検察

質問

小沢民主党代表の言ってる検察に対する「国家権力、霞ヶ関の抵抗勢力」って本当なのでしょうか。私も東京に住んでいましたが、変なところです。ドラマにあるような話が本当にあることも知っています。霞ヶ関の連中が省庁の利権を守るために必死なのはわかっています。しかし、検察だけは違うと確信しているのですが、どうも、わからなくなっています。皆さんの意見はどうでしょうか？

回答No.6

noname#137612 · ベストアンサー

こんにちは、ご回答申し上げます。

検察は行政機関であるがため、法務大臣下の組織であり、法務大臣が指揮権を有していますが、
検察庁法によって非常に強力な独立性が保障されており、
基本的には法務大臣が指示、命令を与えたり、圧力をかけることができないこととなっています。
法務大臣の指揮権は、民主主義的な支持基盤を持たない行政機関である検察が、
戦前の軍部のような独善的行動をとらない様に監視するために存在し、
唯一の例外を除いて発動されたことがありません。

唯一の例外とは、1954年の造船疑獄事件において吉田首相の意向を受けた犬養法務大臣が
佐藤幹事長の逮捕をしないように指揮した件ですが、
この指揮権を発動した後、犬養法務大臣は辞任、吉田首相は国会での商人喚問となりました。
ゆえに、ロッキードにおいては三木内閣が拒否したのではなく、何もできなかったということが本筋です。
また、麻生内閣においても、二階氏に操作が及ぶことは昨年の時点で判明していたものの、
指揮権を発動することはできませんでした。
ご質問にはありませんが、マスコミの世論誘導とは異なり、
まずは政権の関与は事実上不可能であることをご認識頂ければと存じ上げます。

検察が己が利権を守るために今回の捜査に踏み込んだかどうかと言えば、これも異なると思います。
利権を守るのであれば、次の政権与党である民主党に擦り寄っていけばいいわけですし、
小沢氏は今は野党党首ですが、以前は旧自民系に属していた関係から検察に顔が利きます。
それにも関わらず、検察が今回の秘書逮捕に踏み切ったには二つの理由があります。

一つは政治的な判断です。
このままの流れで民主党政権が誕生した場合、
民主党自体の政権担当能力や沖縄ビジョンなど政策理念の未熟さに加え、
社民党、共産党との連立になるため、日本が中共化することが想定されます。
そうなった場合、どこかの国のように軍部が国を支配するような、
検察とは別に強力な捜査機関が存在することも十分考えられ、
彼らは日本の民主主義と己の存在をかけて今戦っているのです。

もう一つは、人命保護の観点です。
本件に関しては昨年の段階から捜査が進んでおり、
西松建設の関係者は今年はじめから何人も逮捕されてきました。
逮捕というと小沢氏の秘書も含めて聞こえが悪いですが、
本件では、すでに２名もの関係者が変死を遂げており、
小沢氏関連の事務所が全焼になるなど相当な闇を抱えているため、
逮捕により彼らを保護したと見るべきです。

二次補正案の可決に民主党が協力する姿勢を見せたところで、
その後の解散総選挙を行えば小沢氏に手を出すことは困難となるため、
今しか動くタイミングがありませんでした。
それまでは、証拠固めと同時に関係者を保護していたのです。

検察が行政機関である以上、政治的な背景を持って動くことは事実ですが、
彼らが本件においては、国や国民を守るために動いていることも事実です。

お礼

なるほど、やはり変死事件がすでにありましたか？ひょっとして別府市で起きた自動車爆破事件もそのひとつではないのでしょうか？新聞では小さな記事ですが、走行中の自動車が爆発なんて考えられません。ありがとうございました。

回答No.7

noname#89274

ちょっと違った観点からは
人の口にとはさせないということによって
複数新聞社へのオフレコでリークがあったから検察は政治権力に対してきちんと機能しているとも取れます。
リークがあったから有り得る危険性が浮き彫りにされ広く世間が知ることとなりバランス感覚が良いとも取れます。
後は国民がどう判断するかということに係わります。

お礼

ありがとうございました。近頃の報道で、あの官房副長官が胡散臭いことがよくわかりました。彼も霞が関ですね。

回答No.5

nkxz

小沢さん、ここにきて記者会見では『官僚体制の打破』と『自民党一党独裁の打破』を前面に出してきましたね。それが自分の政治信念であったしこれからもそうだと。
なので民主党が政権を取れば、官僚と自民党が困るだろう、今現在は官僚と自民党が結託している状態であり、その両者が結託して反民主党活動を行なっとる！　と。

そして今度は小沢周辺の民主党国会議員が事情聴取されそうなので、本格的に『弾圧だ！』との主張をし出した。
弾圧が有って良いかどうかは現在判断付きませんが、過去にオウム真理教の弾圧も有った。オウムの弾圧は憲法・各種法令に反する違法な捜査活動も含まれていたらしいが、敢えて弾圧としてそれをやった。
仮にも弾圧でなくとも、オウム側から見れば弾圧そのものであったわけです。

民主党も『弾圧』を受けてると主張する。『弾圧』と言っては屈辱感があるので言葉を変えて民主党主張しているが、なぜ『弾圧』があるのか。
日本の検察・警察は反共なのです。
共産主義者は時として暴力を使って国家体制を破壊する。共産主義者は時として謀略活動を行い日本の国益を損ない、扇動行為により日本国民の思想を撹乱させる。その為、治安の維持と国民利益の為に共産主義活動家を監視し、違法行為があれば検挙し、出来うる限り共産主義者勢力の弱体化を計る必要がある。

この線上に乗っかってるだけじゃないのですか？
民主党内では共産主義者勢力が大きな力を持っている。次期民主党政権ではそれら共産主義者が数多くの大臣ポストを獲得する予定になっている。その上、純粋馬鹿を含めた謀略思想家集団である社民党と連立政権を作る予定である。
その上に、共産党との連携も疑われる。

野党であるうちはそれら共産主義者勢力の活動も容認できるが、政権を取るとなれば、そしてその政権政策の方向がかなり確実に見えている現段階では、出来うる限り速やかにこれら勢力の政権行使を阻止しなければならない。
共産主義者的脱法行為・脱人権行為を見逃さずに追及してきた検察が、それら共産主義者勢力の管轄下に入り、非人権的な不正義な悪法を立法され、その悪法に基づいて検察権力たれ、と指令される事は断じて耐えられん、と。

検察は自由と民主主義と好ましい法を守る為に命がけで戦ってきたのに、自由と民主主義をないがしろにし悪法を押し付け悪法により取り締まらせる政権は断固拒否する。

当たり前ではないかと。

こういう方向で検察が民主党のトップを正規の手続きを経て検挙するならば、私としてはヤレ、と言いますね。
小沢さんは政治的には個人的には悪くないかもしれない。だが、小沢がいる為に共産主義者勢力が力を持ってしまう事態に至った。つまり小沢がいなくなれば共産主義者勢力の弱体化が可能であり、弱体化した共産主義者勢力は、ある程度は、日本にいても良い。

なお、『共産主義者勢力』と『共産主義勢力』は別の意味で使いました。

お礼

ありがとうございました。いろんな見方があること、非常に参考になりました。

回答No.4

noname#89274

検察だけは違う
それに疑念を抱かせる言動は恐怖政治そのものになっていく可能性がありスターリン時代の旧ソビエト連邦を連想してしまう。
それを漠然と感じさせたままにしておくというのが一番性質が悪い。
人を罪の有無の天秤にかけ裁断する機関のトップにいたことがあるのに
発言内容においてもその後の処置においても濁っているような余韻を残し最悪だと思います。
日本神道の特徴はさやけさとかすがすがしさとか澄むとか潔いとかいったことばで象徴されるのですけれどもね。

お礼

ありがとうございました。大変貴重な意見を頂戴したと思ってます。

回答No.3

abaronx

確かに、証拠云々、時効云々はいうものの、
何かしら不自然さを感じますね。
（世論を気にして行ったことが、またまた
不信の種になったりして、、、）
行政不信、政治不信、司法不信、揃い踏み？
何かしらどこかの発展途上国のような、、、^_^;

お礼

ありがとうございます。まったくその通りですね。どこぞやの途上国と同じことをやってます。都が東京に移ってから、と言うか、それ以前の平安時代から似たような事は起こってるみたいですけどね。懲りない人間は多いものです。

回答No.2

oska

＞小沢民主党代表の言ってる検察に対する「国家権力、霞ヶ関の抵抗勢力」って本当なのでしょうか。

＃１の回答どおり、法務・検察のトップは「内閣総理大臣が任命」します。
ですから、政権の意向のままに動く事もあります。
過去、自民党内では「猛烈な派閥闘争」があり「時の権力者は、色々なグレーゾーン行為」を行なっています。
が、勝てば官軍。法務大臣の「指揮権発動」で、検察庁捜査を出来なくする事も多かったのです。
有名なロッキード事件でも、旧自民党各派閥特に旧田中派幹部から「指揮権発動命令」を時の内閣が受けたようです。
が、三木内閣は拒否。前代未聞の「前総理大臣逮捕」となったのです。
当然「身内を守らなかった三木内閣は、自民党他派閥の反乱を受け退陣」です。

今回は、「官僚制ぶち壊し」を政治目標にしている「小沢」を排除しようと官僚（宦官）が企てたクーデターとの見方もあります。
３月・４月は、高級官僚の人事異動時期ですし・・・。
問題となった政治献金手法は、公明党学会派・公明党自民派（旧自民党）・民主党・社民党・国民新党など全ての政党・政治家が普通に行なっている行為です。政治献金の請求書も同様です。
小沢の場合は、３月末で「政治資金規正法の時効」を迎えるので逮捕に踏み切ったようですね。
ただ、特捜部で以外だったのが「公明党自民派の森・二階といった与党幹部がゾロゾロ多く存在した」事ですね。
「二階の関係者を任意同行する」と先週末から特捜部は公表していますが、何故か同行を求めず、小沢配下の新たな議員を任意同行しました。
これも、「自民派には捜査は及ばない」という官房副長官（元警察庁長官）のオフレコ発言と合致しています。

ただ、「小沢の発言は、世間を納得する事は不可能」でしようね。
権力にしがみつく「旧自民党田中派そのもの」です。

お礼

政治資金規正法の時効は知りませんでした。そんなのにも時効があるんですか？時効制度事態なくすべきですよね。ご回答、ありがとうございました。

回答No.1

woooo_002

あくまで一般論として書かせて頂きます。

検察庁は法務省の管轄です。そして内閣総理大臣は、法務省のトップである法務大臣と、検察庁のトップである検事総長を選ぶことができます。
（日銀総裁や各省庁の大臣、事務次官を選任できるのと同じ考えです）

そのため、良いか悪いかは別として、検察は内閣や首相の意向に沿って行動すると言われます。検察の方たちも、自分のクビがかかっていますからね…
もちろん、ロッキード事件のように例外はあるし、アメリカやイギリスにも政府警察はあるので、日本の検察だけを批判できないですが…

小沢さんはそのような趣旨で発言したのでしょう。自分は、彼の発言は「司法に対する介入」だとおもうので言い分に反対しますが

お礼

率直な、ご意見、ありがとうございました。