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「人が死ぬのは酷い」という台詞
荻原浩さんの「噂」という小説に 『確かにあれは酷い事件みたいだけれど、人が死ぬってことはみんな酷いことでしょ。』 という台詞がでてきます。 これと似た感じの台詞をどこかで読んだことがある気がするのですが、思い出せません。 どなたか心当たりのある方いらっしゃいませんか?
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小野不由美さんの「屍鬼」ではないでしょうか?桐敷沙子というキャラが言ってた内容に近いと思います。 コピーを張っておきますね。 「死は誰にとっても酷いことなのよ。――知らなかったの?」 静信は言葉に窮した。 「若くして死のうと歳を取ってから死のうと関係ないわ。善人だろうと悪人だろうと同じよ。死は等価なの。特別に酷い死も、酷くない死もないわ。だからこそ死は恐ろしいの」 「若いとか年老いているとか、日頃の行いがどうだとか、そういうことはその人が生きている間だけしか意味を持たないのよ。年齢も個人のパーソナリティーも関係がない、来るときは来るんだし、そうやってその人が拠って立つところを全部、無意味なものにしてしまうから、どんな死も酷いことなの。違う?」
お礼
回答ありがとうございます。 そうです!「屍鬼」でした! 「屍鬼」は5年ほど前に読んだのですが、最近読んだ本ばかり探していたので見つかりませんでした。 分かって、すっきりしました。 ありがとうございました。