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浅田真央選手とキム・ヨナ選手
浅田真央選手がバンクーバーで金を取る条件は?例えば、「浅田真央選手が大きなミスをすることなくそれなりでキム・ヨナ選手が転倒する」とか「キム・ヨナ選手が転倒はしないまでもジャンプが抜けるなどのミスをして浅田真央選手がほぼ完璧な演技をする」などのような条件を教えて下さい。残念ですが2人にはハッキリ差があるように感じています。
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浅田選手が五輪で金を取るためには、 ・3Aを2回きっちり決めること ・スピン、スパイラルのレベルの取りこぼしをなくす ・ジャンプの回転不足をなくす ・顔芸はしなくても良いので、自然な笑顔&アグレッシブな演技をして、ジャッジの心を掴む ・上半身の動きにメリハリをもっとつける ・選曲をもっと慎重にして、浅田選手にピッタリと合った、メリハリのある曲を選ぶこと ・自信がなくても、満面の笑顔で登場すること。そうすれば修正済み3Lzも跳べる こんなところでしょうか。 キムヨナがミスをしなくても、↑を改善すれば勝てます。 また、フリーでキムヨナが完璧に滑るということはないのでご安心を。 今回は、NO1さんが書かれているように、SPで3Lzを成功させて、フリーで3Aを2回跳んでいれば、キムヨナ選手と僅差の点になったと思います。 ジャンプミスで14点くらい損をしていますね。 キムヨナ選手が200点を超えたのは、SPの出来が良かったからというのもありますが、ジャッジがカナダ贔屓だったため、カナダ関係の選手は恩恵をこうむったという意見もあります。 普通、女子のSPで男子並みの点数が出ることはまずありえませんし、フリーでミスをしたのに200点越えもありえません。 次の五輪は、ヨナ選手も地の利があるのですが、キムヨナ選手よりも、ロシェットを上げてくると思うので、200点越えはないと思います。 浅田選手とヨナ選手の実力の差はほとんどありません。 技術は浅田選手の方が上です。 ただ、ヨナ選手は”魅せ方が上手い”のです。 スピンの軸がぶれていても、ステップがたいした事なくても、スパイラルで足が上がらなくても、ビールマンで足が曲がっていても、あの演技力で帳消しに出来ます。 浅田選手は年々進化し、引き出しの沢山ある選手です。 一方ヨナ選手は、今出来ることにの、磨きをかけていくタイプの選手です。 ヨナ選手のプログラムはジュニアの頃からあまり変わりなく、毎年同じような構成をしています。 ただ演技力には磨きはかかっているとは思いますが。 浅田選手も、ヨナ選手のように毎年代わり映えしないプログラムで滑り込んでいけば、今のヨナ選手のようになったでしょう。 しかし、それはきっと自分が納得しなかったのでしょうね。 ジュニアから2人を観ている人達は、2人に差があるとは感じていないと思いますね。 むしろ逆なのではないでしょうか。 とはいっても、ジャッジはヨナ選手に甘いことは確かです。 ジャンプに加点が大幅に付きますし、エッジの深くないステップにもレベル4をつけます。 とにかく、浅田選手は、五輪では挑戦者として気持ちを楽にして望んで欲しいですね。 キムヨナ選手に勝てるのは、どこを探しても浅田選手しかいないので、期待しています。
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私も、ハッキリと差がついていると思っています。 真央選手はルッツジャンプの矯正を行っている最中ですが、私はこれは来年の五輪には間に合わないと思っています。 No.1の方が書かれているように、確かにルッツの矯正はできてきていて、それが彼女を非凡な技術力を物語ってはいますが、果たしてそれが「五輪」でできるのか?ということです。 付け焼刃にルッツを直したところで、五輪という大舞台で成功するとは思えません。 そしてルッツだけならいいのですが、真央選手はほかに神経を使わなければならないジャンプ(トリプルアクセル)があるのですから、それらがグダグダになる恐れがあります。 この数十年、五輪の女子シングルはみな、技術力の高い選手がプレッシャーに負けて自滅・・・という図式を繰り返しています。 つまり技術で勝負する真央選手は、ヨナ選手より何倍も不利なのです。 ヨナ選手の最大の武器は、「トリプルアクセルを跳ばないこと」です。 真央選手に勝機があるとすれば、トリプルアクセル2回成功でミスなし(これなら圧倒的に負けている演技点でも、少しは印象アップできます)、かつ、ヨナ選手の転倒・・・これしかないと思います。 ヨナ選手の失敗を願いたくはないですが、それくらいの実力差はすでについていると思います。 ヨナ選手の3回転のコンビネーションは、真央選手のトリプルアクセルと同じくらいの点数を出しているのですから。
お礼
>真央選手に勝機があるとすれば、トリプルアクセル2回成功でミスなし(これなら圧倒的に負けている演技点でも、少しは印象アップできます)、かつ、ヨナ選手の転倒・・・これしかないと思います。 ここまで差がありますか。 ありがとうございました。
フィギュアはあまり詳しくはないのですが・・・ 案外、トリプルアクセルを跳ばないことがメダルへの近道かもですよ。 浅田選手のトリプルアクセルは回転不足を取られる怖れが強い。 そうすると、ダウングレードされてさらに減点、となってしまいリスクが大きい。 その上、トリプルアクセルは体力をつかうだろうと想像されるので 他のジャンプやステップなどにも影響が出てくるのではないかなあ。 トリプルアクセルを回避するかわりに 加点とれるように方向性を変えたほうがいいかも、と思ったりします。 安藤選手も4回転はやらないほうがいいと思います。 あと、モロゾフコーチが安藤選手の点が伸びないことを抗議したそうですが おかしいことはおかしいということも必要ではないでしょうか。 安藤選手が今回表彰台に乗れたのは モロゾフコーチの抗議の成果ともいえるのでは。 >残念ですが2人にはハッキリ差があるように感じています。 世界選手権はちょうど浅田選手の演技を見逃してしまったので 何ともいえないですが 私はそんなに差があるとは思わないです。 というより今回のキムヨナ選手の200点越えって ちょっとありえない~ なんでも、かのプルシェンコより高得点なのだそうですよ。 私はキムヨナのファンですが、それでもやりすぎだと思います。 この方のブログにそのあたりのことが詳しく記されています。 http://plaza.rakuten.co.jp/mizumizu4329/diary/200903300000
お礼
今回の点差については理解できました。で、条件はなんでしょうか?
- monaruka
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国際スケート連盟(ISU)の公式サイトに世界選手権の競技結果の採点詳細が公表されています。それを見ると意外なほど、順位や点差から想像されるほどの致命的なミスはありません。 あたかも、技術力あるいは表現力に大きな差があるかのように点差が開いてしまうのは、昨シーズンから、ジャンプのミスに極度に厳しく改訂されたルールによるところが大きいです。 ただ、今回の浅田選手のミスは、概ね、従来成功しているエレメントの凡ミスですので、特にジャンプに関しては、ミスをしないことが絶対条件だと思います。 浅田真央選手のショート・プログラム及びフリー・プログラムの点数を見てみると、ミスが無かったならば、最も厳しく見積もっても、今回のプログラムで、SPで71.58点、FSで133.33点、合計で204.91点は充分取れたと思います。 ミスがなければ、実際には、これにGOE(達成度)の加点やプログラム構成点での加点が見込まれるので金妍児選手の207.71点は決して手の届かないスコアではないのです。 採点詳細を見た私の印象では、2人には見かけほど大きな差はないと思いますので安心してください。 従って、冗談にも相手のミスや転倒などと物騒なことは考えないで、正々堂々と真っ向勝負をすれば良いと思います。 SPの採点詳細の説明 下のアドレスがSPのJudges Scores(採点詳細)です。これの3番目が浅田選手の成績です。 これを見ると、浅田選手の要素点で 2項: トリプル・ルッツの予定がダブル・ルッツになってしまったので、基礎点で、6.00点の予定が1.90点しか取れませんでした。 また、踏み切り足の不良(軽度!)判定(!)などで、GOE(達成度)で1.00点減点されています。(-5.1) 3項: 4大陸ではレベル4だったスパイラル・シークエンスがレベル3と判定されています。これで、基礎点で3.40点の予定が3.10点しか取れませんでした。(-0.30) 4項: 4大陸ではレベル4だったフライイング・シット・スピンがレベル3と判定されています。これで、基礎点で3.00の予定が2.60しか取れませんでした。(-0.40) ということで、要素点でば、少なくとも予定より、約5.80点失っています。 つまり、要素点から推定すれば、SPは少なくとも71.58点は取れたはずでした。 プログラム構成点については具体的に推定することは困難ですが、要素で乱れがあると、その影響でスケーティング技術とか、プログラムの繋がりなどの評価はかなり低く目になっている可能性はあります。 なお、トリプル・ルッツについて昨シーズンは、踏み切り足の不良と判定され続けましたが、今シーズンは見事修正に成功し、NHK杯でも、GPファイナルでも、全日本選手権でも、4大陸選手権(この時だけ2Lz)でも総て合格判定を受け、GOE(達成度)でも加点を得ておりますので、乱れた時に一時的に顔を出すことはあるにしろ、踏み切り足の不良については、基本的にはすでに卒業しており、ルッツは十分実用に耐える戦力になっていると思います。 ISUの世界選手権の競技結果のSPのJudges Scores(採点詳細) http://www.isuresults.com/results/wc2009/wc09_Ladies_SP_Scores.pdf FSの採点詳細の説明 下のアドレスがFSのJudges Scores(採点詳細)です。これの4番目が浅田選手の成績です。 要素点で、 2項: 単独のトリプル・アクセルは従来成功しているのに回転不足になり、転倒しています。そのため基礎点8.20点の予定がダブル・アクセルと見做され3.50点になってしまいました。 さらに、GOE(達成度)で2.50点減点された上、転倒で1.00点減点されました。(-8.20) 5項: GPファイナルではレベル4だったスパイラル・シークエンスがレベル3と判定され、基礎点3.40点の予定が3.10点になってしましました。(-0.30) 7項: 4大陸では成功した3F+2Loのセカンド・ジャンプのダブル・ル-プが回転不足と見做され、基礎点7.70点の予定が6.60点に減点さえたうえ、GOEで1.20点減点されました。(-2.30) 10項: GPファイナルではレベル4だったフライイング・コンビネーション・スピンがレベル3と判定され、基礎点3.00点の予定が2.50点になってしまいました。(-0.50) ということで、要素点では、少なくとも予定より11.30点を失っています。 つまり、要素点から推定すれば、FSは少なくとも、133.33点は取れた筈です。 結局、 SPとFSを合計すれば、204.91点は充分取れた計算になります。 さらに、プログラム構成点については具体的に推定することは困難ですが、要素で乱れがあると、その影響でスケーティング技術とか、プログラムの繋がりなどの評価は幾分低く目になっている可能性はありますので、優勝も決して不可能ではなかったと思います。 新ルールのためジャンプの僅かな乱れが極端に強調されるので、まるで大失敗のよう見えますが、これらの失敗した要素が総て従来成功していたものである点で、今後に尾を引く恐れは無く、今回の低得点は決して、技術の不足やスランプなどでは無く、強いて推定すれば、ディフェンディング・チャンピオンとしての重圧による緊張のため、一時的に演技が乱れたものだと思います。 ISUの世界選手権の競技結果のFSのJudges Scores (採点詳細) http://www.isuresults.com/results/wc2009/wc09_Ladies_FS_Scores.pdf
お礼
詳細をありがとうございます。それで条件の方は・・・?
お礼
確かにジャンプの凄みはヨナ選手のがあります。加点が多いというのはその裏づけですよね。浅田選手の回転不足をなくすというのは難しそうですが。ありがとうございました。