集まりが一番盛り上がると思います。
補足
回答ありがとうございます。 レスラーが一種のフリークスであるというのは同感ですね。 アンドレなんかモロそれを体現していたと思います。 スーパーヘビー級のぶつかり合いこそプロレスの真の姿というのも かなりの部分で共感できます。 ですが、メキシコのルチャやK-1のミドル級のようにそれほどの体格 でもないのに人をひきつける技とアングルとお客さんの期待や理解があれば やっていけるのではないかという希望的観測も捨てきれないんですね。 ああいう体格で威圧感を見せ付けて驚かせるのは一種の演技力なのか、私の 心のフィルターがそうさせるのかレスラー本人の本性が見え隠れして ビビるのかいまだ私の中で答えはでていませんねぇ・・・。
- my3027
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私は子供の頃タイガーマスクやUWFといった過渡期の新日本プロレスを見てきました。 まず近年の衰退は悲しい限りですね。再度盛り上がるには、2つの可能性があると思います。 (1)総合でも通用するプロレスラーが現れ、プロレスの強さを証明する。 (2)ノアの様な古典的なスタイルや、ハッスルの様なエンターテイメント的要素で生き残る。 現在の団体は(2)路線が大部分だと思います。個人的には、藤田VSミルコの初戦が大きな分かれ目だったと思います。それ以降総合に参戦したプロレスラーは惨敗ですから…。個人的には、プロレスラーという土台の上に、格闘技的な技術を持った選手が出てきて総合でも活躍し、ストロングスタイルの復活を期待したいと思っています。ですが現状エンタ路線が続きそうですね…。
お礼
回答ありがとうございます。 たしかに藤田VSミルコはプロレスファンとして一つの大きな事件だったかもしれないですね。 私の場合は小川VS故橋本戦のほうがインパクトはあったかもしれないですが・・・・。 私の個人的な意見では藤田はプロレスラーといてはプロレスが下手な イメージがありますし、総合一辺倒でもないなんとも中途半端なレスラー のイメージがあります。もし、藤田がプロレスラーらしいプロレスラーなら もっと違った展開や売り方あったのではないかと思ってしまうのですが どうですかね。
プロレスはあまり詳しくはありませんが・・・。 一時期、新日本プロレスにハマっていました。 蝶野・天山・小島・・・ヒール好きですね(笑) 私は、プロレスのパフォーマンスが好きでした。 ただ、技の掛け合い(見せ合い)が、逆にもどかしかったりします。 素人目で見てると、ダウンをとられるときと、起き上がるときの 差が分からず、“やらせ”と思う事もありました。 (起き上がれるだろうみたいな・・・。) プロレス離れしている人たちは、多分この辺りがネックなんでしょうね。 K-1やプライドのように、スカッとKOみたいな部分があると魅力 も出てくるんじゃないでしょうか。 ルールを変えるとプロレスではなくなってきてしまうので、総合格闘技 などにどんどん参戦して、プロレスラーの強さを証明するのが手っ取り 早いですね。 ※ 現在はプロレスを見ていないのでファンとは言い難いですが、 一般人の意見として書き込ませていただきました。
お礼
回答ありがとうございます。 うーん私はどちらかというと単純明快な”強さ”にはあまり興味のない プロレスファンなので強さを証明するというものにそれほど 説得力があるのかといわれたら”否”というちょっとしたへそ曲がりです。 どんどんいろんな格闘技団体に参加してというのは同意できるのですが さりとて勝てばファンがつくのかというのにはいささか懐疑的です。 じっさいあまり戦績のよくないどちらかというと雑魚キャラ的な 扱いのレスラーでもそのレスラーの色があれば熱狂的な支持者が なぜかいるというのを目の当たりにしてきたせいか強ければ客がつくという まっとうな意見に同意できないでいる私がいます。 こういう自分みたいなファンがダメにしたんですかね~ちょっと反省しないと・・・。
補足
企業としての運営の方針が現代にあってこなくなったというのは あるかもしれないですね。または、核となる支持層の要求を運営側 は1歩引いてる団体と、お客様第一主義的な団体では後者はお金を落として くださる方々の要求ばかりが目に付くような運営が逆に一見さんやライト ファンからみて奇異に映るのかもしれません。 たとえばオールドなファンの為の同窓会的な有名レスラーのタッグ戦や 今は中心選手としては年齢的に厳しい選手が団体のメインで頑張らざるを 得ない状況や逆に早すぎるメインイベンターとしての起用など そういった会社側の運営方針やらコアなファンを満足させる ために仕方なくなっているのかもしれません。お客さんとスポンサーさん が落とすお金で次期シリーズの運営も決まってくるわけですしね。 かくゆう私も天コジタッグに大いに沸いた一人でしたが、今更感は やっぱりどこかにありました。でも飯塚選手の大変身には驚いたなあ。 今までの質問・回答で見えてきたことは、なんとなく固定してきた プロレス観やら一種のマンネリズムを打破する新しいプロレスの 雛形を作れる団体ないし、選手が出ないかぎり昔ながらのプロレス をくり返しくり返し続けてごく一部の支持者たちと持ちつ持たれつの 関係を続けていくことが正解のような気がします。 たとえ時代に乗り遅れたとしてもです。 新しい雛形を作ろうとあがいた結果がついこの前までののインディーの 乱立であったとするならばそれは時代の流れであって止めようがありません。 そのなかで創意工夫と運に恵まれた団体はこれからもっと伸びていく そう信じて応援していこうと思います。