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どうして景気は急激に悪化したのか
景気って急にここまで悪くなるものなのですか? 今回はアメリカの金融危機が原因だそうですが. どうして急激景気が悪くなったかのでしょうか.
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- ryuken_dec
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レバレッジバブルに代表されるように、儲けようとする人間の欲による過剰投資が一因。 ○住宅価格が値上がり中 今買わないと損。買って値上がって売れば大儲け。うまくいけばタダで手に入る。 ○車が売れてる 工場拡大してもっと売って儲けてやる ○輸送船が足りないくらい海運が好調 どんどん船作れー。造船所の拡大だー。 ○仕組み債が儲かる レバレッジかけて仕組み債を買ってしまえー。 多くの人が、その時の儲けの波に乗り遅れまいと殺到しました。そこでその波の成長が止まると ・住宅価格は上がらないのでローンの支払いに苦しむ ・車工場は開店休業状態 ・新船の需要がなくなる ・債券価格が予想に反して下落して大損失 このように過剰投資のツケが回ってきました。 そして、過剰投資のツケでその企業が苦しむと、そこの従業員の給与が下がり、その従業員達がモノを買えないのでモノが売れなくなり・・・と波が崩れだしたのです。
- mn214
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日本の主な産業は、自動車や家電製品や精密機器等、原材料を外国から輸入して工業製品を作って、それを外国に売って(輸出)商売しているんです。 もちろん日本国内でも売っていますが、日本の大企業の製品の主な販売先はアメリカやヨーロッパや中国など外国に売っているんです。 そのアメリカがバブル崩壊して金融危機に陥った影響で、ヨーロッパ各国も大きなダメージを受け、好調だった中国やロシアなど世界中の国に大きなダメージを与えてしまった為に、世界中の人がお金に余裕がなくなってしまい、その結果、自動車や家電製品などもなかなか売れなくなってしまい、外国相手に商売していた日本の会社は軒並み自社商品が販売不振になってしまったということです。 日本の会社が外国への輸出に依存する体制が強すぎたから、外国での経済危機が日本経済に大きく影響してしまったということですね。
外需頼みの日本の構造にあります。小泉・竹中で株価があがったなどというのもありますが、、新自由主義(方向)の限界もいうべきです。当時はそれが一理あったと思いますが。今、必要なのは中間層がすくなくなったこと。スウェーデンのように失業に対する労働政策がないこと。流動性を高めたが、失業に備えたりして、住宅など消費しないことなどです。新経済政策は必要でしょう。
- Diogenesis
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なんでもかんでもアメリカ発の金融危機のせいにする論調に騙されてはいけません。 リーマンショックの1年以上前から日本の景気はすでに後退局面に入っていました。 ■1月の中小企業月次景況調査(平成21年1月末現在) http://www2.chuokai.or.jp/keikyou/kei09-01.htm 原材料価格の高騰が企業経営を徐々に圧迫し始めていたこともありますが, とくに影響が大きかったのは2007年6月の建築基準法改正です。 現場を知らない官僚どもと無能な政治家どもの独善的な法律いじりによって建築確認申請が滞留し, マンションや工場,店舗の建設が軒並み数か月の遅れを余儀なくされました。 これが建設業や不動産業を直撃し,少し遅れて広い範囲の産業に影響が波及していきます。 失政とも言える人為的要因によって内需が下降線を辿っていたところに, アメリカ発の金融危機によって輸出産業が壊滅してとどめを刺されたというのが真相でしょう。
- kaori7774
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経済のグローバル化によって、お金の流れに国境が無くなり、 自由主義経済の雄であるアメリカ発の金融商品である証券が 膨大に世界に流通してしまった。 覚えておいでと思いますが、去年ガソリンが急激に値上がりしましたよね。 あれも一種の金融商品です。 なぜそれほど金融商品が出回ったかと言うと、ブッシュ政権が自身の経済 政策の失敗 ( 主に戦争ですが ) の埋め合わせの為にドルを過剰に発行 有り余った資金は原油、穀物、そして最後の禁じ手である不動産投資に 向けられました。 それも中産階級ではなく、今まで見向きもされていなかった低所得層を ターゲットにしたのです。 マトモなら貸しても返すことなど出来ない層ですが、当時のアメリカは 有り余るドルのせいで、土地が値上がりを続けていました。 家を買っても、値上がりを続ける不動産資産で返済できると低所得層に 不動産購入を勧め、普通より高い金利で貸す( サブプライムローン ) ことで銀行を口説く。 そうです、かって日本で起きたバブルがアメリカで起こったのです。 そしてもう一つのからくりが、低所得層が借りたサブプライムローンの 証券化でした。 サブプライムローンで借りた資金を証券化して、格付け会社のAAAの お墨付きをつけて世界に販売する。 しかもその証券化するに当たり、あっちこっちごちゃ混ぜですから どこから出た資金で作られたかさえ判らない証券が、格付けだけ最高で 世界中に出回ってしまったのです。それも日本で起きたバブルなど 比較にならないほどの金額で、です。 世界中の証券会社、銀行はそれを買い漁りました。 何しろサブプライムですから、金利が高い。証券の配当も当然高い まことに魅力的な商品でした。アメリカで土地の値段が下がるまでは… 元々不動産が無限に値上がりすると勘違いをしてローンを組んだ低所得層です。 不動産の値段が下がれば返済不能になります。 返せなくなれば、それを元手にしていた証券が紙くずになる。 気が付いたときには、世界中の銀行、証券会社が途方も無い負債を 抱え込むことになった。 経済の動脈である銀行がひっくり返ったのです。人間で言えば心筋梗塞です。 こうして世界は、アメリカが発行した綱渡りのようなシステムによって 作られた信じられないほど巨額の不良証券により、同時不況に陥ったのです。
- woodrunner
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あと確かアメリカの特有の資金調達手段が問題だったはず。 日本で資金調達というと銀行とか借りる事になりますが、色々審査とかがありすぐってわけには行きません。 アメリカも銀行からの借りるのは色々審査があってすぐにはできないんですが、ここでアメリカの場合は借用書を債権化してそれを担保に資金調達をするシステムを作ってすぐに資金調達をできる様にして、銀行よりもこっちが主流になったと。 しかし、このシステムは経済が発展している場合は良かったんですが、悪くなっちゃうと銀行からの融資と違って緩衝帯がないもんですから、悪くなった影響をもろに食らう事になり、 さらに流通している債権は収益の安定性を名目に複数の債権をまとめて一つの債権にし、さらにその債権と別の債権を合わせてまた一つ、という繰り返してで債権化していたため、一つの債権でも数百とかいうレベルの債権のピースでできている物だから、調べ様にも膨大な手間が掛かる様になってしまっていて、よりにもよってその債権の中にはサブプライムローン関連の債権が混じっていたために、債権が安全か危険かがまったく分からなくなってしまったために、みんな不安に駆られてが一斉に債権を現金化しようとしたと。 で、その対応のために資金繰りが一気悪化した企業が続出し倒産しまくり、今に至る。 とまあ、そんな感じだったはず。
- r99
- ベストアンサー率28% (283/989)
簡単に書くと・・ ・金を返せそうにない人に金を貸した →その金を貸した会社は資金を別に人に借りた →その会社に貸した人は、その貸した金を証券化してさらに人に貸した →で・・「これってやばくね?」と気付いた時には手遅れになってた。 →次々と貸した金が返ってこなくなって困る人続出 →金が返してもらえないから、金がなくて物が買えない →そんな人がたくさん出てきたので、いままで買ってくれるのが 当たり前だとバンバン物を作っていた人は売れなくなって 困り果てる →その物を売ってた人に材料とか売ってた会社も売れなくなって困る →困るが困るを呼んで、その輪が膨らみ・・・・ 今にいたっている・・というのかな。