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OS(Windows)と安全保障
来日したビル・ゲイツ氏をめぐる報道のなかで、”M社が「リナックス」が世界的に浸透しつつあることに危機感を持ち、政府機関を対象に秘密保持契約を結んだうえで、ソースコードを公開する動きを始めている。”” 安全保障の観点から、ウィンドウズに対する警戒心が強く、政府機関のOSとしてリナックスを採用している中国”という内容の記述がありました。Windowsのソースコードと安全保障の関係について教えてください。
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- cse_ri2
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もう少し説明しますと、セキュリティが弱いと有事が発生 した際にサイバー攻撃を受ければ、コンピュータネットワーク で構築されているその国の軍事・政治の指揮命令系統が 大混乱します。 また仮定の話も混じりますが、仮にアメリカ政府当局が、 M社のOSに機密情報をネットワーク経由で漏らすような 仕組みをしかけ、その製品を中国なり日本の政府当局に 売り付ければ、その国の機密情報がアメリカにダダ漏れと なります。 ところが、Linuxはオープンソースの製品ですので、そういう 秘密工作を仕込む余地がありません。そういう意味でもLinux等 のオープンソースの製品は、安全保障上の観点から考えれば 非常に価値があるわけです。
- cse_ri2
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Windows OSを使用していて、ウィルスの被害にあったこと はありませんか? パソコンOS・サーバOSを問わず、セキュリティが甘いため ウィルス等の被害に遭いやすいのがM社のOSの特徴なの です。 セキュリティの甘さが指摘されても、M社がパッチ(修正プログラム) を提供するまで、ユーザはどうすることもできません。 それに比べてLinux等のオープンソフトウェアはプログラム が公開されていますので、その気になれば自分で問題点を 直すこともできます。 また何か問題点が発見されても、非常に対応が速いのが オープンソフトウェアの特徴です。 また、M社のOSは中がまったくのブラックボックスであり、 ユーザに内緒で困ったことをしてくれることもあります。 以前には、パソコンの情報を勝手にM社にネットワークで 送信していたという事件もあったような記憶があります。 (リソースを失念しました。この個所、自信なしです)
お礼
"米Microsoftは2月28日、同社が展開する政府向けソースコード開示プログラム「Government Security Program」(GSP)に中国政府が参加したことを明らかにした。"ということのようですので、まあ、OSをスパイや工作用に仕立て上げるのは難しそうですね・・・ありがとうございました。
多分.米国の実績から判断しているのでしょう。 米国IBM社のコンヒューターを使って原子力開発をしていたフランスに対して.米国がコンピューターの輸出禁止という措置を取りましたから(フランスでの原子力開発が遅れた)。 米国が関係していれば.いくらでもセキュリティホールを作ることができ(セキュリティホールを正常な動作であると.マイクロソフトが宣伝していましたね).信頼できるOSではないのです。いくらでも.情報がマイクロソフト社へ流れるようにできていますから。 どんな無理をしてでも.自国内で開発した機器を使わないと.フランスの二の舞いになります。ある日突然.米国政府の仕掛けたOSの虫で.前シツテムが動かなくなるなんて.悪夢ですね。XPユーザーの方は.この悪夢に脅かされているのです。 システムを全部マイクロソフトに開放しないと認証が受けられないような状態にありますから。認証がある限り信頼にたるOSではないのです。
お礼
秘密工作の手段としてオープンソースでないOSを利用するなんて映画みたいな話ですが、本当に画策されているんでしょうか・・・どうもありがとうございます。
お礼
なるほど。M社と米国政府がどういう関係なのかという点について、オープンソースでない故に疑念が生まれる場合もあるということなんですね。ありがとうございました。