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酷い花粉症です。特定初診料を回避できませんか?
重度のスギ花粉症患者です。目、鼻の症状の他に、耳の穴の中や喉にも症状が出ます。ピーク時には喘息になるので、耳鼻科でも内科でも不十分で、総合病院の呼吸器科にお世話になっています。 先日診て貰いに行ったところ、「紹介状がない方は特定初診料を頂きます」と言われ、仕方なく払いました。10年以上前からの制度だそうですが、恥ずかしながら初めて知りました。 何の病気か分からない場合に、開業医に診断して貰って、手に負えない場合は総合病院に といった手順は理解できます。 でも、病気ははっきりしていて、既にその総合病院にかかっているのに、診療間隔が3ヶ月以上空いたので初診料が必要、というのは心情的に理解できません。花粉症は年中行事なので、夏~冬には用がありません。それなのに毎年特定初診料を徴収されるなんて不合理です。しかも、時期が来れば治まるとはいえ、完治の見込みの無い病気です。 花粉の時期になると重症だし、開業医だと複数の科をまたがるので(呼吸器科の開業医は田舎では聞いたことが無い)総合病院に頼るしかないのです。 全額自己負担の 特定初診料 3,000円 は結構残酷です。回避する手段は無いのでしょうか? 開業医の初診料と紹介状だけで、それ以上取られそうな気がします。
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No. 3です。 貴方の場合は基本的にその先生にかかっているのですね。 既に払ってしまった特定初診料は取り戻せませんが、 それなら、今後の特定初診料は回避できなくもないと思います。 用事がなくてもとにかく3ヶ月に1回、同じ病院に受診する。 3ヶ月に1回通院を続けていれば、初診料は請求されません。 特定初診料を払ったことだし、花粉症の極期には喘息の確認の ために呼吸機能を調べて貰いましょう。 花粉症の方が一段落しても、3ヶ月後には花粉症の薬を追加で 1週分ぐらい貰いに行きましょう。 6ヶ月後には健康診断のつもりで胸のレントゲンと撮って貰う。 9ヶ月後には風邪で受診しても良いでしょう。 必ずしも特定の先生に続けて診て貰う必要はありません。 受診先は同じ科である必要もなかったと思います。 同じ病院内であれば、内科からの院内紹介があれば、整形外科を 初めて受診しても初診料は取られないはずです。 とにかくその病院をひいきにして使うようにしましょう。 通院し続けていれば特定初診料は払う必要はありません。 もう一つの対策としては既出ですが、とにかくかかりつけの医師に 紹介状を書いて貰うことです。特定初診料を払って貰うための根拠 は「紹介状無し」で病院を受診した事だけなのですから。 特定初診料は要するに風邪ひきなどの軽症患者を開業医に誘導して 薬だけで対処させる(そうすると細かい検査はできないので医療費 が安くできます)ために作られた制度です。 制度ができた当初はブランド病院も外来患者数を増やしたくて余り 特定初診料を積極的に取ってきませんでしたが、これだけ医療費が 抑制され勤務医が減ってくると、病院としては外来受診者数を削減 してでも病棟に医師を重点的に置かざるを得ません。それに医療費 削減で公的病院はどこも赤字経営に転落しています。そこで使う様 になったのが特定初診料と言うわけです。 ですからこれが積極的に使われるようになったのはここ数年でしか ありません。 貴方が「知らなかった」というのも無理はないのです。 まぁ日本の医療抑制政策のあだ花みたいな制度ですが、考えように よってはそのブランド病院に通院するためのチップのようなものと 考えられると良いと思います。
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- renora
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>開業医の初診料と紹介状だけで、それ以上取られそうな気がします。 とのことですが、むしろその方が安く済むかもしれませんよ。 初診料270点+診療情報提供料250点=520点 1点=10円ですので診療費総額は5200円 3割負担とすると1560円 です。 これは受診したその場で紹介状を書いてもらえた場合の計算なので、 なんらかの理由で初診とは別な日に紹介状を受け取る場合、 初診料270点 3割負担で810円 再診料71点+外来管理加算52点+診療情報提供料250点=373点 3割負担で1120円(1円単位は四捨五入) 合計1930円 となります。外来管理加算は取られないかも知れませんが 念のため含めて計算しました。 電子化加算や夜間・早朝加算などが取られても最大で310円プラス されるだけなので特定初診料の3000円よりは安いと思います。 なお、紹介状と診断書は別のものです。 投薬以外にどのような治療を受けておられるのかわかりませんが、それら が近くの診療所でも受けられれば良いのですけどね。私の勤務先は呼吸器科は 標榜してませんが喘息の方への吸入(ネブライザー)などもやっていますので。
お礼
丁寧で具体的なアドバイス恐れ入ります。大変分かりやすいです。 確かに紹介状と診断書を混同しておりました。この通りなら特定初診料よりも安く済みますね。有難うございました。 しかしながら、他の方へのお礼の中にも書きましたとおり、10年以上も診ていただいている総合病院のドクターを変えるつもりはありません。初診料の位置付けが不明確(私にとって)という不満があって、上記のような質問をいたしましたが、総合病院を使う以上不可避だということは良く分かりました。 他の病気で総合病院にかかるときには、町医者経由を心がけます。有難うございました。
- DBag_PhD
- ベストアンサー率58% (70/119)
特定初診料 3,000円ですか・・・・回避の方法はありませんね。 そのブランド病院にいきなり受診すれば、払わざるを得ませんよ。 ブランド病院に患者さんが殺到しないように国が認めている事です。 バッグを買うのにグッチの専門店に行って「高い」と文句を言うのと同じ事です。 嫌なら診療所でブランド薬をもらうか、安いジェネリック薬を貰うしかありません。 それで納得いかなきゃ紹介状を持ってブランド病院に行きましょう。 開業医の先生にかかって、紹介状を書いて貰っても同じ程度の額は必要ですが、 少なくとも紹介料は健康保険で7割カバーされ、負担金額は減ります。 但し、次善の策が無いわけではありません。実際のところ2つあります。 1)喘息持ちならこれは本来慢性疾患です。 これは診療を継続して受けた方がよい病気ですよ。 そのまま3ヶ月に1回ぐらいは通院した方が良い可能性が高いです。 いずれにせよそうして再診療でつないで行けば少なくとも初診料は 払わなくて済みます。 2)貴方の場合、既に特定初診料を払ってしまっているのですから、 その病院で十分に調べて貰って、近くの開業医さん宛に紹介状を書いて貰いましょう。 診断さえきっちりしていれば内科の先生にも点眼薬とか点鼻薬を処方して貰えます。
お礼
具体的なアドバイス、有難うございます。 私の状況の伝え方が下手で誤解された様で失礼しました。そのブランド病院にもう10年以上通い続けています。ドクターとも信頼関係ができています。「特定初診料」に、これまで気付かずに居た間抜け者です。 質問の直接的な内容は「回避したい」としましたが、本質的な内容は、「完治の見込みの無い花粉症が年中行事的に発症するのに、どうして初診なのか」という疑問です。ドクターの手許には10年以上の私のカルテがあります。かかりつけの病院に毎年かかっていて、ドクターも私の事を気に掛けてくれているのに、制度上機械的に「特定初診料」が当てはめられることに違和感を覚えている、と言いたかったのです。 でも、皆さんからお答えを頂いて、不可避なことは良く分かりました。有難うございました。 勿論今シーズンは同じ病院に通います、しばらくは初診料は取られませんからね。 結局のところ、現在お世話になっているドクターが近所で開業される事を祈るしかないのですね。
- ponpokori
- ベストアンサー率38% (321/839)
仰るよう、診断書が3000~5000円ですので 初診料払う方が安いでしょうね。 花粉症の予防治療は受けてらっしゃるんでしょうか。 そこまで重篤で、尚且つ、1年に1回の3000円も惜しいなら 町医者で済むくらいまでの、改善を目指し もっと早い時期(もしくわ1年中)から、対策をしてはいかがでしょうか。 それは制度なので、仕方がない事なのです。 私も1年に1回くらいしかかからないのに・・・ なんて、毎回思いつつ払わざるを得ませんが。
お礼
早々にご回答頂き、有難うございました。 花粉症対策は1月中旬から始めています。最初は花粉飛散時期の確認。例年だと2月上旬が初飛散日ですが、私の場合はもっと早く反応が始まります。年内~1月上旬までは薬を使わずに済む程度ですけど。 初飛散日の頃からIPDを飲み始めます。大抵は昨シーズンの残りがありますので。 ご指摘の通り、ここ数年は症状は比較的軽く済んでいますので、必要な薬さえ処方していただければ町医者で十分です。ただ、例年シーズン後半に喘息の発作が数回起きるので、その対処のために、いわば保険として現在のドクターにかかっています。花粉症に関しては、現在のドクターがこの10年以上私のかかりつけですから。 認められた制度である事は良く分かりました。でも、他の病気のように一定期間の継続的な治療で完治するわけではなく、ほとんど不治の病となった花粉症で、年中行事で毎年同じ時期に同じ現象が起きるのに「初診」という言葉が使われることに違和感を覚えています。
- sodenosita
- ベストアンサー率54% (1291/2359)
「心情的に理解できません」とのことですが、適法かつ公正なことですので、どうしようもないと思います。 強いて言えば、質問者さんが理解するよう努力すべきこと、だと言えます。総合病院の人員不足などの昨今の医療崩壊が叫ばれている状況などについての本を読む、などですね。 総合病院での治療が、毎年一定のものならば、その処方方法などを診療情報提供書としてかかりつけの開業医に書いてもらい、その後の受診を開業医にするという方法もせんたくできるわけですから、それをしないのならば、やはり3000円は仕方がないと思いますよ。
お礼
専門家のご意見と言うことですので、やはり仕方ないのですね。総合病院の人員不足については、ニュースなどで見聞きしています。どこまで信頼できるかは不明ですが「ブラックジャックによろしく」を全巻読んで、怒り、涙した事を思い出します。 私はその病院にもう10年以上通い続けていて、ドクターとも互いに信頼関係ができています。医療には金がかかるので、応分の負担をすることに吝かではありません。私が最も疑問に思っていたのは、ドクターも患者も病気の内容を理解していて、過去10年間のカルテがあるのに「初診」と呼ばれていることが理解に苦しむ、ということです。法律的な話は、ご指摘の通りなのですね。納得するしかありません。 現在のドクターに近所で開業していただくのがベストですね。 早々にご回答いただきまして、有難うございました。
お礼
繰り返しご回答いただきまして、有難うございました。制度的には不可避であること、3カ月以内の間隔で再受診することが回避する唯一の方法であることなど、良くわかりました。 また、大病院が贅沢税的に特定診療報酬を要求して、軽い気持ちで診療に来る患者をゆるやかに排除しつつ、患者が減る分の収入減を補填している仕組みなのだということも、何となくわかりました。 教えて!goo で教わりながら、一方で自分でも調べてゆくと色々な事が良くわかりますね。これからも利用したいと思います。ご回答くださった皆様、大変有難うございました。