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夫婦別姓について
私は若い世代の中ではかなり古い考え方をする人間だと思うのですが、 このままでは日本の苗字の多くが無くなってしまうのではないかと思うのです。 今時、子供が娘さん一人という家庭は珍しくありません。 一度消えてしまった苗字は二度と復活させることができないわけですよね? 私の祖父も娘しかおらず、長女の末子である私が 跡継ぎに養子として入ったのですが、 もし、うっかり祖父が私の養子に入る前に亡くなっていたら、 私には今の名を名乗る機会は二度と無かったのではないかと思います。 名というのは「家」にとって土地や金銭以上に重要な財産だと 私は思っています。 私は祖父の名に恥じぬ様、祖父はまたその父の名に恥じぬ様、 誇りをかけて生きてきたその歴史が、 姓というものにこめられていると、思うのです。 私は祖父から受け継いだこの名を非常に大事に思っていますし、 なんとか次の世代にも繋げてもらいたいと思います。 夫婦が別の名を名乗らないまでも、 一つの戸籍中に二つの苗字をプールして、 独立したときにでも復活させることが出来るようになれば、 少なくとも、婚姻によって家系が途絶える危険が無くなり、 子供を二人作れば次の世代に望みをたくせるのですが、 このままでは、私達が今から子供を増やしても間に合わないように思えます。 死亡した人間との養子縁組や 自分の苗字を自由に設定することよりも よほど現実的だと思うのですが… 自分の名を残すという行為は それほど受け入れられないものなのでしょうか。 滅びかけている「家」という制度を 現代に適応させて残すための 有効な手段のように私は感じるのですが、どうでしょうか? 特にある程度ご年配の方の意見をお聞きしたいと思います。
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世界の夫婦別姓事情 http://www.bessei.com/world.htm 日本人の大半の苗字は明治時代に作られたものだという 通説は実は誤りではないかという最近の説 http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/myouji.htm 個人的にはこれだけ多種多様な苗字が存在すること自体、 特異なことのように思えるが、 逆に考えると日本人にとってそれだけ苗字はこだわりがあり、 重要なものであると言うこともできると思います。 人の数だけ苗字があり、人口は確実にかなりの割合で 減っていくことは確かなので、苗字がなくなるのも やむをえないことかな。とは思います。 いっそのこと、イタリアみたいに結婚したら両方名乗るというのも 面白いかもしれません。 合理的な理由があれば、いつでも復活できるというのが、 一番簡単のような気はしますが。
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- misaemasa
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ご先祖様から受け継いだ苗字は大切にしなければなりません。 跡継ぎがいないなら、養子を迎え入れするしかありません。 できなければ、それは仕方のないこと。 権利とか平等とか言っている人間がおかしいのです。 自然の摂理で仕方ありませんよ。
お礼
>自然の摂理で仕方ありませんよ。 真理ですね。 私は権利やら平等やらも大事な気がしますが、 時の流れを受け入れることも重要だと思います。 まずは今日一日、ですね。 回答ありがとうございました。
- OKWaveNo1(@OKWeveNo1)
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家制度という家長制度が男尊女卑の代名詞であり、現代の男女同権世代にはそぐわないことは十分承知の上だということは質問文から分かります。女性が「嫁ぎ」、姓を変えることは、その名残です。 江戸時代の士農工商制度の下で名字帯刀を許されたのは特権階級の武士であり、家系云々は武士に限ってのこと。家系云々は身分制度の優越感とコンプレックスに関係します。 という訳で、確かに少子化は姓を減少させますが、私は「姓」の多種存続に意義を見出せません。 え~とメインの質問は「有効な手段かどうか」でしたね。 2007年から日本の人口は減少している。世帯数は増加しているがいずれ減少する。世帯数以上に姓は無いので、現代風であれ「家」制度は多様な姓を残すのに有効ではない、と思う。ミドルネームでも作る以外に方法はないか。 思えば、北条政子の時代も夫婦別姓だな、、、歴史は繰り返すか、、、。
お礼
あ、何か私が誤解を招く書き方をしたみたいです。 「夫婦別姓」は、 少子化・男女同権化が進む現代の世の中で、 「家制度」を時代に適応した形に進化させる 足がかりになるのではないかとそういう意味です。 夫も妻も、それぞれの家系を背負ったまま お互いに「家長」として結ばれることが可能になればよいなと、 そう思いました。 このままの家制度では遠からず絶滅することは 自分の身で毎日体感してます。 で、きっとそれも仕方のないことなんでしょう。 人は死にます。制度も死にます。 私は、亡くなった祖父と、 それによって共に失われていく彼の生きた時代の名残を、 何かの形で残せないかと思った次第です。 回答ありがとうございました。
- 0913
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>ある程度ご年配の方 …とは言えないかもしれませんが、もうすぐ50代に突入する主婦です。 「姓」の選択と言う物は、「結婚」のおまけでついてくるべき物であると思います。 「姓」の存続を目的にした「婚姻」は、人間の「個」としての幸福の追求権を侵害します。 「婚姻」使用とする二人がどちらの「姓」を使うかは、二人の合意に基づいて決める事が出来るので、「特殊」な「姓」を残したいと二人が考えるなら何ら問題はありません。 現代社会において「家」制度が「滅びかけている」のは、単に「姓」の問題ではなく、社会的要素の問題だと思います。
お礼
>「姓」の存続を目的にした「婚姻」は、人間の「個」としての幸福の追求権を侵害します。 それはそうなんですが… 私自身跡取りなもので、 もし、惚れた女が同じように跡取りの一人娘だとすると、 苦渋の決断を迫られることになるなという想像をしてしまいます。 もちろん、どうしてもとなれば、 私は再び名を変えることも、厭いませんが。 でも、仏壇の前で土下座して謝ることになっちゃいますねぇ… まあ、実際に起こっていないことを心配しても始まりません。 回答ありがとうございました。
同じような名前が沢山あるから なくなっても別にどうも良い、、みたいな考えの方もおられますが、、。 これは、単に「名前」ということでなく、「自分」→「親」→「祖父母」→「曾祖父母」→「高祖父母」。 また 「自分」→「孫」→「曾孫」→「玄孫」→「来孫」→「昆孫」等 永遠に続きます。 我々が 突然 この世に現れたのでなく 一人一人に「ルーツ」がある、、というのを確認するのが「姓」だと思います。 これは 日本の文化であります。 外国は、結婚しても娘時代の姓を名乗ってる、とか、夫と妻の姓を合わせて、、とか、両方名乗る、、とか色々ありますが、 それは「外国」の話しであって「日本」ではありません。 外国がそのようになってるから日本も真似せよ、、というのでは、それをやると其処は「日本」では無くなり、外国もどき ということになります。 姓は、それが「日本」の文化として 根付いているのですから、外国の真似をする必要はないと思います。 女の子しかいない家庭は 養子にすればいいだけのことですから。 >名というのは「家」にとって土地や金銭以上に重要な財産だと 私は思っています。 私は祖父の名に恥じぬ様、祖父はまたその父の名に恥じぬ様、 誇りをかけて生きてきたその歴史が、 姓というものにこめられていると、思うのです。 私は祖父から受け継いだこの名を非常に大事に思っていますし、 なんとか次の世代にも繋げてもらいたいと思います。 貴女のように感じてくださっていれば、ご先祖様も喜ばれるし、ご先祖の守りも得られると思います。 土地や金銭以上に重要な財産だと私も思います。 現在は、「お金」「お金」と金ばかり。 お金による殺人事件や人間関係までギスギスし、人間の互いの思いやり 優しさまでが消え去っています。 世も末なのでしょうかねぇ~。 日本を破壊するために、夫婦別姓が左翼思想の人達によって取り入れられ、「家」制度が無くされてつつあります。 「日本」が「日本」でなくなったら、其処はただの 人間が集まった集団の国「烏合の衆」と成り下がってしまう、、ということになってしまいます。 個人主義が優先され、日本国を人間の体にたとえると、「手」や「足」が勝手にバラバラに動いて、まとまりがなくなっていきつつあります。 今年 日本は皇紀2669年になります。 世界中に、このように長く続いてる国はありません。 大事な国「日本」を大切にしなければ 生きてる意味もなくなると思います。 人は「自分のため」だけに生きてるのではありません。 やはりそこには「国家」と繋がってます。 自分だけの為に生きてる人は 必ず行き詰まると思います。
お礼
>外国の真似をする必要はないと思います。 これは非常に共感できます。 私も何度か海外の方とお話をする機会がありましたが、 やはり、様々な意味で自分をしっかり持っている方が、 人々から尊敬を受けていらっしゃいます。 日本は日本の文化を守る必要があると私も感じます。 >女の子しかいない家庭は 養子にすれば~ やはりこれですと、「嫁」か「婿」かの話になってしまい、 「当主」同士の婚姻は認められませんよね? でも、今の時代、「当主」しか残っていないじゃないですか。 決して左翼のつもりはないんですが、 私自身が自分の血脈を誇りにするからこそ、 配偶者にもそれを大事に思う人を選びたい、 それを捨てさせたくないと思うのです。 先祖が大事だという気持ちに、 大きな差は無いのだということが確認できてよかったです。 回答ありがとうございました。
- 2009ken
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名を残すとか言うのではなく、いわゆる、直系男子の家系を残すってことですね。まあ、それがしたけりゃすればいいし、したくないならしなきゃいいってだけの話でしょう。私は行為自体に強いこだわりはありませんね。 血筋を残す、子孫を残すってのは、生殖をする生物全般の本能ですから、それは仕方ないでしょう。その上で。直系男子の家系てのは、封建社会が生み出した価値です。だとすれば、最重要は子孫をのこすことであり、家を残すのは2の次って話でしょう。 で、単に苗字を残すというなら、よほど珍しいものでもなければ、他にもいっぱいいらっしゃるので、こだわる必要はないと思う。まてゃ、法的に改名が簡素化されれば、名前の価値も低減する。そもそもでいうなら、武家や公家の出身でもない限りは、ほとんどの農工商の民の苗字なんて、明治期に適当につけただけだし、武家だって勝手に君主が与えたりしただけだったりするし。 まあ、余談ですが、今後の人類の人口推移としては、男性が減少していき、または生殖能力が衰えてくるとの学説があります。そのような四がほんとに来れば、そのような価値観はおざなりにされるしかないでしょうね。 で、あなたのような考えが、昨今の不妊治療ブームの一翼担ってることもお忘れなく。確かに、本人が他人を羨んで自分も・・・というケースもありますが、男の子が生まれないからと、周囲が追いこんでってケースもありますからね。これは、気にする本人も悪いのですが、そういう価値観を変えることも世のためではないかと思います。
お礼
どちらかというと、 直系女子の家系も一緒に残したい、というつもりなのですが… 価値観の問題は、私も全てに優先すると主張する気はありません。 隣の「田中」さんと、ウチの「田中」は違うんだ、と、 まあ、極端な話ですけどそういう考えです。 赤ん坊の落書きは、適当に書いたありふれたものかもしれませんけど、 それを残してきたそれぞれの人々の思いがあると思うんですよね… 回答ありがとうございました。 別に妻に男を産めと強制してるとかいうワケではないので安心してください。 ああ、このままだと消えちゃうなあ。寂しいなあ、と。 それだけなんです。
お礼
>人の数だけ苗字があり、人口は確実にかなりの割合で 減っていくことは確かなので そこで夫婦別姓なら二倍保存できる、と思ったんです。 まあ、安易な考えかもしれませんが。 >合理的な理由があれば、いつでも復活できる なってほしいですね。 私は友人間でよく元の姓をミドルネームとして使います。 みんな忘れやがるんで(笑) 回答ありがとうございます。 紹介していただいたサイトもじっくり見させていただきます。 ありがとうございました。