問題点
ヴィトンやグッチなど、海外の高級ブランドにすっかり水をあけられている。
また、ユニクロのなどの登場により、「必要最低限」の衣料が安価で購入できる現状が、消費者にとっての「ファッション」の意味を大きく変えることとなった。つまり、消費者がファッションにあまり多くを求めなくなり、ファッションに対する期待感がなくなりつつある。
業界が、70年代~80年代にかけてのDCブランドブームのように、社会現象になるような活気のある話題を提供できなくなった。
生産拠点を海外に移転するメーカーが増え、国内の工場が閉鎖に追い込まれている。
消費者の嗜好の多様化により、これまでのマーケティング手法では本当にヒットするものを提供することが難しくなってきた。そのために、確実に売れる似たようなデザインの服が市場に増え、バリエーションがなくなったことで各メーカー間の競争が減り、業界全体の不景気を更に加速させる要因となっている。
課題
やはり、日本の衣料生産の強みをもう一度、見直したほうがいいと思います。デザインの差ではもう海外ブランドと勝負出来ないと思うので。
あと、ファッション業界全体が「若者」にターゲットを絞っていますが、今後は高齢化社会になることもあるし、若者はお金を持っていないので、ある程度お金に余裕のあるミドルエイジを今のうちに取り込んでおいたほうがいいと思います。
お礼
本当に詳しくありがとうございます。