まずはサイト全体の構成から始めるべきだと思います。
どんな軽量化テクニックをもってしても、それによって得られる効果には限度があるので、まずは最初に軽くて使い勝手がよくなるようなサイト全体のレイアウトを考慮することが肝心です。
例えば、トップページなどの「見せる」ことを重視するページでは、情報量を少なくして、高速表示させる。
製品一覧などの「情報を表示する」ページでは、多少遅くなっても、情報量を多くし、レイアウトにもこだわる。 というようにすれば、サイト全体としては「軽い」という評価が得られると思います。
トップページが重ければ、サイト全体の速度が遅いような印象を与えるばかりでなく、せっかく見に来てくれた人が嫌気がさして他のページを見に行ってしまうかもしれません。
とにかく、ページ1枚あたりの情報量を適切に設定すること。これが「軽いサイト」を作るためのコツだと思いますね。
次に「軽いページ」について。
ブラウザの動作としては、まずはHTMLのソースを読み込んで、それを表示する。次に<IMG>等のタグを解析して画像を表示する。
という順序になるので、まずはHTML部を軽く(サイズを小さく)すれば、見かけの表示速度を高速化することができます。
軽いHTMLを作るには、とりあえずは、HTMLの作成を、HPエディタ任せにしないことでしょうか。
HPエディタにもよりますが、作成したページのソースを表示させてみると、要りもしないタグが書かれていたり、一度設定すればいいだけのタグを何度も何度も使用していたりすることがあるので、そういった不要なタグをテキストエディタなどを使って、丹念に取り除くと、ページを軽くすることができます。
次に、画像を軽くする方法なんですが、まずは、大きな写真を使わない。使うときは、トップページに置かない。それ以外のページに置く場合でも、通常はサムネイルを表示させ、それをクリックしたときにだけ大きな画像を表示する。というようにすれば、体感速度はかなり速くなります。
やむを得ず、トップページなどに大きな画像を使用したいときは、画像の圧縮率を上げたり、画像を幾つかのパーツに分割して、読み込み速度を向上させたりするといいでしょう。
あと、使用する画像の色数がそれほど多くない場合、256色や16色に減色してから保存すれば、ファイルサイズを抑えることができます。
画像素材を選択する段階で、圧縮しやすい(似たような色が集まっている画像など)、減色しやすい(色数が多くない)などといった項目にこだわれば、なお軽いページになるんじゃないかと思います。
補足
大変貴重なご意見ありがとうございます。初歩的な質問で申し訳ございませんが[サムネイル]とは何でしょうか。 それと[画像を幾つかのパーツに分割して]というのは、1枚の写真を分割するという意味でしょうか。現在ホームページビルダーを使っていますが、レイアウト枠というのがそれにあたるのかもしれませんが、よくわかりません。 またおひまなときにお返事いただければ幸いです