しばしば問題になるケースですよね。この場合、救急(救命処置)とそうでない場合ではことなるのでしょうが、
(1)まずは家族、身内。普段会っていなくても、そして「邪魔」と思われていてもまず親族に連絡をとろうとする。
(2)親族なし、普段共に暮らしたり、後見人のようにずっとみている人がいる。もしくは、治療前後ともにその方の生活に責任をもつといわれてる方に説明する。
身内がいても、遠方でもう何十年あっておらず、家政婦としてずっと住み込みで働いていた家の奥様のご子息が、その患者さんの生活の面倒をみている。そういう方も実際おられ、その場合はその「奥様の御子息」を重視してお話ししました。
さて、ここで質問される位ですから(1),(2)ともにないような方なのでしょうね。
よく問題になるのは、脳梗塞後の認知症であったり、統合失調症で病識もなかったりする上に家族もなし、身内もなし(不明含む)という時。とりあえず、病院事務等を通じて役場などに応援を頼んでみることでしょうか。これで身内が見つかり治療に至ったケースがありました(が、身内は10年以上連絡もなかった者が突然登場し、やっかそうな顔もされていました)。
これらをしても、身内が見つからない時。正直お手上げです。ICとやたら言われるようになり、まずは「治療を受ける・受けないを選択する自由」からスタートですし。後遺症の確率がかなり稀で、少ない副作用で十中八九治るならともかく、治療後のその方の生活の面倒は?など考えると難しいですよね。
不謹慎な発言ですが、同意能力のない&身内or後見人・キーパーソンのいない方が、治療を受けられずに亡くなっても、受けても再発で亡くなっても、治療関連死しても、それを病院や地区を超え全国に訴え解決しようと叫ぶ人もいないのが現状だと思います。従って、法的なこととかではなく、この問題に明確な答えはない気がします。
お礼
回答ありがとうございます。ご意見を参考にして、自分なりに対処しようと思います。